自分の愛車は自分で洗車したいと思う方は多いと思います。
ですが自宅で洗車するとなると洗車グッズの用意や、洗車方法などがわからなくて戸惑ってしまうこともありますよね。
そこで今回の記事では洗車時のコツや洗車方法・洗車グッズの選び方について詳しく解説していくので、自宅で洗車したい方は参考にしてみてください。
目次
自宅で洗車するメリットとデメリット
自宅で洗車するのは自分で色々とグッズを選べたり自由に洗車出来るので、大きなメリットがあります。
ですが、手間がかかったり正しい洗車方法で洗車を行わないと車を傷つけてしまう恐れがあります。
ここでは自宅で洗車するときのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
自宅で洗車するメリット
自宅で洗車する大きなメリットは費用がかからないことです。
洗車をプロに依頼したり洗車機に行って洗車をするとなると費用がかかってしまいます。
ですが自宅で自分で洗車をすれば、洗車グッズ等の初期費用だけでいつでも洗車出来るため、洗車時に大きな費用がかかることはありません。
また、洗車に慣れてくるとカーシャンプーやワックスを自分の好みに応じて選択出来るので、自分の思い通りに車を仕上げることも可能です。
プロに頼むと洗車方法や使うグッズは自分で選べないので、自分の思い通りに洗車グッズを選ぶことが出来る自宅での手洗い洗車は一つのメリットだと思います。
自宅で洗車するデメリット
自宅での洗車のデメリットは傷がついてしまう恐れがあることです。
自分で洗車をする時に間違った方法で行ってしまうと、砂埃などの影響で自分の車をキレイにしているはずが、車に傷をつけてしまうことがあります。
また自分で洗車をするのはプロに依頼するのとは違って手間がかかります。
洗車グッズの用意や自分で洗車の工程を行うのは手間になるので、その点は自分で洗車を行うときのデメリットと言えるでしょう。
必要な洗車道具と選び方のポイント
洗車をしたことのない初心者の方は、洗車をする時にどんな道具を使えば良いか分からないと思います。
そのため洗車初心者の方でも必要な道具選びが出来るように、洗車道具の選び方や選ぶときのポイントについて解説していきます。
また自分で選べなくても困らないようにそれぞれのおすすめ洗車グッズも合わせて紹介するので参考にしてみてください。
シャワー付きホース
洗車で使用するシャワー付きホースには据え置きタイプとコンパクトタイプがあります。
コンパクトタイプは持ち運びに優れていますが、ホースの長さが短かったり高い場合があるので、始めて洗車をする方は据え置きタイプのホースを選ぶのが良いです。
また先端のノズルにも色々種類がありますが、シャワーやストレートなど水圧が調整出来るノズルがついているホースが扱いやすく、車の色んな部分で使用出来るためおすすめです。
ホームセンター等で売っているホースですが、どれを選ぶか迷ってしまう方は「タカギ オーロラBOXY ツイスター 20m カバー付き ホースリール RC220TNB」を購入するのが良いでしょう。
ねじれに強く、ホース自体に遮光性があるためホース内部に苔が発生しません。
またコンパクトに収まる据え置きタイプなので場所も取らず、使い勝手が良い商品です。
【商品URL】
「タカギ オーロラBOXY ツイスター 20m カバー付き ホースリール RC220TNB」
カーシャンプー
洗車をする時に必要不可欠なものとしてカーシャンプーがあります。
カーシャンプーはボディの色によって種類が分かれていますが、基本的には全色対応のカーシャンプーを使用していれば問題ありません。
コーティングの有無によってもカーシャンプーが分かれていることがありますが、自分の車の状況にあったものを選ぶのがポイントです。
カーシャンプー選びに迷った人は「Surluster(シュアラスター) カーシャンプー1000」を購入しておけば間違いありません。
シュアラスターは有名洗車メーカーのため安心できますし、この商品は全色対応でコーティングの有無も気にすること無く使用できるためおすすめの一品です。
【商品URL】
「Surluster(シュアラスター) カーシャンプー1000」
スポンジ
洗車スポンジには素材や特徴などによって様々な種類があります。
洗車する部位によって洗車スポンジを使い分けるのが洗車の基本なので、下回り用とボディ用で最低2つ用意するようにしましょう。
洗車スポンジは使用していくうちに劣化していくものなので、コスパが良いものを選ぶようにするのと、スポンジに付着した汚れがわかりやすいようにカラー付きのスポンジを選ぶと良いです。
スポンジには色々な種類があるため特に迷ってしまう方が多いですが、どれを買ったらいいか分からない人は「WAKO CS01 カーシャンプー用スポンジ」を選びましょう。
このスポンジはコスパも良くカラー付きなので、汚れがわかりやすくておすすめです。
大きいサイズ等もあるため自分の用途に合わせて購入するようにしてください。
【商品URL】
「紹介したスポンジ」
タオルとクロス
洗車をするときに普通のタオルを選ぶのはNGです。
普通のタオルは毛が抜けやすくボディに傷が入ることもあるため、洗車時に使用するのは洗車専用のマイクロファイバーやセームといった商品を選ぶようにしましょう。
洗車専用の商品は毛が抜けづらく吸水性が高いため、車のボディを傷つけず効率的に洗車することが出来ます。
また洗車クロスもスポンジ同様にボディ用と下回り用に分けて使用するようにしてください。
どれを購入したら良いか分からない人は「シュアラスター(SurLuster) マイクロファイバークロス 拭き取り・仕上げ用万能クロス」がおすすめです。
どこでも使用できて質が良い商品のため、クロスとしての耐久力が他の商品と違います。
どんな場面でも重宝する商品なので、クロス選びに迷っている方は参考にしてみてください。
【商品URL】
「シュアラスター(SurLuster) マイクロファイバークロス 拭き取り・仕上げ用万能クロス」
ブラシ
洗車ブラシは主に車の足回りを洗うのに使用します。
ホイールやタイヤなど汚れが多く傷が入りにくいパーツにとても効果的です。
洗車ブラシはホイールの形状や使い勝手で選ぶのが一番ですが、すぐ汚れたり毛足がダメになってしまうものなので、スポンジ同様にコスパで選ぶと失敗しません。
細かい部分を洗うブラシはこだわりたい洗車上級者の方向けなので、洗車初心者の方がタイヤ・ホイール周りを洗う時にブラシを使いたい場合は「YATSUYA PPカーウォッシュ 44520」のような商品を選ぶようにしましょう。
この商品であればコスパも良く、ボディ以外のタイヤ・ホイールなどの使用にぴったりなので安心して使うことが出来ると思います。
【商品URL】
「YATSUYA PPカーウォッシュ 44520」
バケツ
洗車バケツはカーシャンプーの泡を作るときや、スポンジを洗う時に使用します。
バケツとして機能すれば何でも良いイメージがありますが、洗車用具を入れられる蓋付きのバケツや椅子・踏み台等になるバケツ、コンパクトに折り畳めるバケツなど使い勝手が良いバケツがたくさんあるので、自分の用途に応じて選ぶのが大切です。
特に蓋付きのバケツは洗車用具をまとめて収納出来るためおすすめです。
色々な機能がついているバケツを選びたい人は「イノマタ化学 かしこいバケツ17L ブラック」が一押しです。
バケツに蓋がついているので収納にもなりますし、中にバケットが入っているので洗車道具の持ち運びも便利。また踏み台にも椅子にもなるバケツなのでどんな用途にでも合わせられる商品のため、バケツ選びに迷っている人は購入してみても良いと思います。
【商品URL】
「イノマタ化学 かしこいバケツ17L ブラック」
コーティング剤
コーティング剤やワックスは洗車した後に使うことで、車の仕上がりが段違いに変わります。使用しない場合と比べて仕上がりが全然違うので、洗車初心者の方でも使用するのが良いでしょう。
ただコーティング施工車は使えない(使う必要が無い)ため、自分の車に応じて使うか使わないかを決める必要があります。
そのためワックスやコーティング剤を選ぶ際には、自分の車のコーティングの有無を把握した上で施工する難易度や撥水効果の強さや期間、仕上がりに着目して選ぶようにすると良いです。
コーティングをしていない車に乗っている方で、どんなコーティングを使えば良いか分からない方は「プロスタッフ CCウォーターゴールド」を選ぶのがおすすめです。
スプレータイプで施工が簡単で撥水力や効果の持続も長く、仕上げ用のクロスも一緒に入っているので初心者の方でも安心して使用することが出来ます。
【商品URL】
「プロスタッフ CCウォーターゴールド」
脚立
脚立は背が高い車に乗っている方やルーフを洗う時に手が届かない方の使用が多いです。
ただ脚立を使った洗車では車に脚立が当たるリスクや脚立から落ちてしまうこともあるため、脚立を使用する際には注意するようにしましょう。
選ぶ際は一般的な脚立ではなく、洗車にも使える足場部分が横長で物が置けたり、足場の上を移動出来るタイプのものがおすすめです。
また脚立は場所を取るので、なるべくコンパクトに折り畳めるタイプのものが片付け時にもラクなので、脚立選びの時は参考にしてみてください。
そんな脚立の選び方が分からない人や実際に洗車で使える脚立を購入したい人は「Power-on アルミ足場台 洗車台 軽量 アルミ脚立」を選ぶと良いです。
この脚立は商品タイトルにもある通り、足場が広いため洗車台としてよく使われています。
またコンパクトに折り畳めるため、おすすめの脚立となっています。
【商品URL】
「Power-on アルミ足場台 洗車台 軽量 アルミ脚立」
洗車の基本的なやり方とコツ
洗車は基本的に「上から下」を意識して作業するのがコツです。
すべての工程をこの「上から下」を意識して洗車をするだけで、効率的に車を洗うことができてキレイに仕上がります。
ここではその洗車のコツも含めて、洗車の各工程について詳しく解説していこうと思います。
流す
洗車の流す工程は洗う工程の前後にあります。
ホイール等の下回りも洗う際にはタイヤ・ホイール等の下回りから水を流します。
その後ルーフからボンネット、ドアパネルへと上から下を意識してボディ全体を水で洗い流すのがこの工程では重要です。
高水圧でボディを洗い流すことも重要ですが、流す工程ではボディに付着した軽い汚れや砂埃、洗い後には泡を流すというのがメインなので水の勢いより流れをイメージして、ボディ全体を洗い流すことがこの工程のコツになります。
洗う
洗う工程ではカーシャンプーの泡を用意して、実際にボディを洗車していきます。
タイヤ・ホイールを洗う場合はボディを洗う前に済ませておくと、汚れが飛び跳ねたときでも二度手間になることはないので、ボディより先に洗っておきましょう。
また流す工程同様に泡が上から下に流れていくため、ルーフから洗うようにしてください。
上から下に洗っていくことで汚れを含んだ泡の流れがスムーズになり、車をよりキレイにすることが出来ます。
拭く
拭き上げの工程は洗車し終わったあと、車全体を水で流してから行います。
拭き上げも基本的には「上から下」を意識して行うのですが、フロントガラスやサイドミラーなどは水が乾いた時に跡が残りやすいので、ガラス類やミラー類は先に拭き上げしてしまいましょう。
すでに汚れはない状態でボディには水が残っているだけの状態ですが、洗い残しや流し残しを見つけやすい工程なので、その点も注意しながら拭き上げすると車の仕上がりがよくなるので参考にしてみてください。
自宅での洗車におすすめな場所
自宅での洗車は自宅によって洗車出来る場所は違いますが、一般的に洗車に向いている場所は下記になります。
- 水場の近く
- ガレージ
- 周りが壁や建物で覆われている場所
- 地面がコンクリートのところ
これら4つの場所が洗車に向いている場所です。
ここではそれら4つについて詳しく解説していきます。
水場の近く
水場の近くは洗車をするのに適しています。
理由は簡単ですが、洗車には水が必要なので水道が近い場所はその分洗車する時にラクです。
ですがホースを使えば水道の近さはそこまで影響してこないので、水道から遠いからと言って洗車が出来ないというわけではありません。
水道から離れている場所が駐車場の方は、長めのホースを用いて洗車するようにしましょう。
ガレージ
ガレージでの洗車は一番おすすめです。
天候に左右されることも風で砂が巻き上がるわけでもないので、ガレージでの洗車が一番良いでしょう。洗車専門店などもガレージに似たような施設で洗車をしているので、ガレージで洗車が出来るのならガレージを使って洗車をすると良いです。
周りに壁や高い建物がある
周りに壁や高い建物がある場所は風が吹き込まれないので、洗車中に砂埃がつくことがなくおすすめです。
住宅街や一軒家で塀がある家ならば、塀の中で洗車をすると風の影響を受けずに洗車することが出来るので、塀の外ではなく塀の中で洗車をすると良いでしょう。
地面がコンクリート
地面がコンクリートの場所は洗車に適しています。
なぜならコンクリートであれば水の捌けも良く、地面が安定しているので脚立を使った時でも安心して洗車することが出来ます。
またコンクリートだと洗車後に地面の泥が飛び跳ねる心配もないので、洗車中も洗車後もキレイな状態で車を維持することが可能だと思います。
自宅で洗車するのに最適な天気
自宅で洗車をするのに最適な天気は曇りです。
洗車といえば晴れの日に行っているイメージだと思いますが、晴れていて直射日光が強い日だと洗車時に流した水が乾いて水の跡になったり、洗車中に泡が乾いて汚れとなってしまう恐れがあります。
曇りの日だと気温も比較的落ち着いていて、直射日光によるボディの表面温度の上昇も気にする必要がないので、曇りの日に洗車をするのが最適だと言えます。
特に曇りの日で風が無い日だと日光も砂埃を巻き上げる風もないので、洗車する日を決めるときの参考にしてみてください。
自宅での洗車におすすめの時間帯
洗車におすすめの時間帯は朝から昼前の時間帯と昼下がりの時間帯です。
これ以外の時間帯だと直射日光や気温が激しかったり、暗すぎて車の汚れが見えない時間帯となってしまうので避けましょう。
洗車に慣れてくると洗車に掛かる時間は抑えることが出来ますが、慣れていない方だと時間が掛かる可能性があるため、慣れていない方は朝に洗車するのがおすすめです。
朝から洗車を始めればどんなに遅くなっても昼過ぎくらいには終わるので、暗い時間帯を避けることが出来ます。
昼の気温が高い時間帯も避けたいところですが、暗いと洗車自体が続行不可能になるので、洗車に慣れていない方は朝から洗車すると良いです。
まとめ
ここまで自宅で洗車するときのコツや注意点、洗車グッズの選び方やおすすめアイテムについて解説してきました。
自宅での洗車は手間が掛かるから面倒だと避けられがちですが、しっかりコツと洗車方法さえ抑えて準備をすれば、自分のタイミングで車をキレイに出来るのでおすすめです。
また洗車グッズは色々な種類があるため、洗車に慣れてきたら自分にあったグッズを探したりして、洗車を楽しんでみても良いと思います!