商品はネット通販が一番安い。その一方でDIYでの取り付けには多くのリスクを伴うドライブレコーダー。ドラレコを正しく安全、確実に取り付けるには、プロに依頼する必要があります。この記事では、業者に取り付けを依頼する場合に、どんな選択肢があり、各々どの様な特徴や費用の違いがあるのか、持ち込みは可能なのかについて解説します。
目次
ドライブレコーダーの選び方
ドライブレコーダーを選ぶ際、どのような点に気をつければよいのでしょうか。以下に注目すべきポイントをまとめました。
ドライブレコーダーの選び方には必須条件と、あったらいいなというプラスアルファのスペックがあるので、今回はその2つを抑えた上で予算に合うものを選んで購入していただけますと幸いです。
【必須】事故を見逃さないために画素数は200万画素・画質はフルHD以上
ドライブレコーダーでまずチェックすべきなのは画質です。画質は画素数・解像度によって判断することができます。
映像の画質は、相手の車のナンバープレートが読み取れるかといったことにもかかわり、事故の証拠映像として重要な要素になります。
画質は必須条件としてこだわり、画素数は200万画素以上、画質はフルHD以上のものを選びましょう。
【必須】前後以外の事故も捉えるためフロントカメラの水平画角は108°以上
ドライブレコーダーを購入する際には視野の広さにも注目しましょう。
視野の広さが十分でないと、事故が起こった際に「証拠となる映像が撮影できていなかった・・!」という事態にもなりかねません。
側面や後方まで映るものかというところまでチェックすることを忘れずに。
ドライブレコーダーを選ぶ際の基準として、水平画角が108°以上のものであれば、側面の大部分まで記録に残すことができるので安心です!
また、前後2カメラタイプや360°カメラタイプなどの種類もあるので、ニーズに合ったものを探してみてください。
「HDR・WDR機能」が搭載されている製品
HDR・WHR機能とは、画質補正の機能です。
この機能があると、画像が白くなる「白飛び」を抑え、明るさを自動調整してくれるので、夜でも太陽が照っている日中でも、鮮明に見える画像を記録できます。
「駐車監視機能」が搭載されている製品
車が起こす事故の1/3は駐車場内の事故と言われています。
駐車場に停めた愛車が買い物から帰ってきたら傷がついている。こんなことを防ぐことができるのもドラレコの役目です。
「駐車監視」機能があれば、エンジンを切っている間の映像まで記録することができます。車上荒らしなどの対策におすすめです。
駐車監視機能付きのドラレコの中にも2種類あり、常時稼働してくれるものと、ものが動いたときに感知して作動するものがあります。
常時稼働するものであれば撮り逃しは防ぐことができますが、その代わりメモリーを多く使ってしまいますし、車のバッテリーへのダメージも大きいです。
逆に、センサー式のものだとセンサーが反応しない場合がありますので、センサーのクオリティなどにこだわって購入をする必要があります。
自分で取り付けはリスクが多い
DIYでドラレコを取り付ける場合、車のバッテリーやナビ、ラジオなど他の電子機器に悪影響を与える可能性があります。電源裏どりの際に、パネルを折ってしまったり、ヒューズの場所を間違えてショートさせてしまったり。
この様なリスクを避けるためには、車の構造に正しい知識を有するプロに取り付けを依頼することが間違いありません。
ご自身でドラレコを取り付ける場合については、以下記事をご参照ください。
- ドライブレコーダーの正しい取り付け方
-
【必見】ドライブレコーダー選び・取付時の良くある不具合・注意点・盲点10選
Seibiiではこれまでに3,000台以上のドライブレコーダーの取付を行ってきました。ありとあらゆる種類のドライブレコーダーを取り付けてきた経験から「取付に関わる盲点・注意点」「頻繁に起こる不具合」「ドライブレコーダー選びの失敗」10選をまとめました。安くはないドライブレコーダー。不具合や愛車に適合しない商品は、避けたいですよね。この記事を一読頂き、ドライブレコーダー選びの失敗を未然に防げればと思っています。
https://seibii.co.jp/blog/contents/drive_recorder_frequent_trouble/
ドライブレコーダー取り付けは自力でDIYは可能なのか?
ドライブレコーダーは自分でも取り付けることができます。
自分で取り付けるメリットは、取り付けに工賃が発生しないことです。
そのため、ドライブレコーダー本体を購入する費用だけで済みます。
また、取り付け作業の予約や店舗に訪れる人間もかかりません。
デメリットは、手間や時間がかかることが挙げられます。慣れてない人がドライブレコーダーを取り付けると、うまく録画されなかったり、配線が邪魔になって運転しにくくなるなどトラブルが発生します。
また、保安基準で定められた位置に取り付ける必要があるので、自信がない人はプロの整備士に取り付けを依頼しましょう。
ドライブレコーダーを自力で取り付ける際の注意点・失敗事例
ドライブレコーダーを自力で取り付ける場合、以下の失敗例が挙げられます。
操作しにくい位置に取り付けてしまった
信号機がドライブレコーダーに遮られて見えない
内張を壊してしまった
ドライブレコーダーを自分で取り付けることによって、車内の部品やパネルを壊してしまう恐れがあります。
自分で壊してしまったので保険対象外で、修理費用もさらにかかります。
また、操作しにくい位置に取り付けてしまったり、運転に支障きたす場所に取り付けてしまったりすると、自分で取り外してまた取り付けないといけません。
そのため、様々な手間やトラブルに見舞われる可能性があるため、不安な方はプロの整備士にお願いしましょう。
ドラレコ取り付け業者の選択肢
プロに頼むと言っても、どの様な選択肢があるでしょうか。
- 工場や店舗に出向く
- 出張取り付けサービス
の2つに大分されます。
工場やお店に出向くケース
従来型の「お客様自らお店に足を運ぶ」ケースです。この場合、「正規ディーラー」「近所の整備工場(モータス)やガレージ」「オートバックス、イエローハット、ジェームスなどのカー用品店」「ガソリンスタンド」が挙げられます。
出張サービス
出張でドライブレコーダーの取り付けを行ってくれる業者です。複数存在しますが、代表的なサービスは、Seibii(セイビー )でしょう。
ドラレコ本体は持ち込み可能?
カーオーナーを悩ませる問題が「商品の持ち込み」です。
高品質なドラレコを「安く」「沢山の選択肢」の中から「評価(口コミ)が良い」商品を購入しようと思うと、Amazon、楽天、ユピテルダイレクトなどのメーカー直営ECサイトで購入することがベストです。
その場合に困るのが「商品持ち込み」でドライブレコーダーの取り付けに応じてくれないケースがあることです。
ディーラーやカー用品店の場合、店舗で販売する商品を優先しますし、作業スペースに限りがあることから、商品を持ち込まれたお客様の対応を断ったり、高い値段(工賃)を請求します。止むを得ないとも言えますが。
この場合に頼りになるのが、自社でドラレコ本体を販売するインセンティブが無い「街の整備工場」や「出張取り付けサービス」でしょう。
外国車は対応可能?
私たち日本人にとって、ベンツやBMW、Audiなどの輸入車は、大変馴染みが深い車です。最近ですと、テスラ(Tesla)にドラレコ取り付けを希望されるオーナー様も増えております。
実はこれら外国車、トヨタやホンダなどの国産車と、車の構造、具体的にはドラレコ取り付けに影響する「内部電源の場所」や「内張/パネルの取り外し易さ」が異なります。
すなわち、事実として、取り付けの手間・工数が国産車よりも外国車の方がかかってしまうのです。また、取り付け側の気持ちとして、高価な外車に、万が一の不具合を起こしてしまった際のリスクを取りたくない、というものもあります。
従い、「外国車は取り付けお断り」としている業者や、取り付け対応はしてくれるが「国産車よりも高い工賃設定」とする業者が殆どです。
外国車/輸入車の場合、ドラレコを正しく取り付ける為に必要な情報が限られている(正しい情報を入手し難い)という事情もあります。整備工場であれば、FAINES(ファイネス)と呼ばれる、業界団体が管理するインターネットの整備マニュアルを活用しています。外国車/輸入車の場合、このFAINESに情報が掲載されていないのです。
ドラレコ取り付けの料金(工賃)比較
消費者にとって最も重要と言えるのが取り付け工賃です。ですが、この取り付け工賃、残念なことに、一部の業者を除いて、大変分かり難い表示や構成になっています。
各々のケースを見ていきましょう。
取り付け工賃は車種によって高くなることも
ドライブレコーダーの取り付け工賃は車種によって高くなることがあります。
例えば、外国車は構造や作りが複雑となっているので、国内車と比べてもドライブレコーダーの取り付け工賃が高くなります。
また、ドライブレコーダーを取り付ける場所によって工賃が追加される場合もあります。
車体の横や後側に取り付ける場合にも、作業費用が追加でかかることがあるので注意しましょう。
ドライブレコーダー取り付けを安くするコツ
ドライブレコーダーを安く取り付けるコツは2つあります。
1つ目はドライブレコーダーを安く買うことです。
ネット通販等ではドライブレコーダーが安く販売されているので、そちらを活用しましょう。
自分に必要な機能や容量を確認しておくことで、失敗する事はありません。
2つ目は、安くて信頼できる業者を見つけることです。
例えば、出張取り付けサービスを行っている業者は自宅から出なくてもドライブレコーダーを取り付けられます。
そのため、作業を行ってもらってる間、家事をしたり子供と遊んだりしながら待つことができます。
選択肢1. ディーラーで取り付け : 30,000円から
ディーラーの場合、店舗で販売している製品を購入すると、工賃無しとなるケースが多いようです。但し、そもそも商品代がかなり割高であることが殆どですので、注意が必要です。また、ディーラーの整備工場は常に忙しく、ドライブレコーダーの取り付けを外部業者に委託してるケースも多々あります。そのマージン分だけ、料金設定が高くなってしまうのです。
商品持ち込み可否:ほとんど不可
そもそも持ち込みでの商品取り付けを断っているディーラーも多いですが、持ち込みを受け付けてくれたとしても、取り付け工賃は30,000円以上となるのが一般的です。
選択肢2. カー用品店で取り付け : 25,000円から
オートバックス、イエローハット、ジェームスなどのカー用品店は、自社店舗でカー用品を販売する業態です。ですので、店舗で購入したドラレコに限って言えば、取り付け工賃込みの料金設定だったり、工賃だけは格安だったりします。但し、商品代に工賃が上乗せされていたりするので、よくよく合計金額を計算してみると、ネットで購入する場合に比べて、結局高く付いていた、なんてことも多いのがカー用品店です。
商品持ち込み可否:可能だが割高・予約可能日が先
持ち込みのドラレコ取り付けにも対応してくれる店舗が殆どです。
一方で、カー用品店のピット(作業場所)や取り付けをしてくれる整備士の数には限りがあります。また、カー用品店では、オイル交換やブレーキ踏み間違いキット、カーナビなど様々な商品の取り付けや交換も行っています。
従い、自然な話ではあるのですが、店舗で商品を購入してくれた他のお客様の対応が優先され、持ち込みのお客様は後回しにされがちです。実際、持ち込みの場合は1ヶ月待ちと言ったこともざらに起こります。
また、持ち込みの場合の取り付け工賃は高めに設定されています。たちが調査した限り、25,000円からの料金設定となっている店舗が多いです。
選択肢3. 整備工場で取り付け
日本に5万以上あると言われる街の整備工場。多くの整備工場が、リース車両や車検に忙しく、人員にも限りがあることから、ドライブレコーダーの取り付け作業は積極的に受け付けない整備工場も多いです。また、トラブル防止の観点から、一見客には対応を渋る整備工場もあります。
もちろん、親切、高品質、割安に作業対応してくれる整備工場も沢山ありますが、個別に調べようと思うと大変です。
街の整備工場の見つけ方
街の整備工場でドライブレコーダー取り付けを行ってくれる先を見つけるには、以下の様なインターネットサービスを利用すると良いでしょう。
選択肢4. ガソリンスタンドで取り付け
一部のガソリンスタンドには、車に大変詳しいスタッフや整備士が常駐しており、ドライブレコーダーの取り付けに対応してくれる様です。あまりインターネットに情報が出ていない為、自分で探す必要があります。
注意点として、ドライブレコーダー(前後カメラ、国産車)の場合、2時間程度作業時間がかかります。近所でもない限り、この間をガソリンスタンドの待合室で待っているのは、正直苦痛でしょう。
選択肢5. 持ち込みokな出張取り付けサービスで取り付け
最も便利で、価格も安価で明朗、対応車種も限定されないのが出張サービスのSeibiiでしょう。国家資格を有する整備士が、お客様の希望の日時と場所で作業を行ってくれます。立会いが不要ですので、作業中は、家事や趣味など別のことに充てられます。
持ち込み(ご自身で商品を購入)がWelcomeで、ディーラーやカー用品店と異なり、持ち込みでも費用は変わりません。
それでいて費用は以下の通り、リーズナブルで固定価格(出張費・工賃・消費税すべて込み)です。シガーソケットは使用せず、配線を隠して綺麗に取り付けくれます。
- 国産車(前カメラ):13,200円、作業時間:1時間
- 国産車(前後カメラ):22,000円、作業時間:2時間
- 国産車(ミラー型):25,000円、作業時間:2時間30分
- 外国車/輸入車(前カメラ):20,000円、作業時間:1時間
- 外国車/輸入車(前後カメラ):32,000円、作業時間:2時間
- 外国車/輸入車(ミラー型):35,000円、作業時間:2時間30分
(2022/09/01時点)
インターネットで商品を購入し、自宅でプロに取り付け依頼。
是非検討してみては如何でしょうか。
ドラレコ取付なら出張整備のSeibi
Seibii(セイビー )では、国家資格を有する整備士・メカニックがお客様のご自宅や職場の駐車場にお伺いし、その場でお車の整備、修理、パーツ取り付けを行います。
お車へのドライブレコーダー、ETC、カーナビといった取り付けから、車の故障診断、バッテリー上がり、バッテリー交換、窓ガラスの油膜取りと撥水加工コーティング、タイヤの付け替えと幅広く実施しています。
カー用品店やディーラーと往復する時間を省いて、お客様の趣味や家事などにご活用いただけます。
また、出張なのに、安価で、プロのメカニックが作業することから高品質のサービスを提供しております。