洗車時に使用するノズルは選ぶものによって洗車の効率や仕上がりに大きな影響があります。
ですが、これから洗車を始める方やどういうものを使用していいか分からない方も多くいると思います。
そのため、この記事では車のプロがノズルの選び方と重要性を分かりやすく解説していきます。
また、記事の最後にはプロがおすすめする洗車ノズル10選をランキング形式で紹介しているので、購入時の参考にしてみてください。
洗車するならノズルにこだわりましょう
ホースの先端に取り付けるノズルは洗車の効率を大きく左右するといっても過言ではありません。
ただのホースでは水圧が弱く、汚れが落としきれなかったり蛇口まで水を止めに行ったりと、効率が良いとは言えません。
ノズルにはストレートやシャワーなど水形が変化できるもの、高圧洗浄や洗剤が出るものなど様々な種類があります。
短時間で効率よく洗車を行うためにも、自身の車や用途に合わせたノズル選びが大切です。
プロに聞くノズル選びの重要性
ノズルはたくさんの商品が販売されていますが、ノズルをご存知ない方もいるかもしれません。
ここでは、一般的な「散水ノズル」と「ロングノズル」について解説します。
散水ノズルとは
もっとも一般的な散水ノズルは、水量を調節したり、ストレートやシャワーなど水形を変えたりできる商品のことです。
洗車時に水形を切り替えることで、頑固な汚れにはジェット、サビ取りに使うサンドペーパー掛けの時はゆっくり水をかけられるジョウロ、と用途に応じて使用できます。
取り付けは規格さえ合っていれば誰でも簡単に装着できます。また、価格もそれほど高くありません。
散水ノズルの材質は、プラスチック製と金属製がメインです。
プラスチック製は軽量で扱いやすく、誤って車にぶつかってもキズがつきにくいというメリットがありますが、一方で日光や外気に弱く劣化しやすい特徴を合わせ持っています。
金属製はおしゃれなデザインが多く、耐久性・耐候性が高い反面、車にぶつけてしまったとき傷が付く恐れがあります。
ロングノズルは便利
ロングノズルは、SUVやミニバンなど車高の高い車のルーフ部分の洗浄に大変重宝します。
「ルーフ部分は見えないから気にしない…」と思う方もいるかもしれませんが、鳥のフンといった汚れを放置してしまうとサビの原因になってしまいます。
ロングノズルを使えば、背の低い方でも簡単に洗浄でき、踏み台を併用することで、ルーフ部分をさらにきれいな状態に保てます。
また、ロングノズルは普段洗浄しづらい車の下回りにも使えますので、用途の幅が広がるでしょう。
ノズルのタイプ
一言でノズルといっても様々なタイプがあります。
ここでは洗車に役立つ代表的なノズルタイプの
- 水圧調整可能タイプ
- 高圧洗浄タイプ
- 洗剤噴出タイプ
これら3つの各特徴を紹介していきます。
水圧調整可能タイプ
水圧調整可能タイプは、ノズルに付いているツマミやレバーで、水圧や水量を調節できます。
水圧調整できると手元で通水・止水を切り替えられ、蛇口まで水を止めに行く手間もなく、時短と節水効果が期待できます。
一般的に水圧調整が可能なタイプは、水形も切り替え可能な商品が多いです。
高圧洗浄タイプ
高圧洗浄タイプは、ホースにつなぐだけで高圧水流を生み出し、パワフルに洗車ができるノズルです。
洗浄力は高圧洗浄機ほどではありませんが、電源を必要としないので、電気代がかからないのが魅力です。
水形はストレートと拡散の2種類が基本で、本体はスリムな形状のものが多く、ホイールの狭いスキマなどの洗浄に効果を発揮します。
価格も2,000円前後と、高圧洗浄機の10分の1ほどの価格で購入が可能です。
洗剤が出るタイプ
洗剤が出るタイプのノズルはフォームガンと呼ばれ、水道水とカーシャンプーを混合させて洗車機のような泡が出せるアイテムです。
モコモコの泡と水圧で、ボディの汚れを簡単に落とすことができ、洗車時間の短縮につながります。
高圧タイプのフォームガンなら、ブレーキダストがこびりついたホイールや下回りの洗浄でも効果的に汚れを落とすことができます。
また、フォームガンを選ぶ際は洗剤の使用量を調整できるものにしましょう。
洗剤の使用量を調整できると、ノズルを組み替えることなく、水のみで仕上げのすすぎが可能になります。
材質【プラスチック製か金属製か】
ノズルの材質も非常に重要となってきます。
散水ノズルには、プラスチック製や金属製の商品があります。
プラスチック製の散財ノズルのものが多いですが、日光や雨風にさらされると、劣化しやすくなります。
逆に、金属製の散財ノズルは劣化が少なく長年使用できますが、プラスチック製の散水ノズルと比べると重さがあるため、少々扱いにくくなってしまいます。
そのため、散財ノズルも自分に合ったモノを選ぶことで満足できるのではないでしょうか。
どのタイプがおすすめ?
おすすめのノズルタイプは、水圧調整可能タイプのノズルです。
水圧調整可能タイプは様々な水圧・水量に調整できるため、初心者の方でも安心して扱うことが出来ます。
また、手元で通水・止水を切り替えられる商品も多いので手軽に洗車を行えます。
さらに水圧調整可能タイプのノズルは、高圧洗浄タイプ・洗剤が出るタイプに比べて安価でどこでも購入可能です。
手に取りやすく扱いも簡単なので「どのタイプのノズルにしよう?」と迷った場合は水圧調整可能タイプのノズルを選びましょう。
プロ厳選の10商品はこちら
ここまでノズルの選び方やタイプについて解説していきましたが「結局どんなノズルを選べば良いの?」と悩んでしまう方も多いですよね。
そのためここでは厳選したおすすめノズル10商品をランキング形式で紹介いたします。
10位 Blueekin「2021最新版 メタル 散水ノズル 洗車ウォッシュガン アルミ合金製」
2021年にアップグレードされ、頑丈で耐久性に優れた高品質なアルミ合金製の散水ノズルです。
吐出口に圧力を集中させる設計で、通常の散水ノズルより1.5倍の水圧と吐水量を実現しています。
厚手のゴムハンドルは触り心地よく、年中快適に使用できます。
【商品URL】
Blueekin「2021最新版 メタル 散水ノズル 洗車ウォッシュガン アルミ合金製」
9位 タカギ「散水ノズル メタルガンLII 太ホース 金属ノズル G134FJ」
「メタルガンLII」は金属製で2年間保証もついた、耐久性の高い商品です。
レバーの握る強さでストレート、キリ、ストップと簡単に使い分け可能ですが、適合ホースが太めなので、購入の際はホース径に注意しましょう。
【商品URL】
タカギ「散水ノズル メタルガンLII 太ホース 金属ノズル G134FJ」
8位 タカギ「散水ノズル ジェットウォッシャー 普通ホース 洗車 清掃 ジェットノズル G1137BK」
「ジェットウォッシャー」は勢いよく水を噴射する、高圧ジェットが特徴のロングノズルです。
ノズルの全長は783mmもあり、車のルーフ部分や下回りの洗浄で重宝します。
先端のカバーを回すとジェット、ワイド、レインと勢い重視から範囲重視の水形に切り替わり、様々なシチュエーションに対応できます。
【商品URL】
タカギ「散水ノズル ジェットウォッシャー 普通ホース 洗車 清掃 ジェットノズル G1137BK」
7位 ソフト99「Gジェッター 新体感洗車用トリガー ブルーイエロー 04199」
洗車グッズやカーシャンプーを取り扱う大手メーカー、ソフト99から販売された車・バイク専用ノズルです。
ショートボディ設計とマイクロミスト噴射の無段階水形により、どんな箇所にも狙って洗浄できます。
ノズルを握った親指のみで強ストレートからマイクロミストまで、スムーズに可変可能です。
【商品URL】
ソフト99「Gジェッター 新体感洗車用トリガー ブルーイエロー 04199」
6位 グリーンライフ「散水ノズル スーパージェットロングノズルII シルバー ホース内径12~15mm 角度調節180℃ SJN-80N」
「スーパージェットロングノズルII」はノズル長が800mmもあるうえ、先端の角度調整が可能で、車のルーフ部分などの洗浄が効率良くおこなえます。
従来品に比べ1.5倍の水圧で、洗浄力がアップし、ノズル先端を回すことでワイドとジェットの2パターンの水形に切り替えられます。
【商品URL】
グリーンライフ「散水ノズル スーパージェットロングノズルII シルバー ホース内径12~15mm 角度調節180℃ SJN-80N」
5位 GARDENA(ガルデナ)「散水ノズル シャワーヘッド 18319-20」
「ガルデナ シャワーヘッド」は指1本で水量の無段階調整が可能な、ドイツ製の散水ノズルです。
独自の制御システムにより散水の幅を自在に変更できます。
保証も最長5年と長く、2016年に賞を受賞した本体デザインの高さにも注目です。
【商品URL】
GARDENA(ガルデナ)「散水ノズル シャワーヘッド 18319-20」
4位 アストロプロダクツ「AP フォームガン」
「AP フォームガン」は、高発泡の泡を大量に吹き付けることができる、洗車用のフォームガンです。
洗剤の希釈率をダイヤルで6段階に調節可能で、洗車機のような泡が作れたり、水のみで仕上げのすすぎをおこなえたり、本格的な洗車が可能です。
【商品URL】
アストロプロダクツ「AP フォームガン」
3位 Crusar(クェルサ)「洗車フォームガン ウォッシュガン 高発泡でピッカピカ!! 強力泡洗浄器」
「クェルサ 洗車フォームガン」は高い水圧で、迅速に黄砂や泥などを洗い流せるフォームガンです。
洗車に適した水圧なのでボディの塗装面を傷つけにくく、時短と節水効果が期待できます。
電源も必要とせず、適切な使い方をすることで最大40%もの節水につながります。
【商品URL】
Crusar(クェルサ)「洗車フォームガン ウォッシュガン 高発泡でピッカピカ!! 強力泡洗浄器」
2位 タカギ「2年間保証 パチットプログリップスクラブシャワー 普通ホース 節水レバー付き 清掃 GNZ104N11」
「パチットプログリップスクラブシャワー」は、手元で簡単に水量や通水・止水の切り替えがおこなえる散水ノズルです。
握りやすく滑りにくいソフトグリップ仕様で、形状がスリムなため女性でも腕が疲れにくいのが特徴です。
水形は扇状・ジョロ・シャワー・スポットジョロ・スポットシャワーの5種類から選べるので、洗車の用途に合わせて使い分けができます。
【商品URL】
タカギ「2年間保証 パチットプログリップスクラブシャワー 普通ホース 節水レバー付き 清掃 GNZ104N11」
1位 タカギ「散水ノズル タフギアメタルノズル 普通ホース 金属ノズル 頑丈 QG555」
「タフギアメタルノズル」は耐久性に優れた金属製ノズルで、2年間の保証も付いています。
滑りにくく手に馴染みやすいラバーグリップと、ワンタッチで通水・止水を切り替えられる「ラクロック機能」を搭載し使い勝手も良好です。
ノズルの先端を回すとキリ、ストレート、ジョロ、シャワーが使えますので、様々なシーンで重宝します!
【商品URL】
タカギ「散水ノズル タフギアメタルノズル 普通ホース 金属ノズル 頑丈 QG555」
まとめ
今回は洗車の効率と仕上がりを大きく左右する、ノズルについて解説しました。
ノズルにこだわることで、自分の愛車をよりキレイに仕上げることが出来ます。
さらにノズルにはロングタイプや水圧調整タイプ、フォームガンなど様々な種類があるため、ご自身の車と用途に合わせて選ぶことが大切です。
「どれを購入すればよいか分からない」という悩みがある方は、厳選したおすすめノズル10選を参考にぜひお気に入りの商品を見つけてみてください!