車で使う電力を生み出すオルタネーター。
何らかの不具合が発生している場合には、「カラカラ」「キュルキュル」「ウィーン」などの異音が発生することがあります。
この記事では、オルタネーターから異音が発生している原因と故障内容をご紹介します。
オルタネーターが故障してしまうと、パワーステアリングが効かない・エンジンが止まるなどのトラブルを引き起こす危険性がありますので、早めに対処しましょう。
目次
オルタネーターは車の電気を生み出す部品
オルタネーターは、エンジンの動力を利用して車両の電気を発生させる装置です。
もしオルタネーターが故障すると、発電ができなくなり、バッテリー残量だけで電装品を動かす状態になります。
その結果、警告灯が点灯したり、最悪の場合は走行中にエンジンが停止するリスクも。
オルタネーターは通常、10万km前後の走行で劣化が進むと言われていますが、使用状況や環境によってはそれより早く異常が出ることがあります。
異音に気づいたら早めの点検・対処が大切です。
オルタネーターが故障する主な原因
車に欠かせないオルタネーターですが、長年の使用や環境要因により徐々に劣化し、最終的には動かなくなってしまうことも。
今回は、オルタネーターが故障する代表的な原因を解説します。
ベアリングの摩耗・劣化
ベアリングとは、オルタネーター内部に組み込まれている回転を支える部品です。
長期間の使用によってこのベアリングが摩耗すると、「ゴロゴロ」「ギーギー」といった異音が発生し、最終的には発電不良を引き起こす可能性があります。
ブラシの消耗
オルタネーターは内部で電気を発生させるためにブラシという部品を使用しています。
このブラシは走行に応じて少しずつすり減っていくため、消耗が進むと発電能力が低下し、最終的に電力供給ができなくなります。
電子部品(レギュレーター・ダイオード)の故障
オルタネータには、発電した電気を車両用に安定させる「レギュレーター」や、電流を一定方向に流す「ダイオード」が搭載されており、これらの部品も使用とともに劣化します。
これらの部品が故障すると、過充電・過放電が起き、バッテリーや電装品に悪影響を及ぼすこともあります。
高温や湿気による影響
エンジンルーム内は常に高温環境にさらされています。
加えて、湿気や水濡れが重なると、オルタネーター内部に腐食が発生し、絶縁不良やショートのリスクが高まることも。
高温多湿な場所での使用が多い場合は、注意が必要です。
オルタネーターから「カラカラ」などの異音がする原因と故障内容
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オルタネーターからの異音には複数の種類があり、音により原因や故障内容が異なります。
ここではオルタネーターの異音や故障内容について詳しく解説していきます。
「カラカラ」「カリカリ」などの音の場合
「カラカラ」「カリカリ」などの異音が発生している場合、プーリ―の劣化や摩耗が考えられます。
オルタネーターは、エンジンから伝わる動力を利用し回転することで電気を生み出しており、プーリーはこの動力電動に用いられる部品です。
プーリーに不具合が発生すると、エンジンとオルタネーターをつなぐVベルトのたるみや滑りの原因となり、オルタネーターの回転に影響を与えます。
プーリーの不具合から発生する異音を放置した場合には、劣化が進みローターの回転中にプーリーが外れてしまうことも。外れたプーリーが他のパーツに損傷を与え、被害が広がってしまうケースがあります。
「カラカラ」「カリカリ」といった異音が聞こえた場合には、早めに点検・修理を行ないましょう。
「キーキー」「キュルキュル」などの音の場合
「キーキー」「キュルキュル」などの異音が発生している場合、エンジンとオルタネーターをつなぐVベルトに不具合が発生している可能性があります。
Vベルトはゴム素材を使用しており、経年劣化で伸びや滑り・たるみが発生し「キーキー」「キュルキュル」といったベルト鳴きが発生します。
また劣化が進むとゴムが硬くなり、ひび割れや切れが起こることも。
Vベルトはエンジンルームから目視確認ができますので、ベルト鳴きのような異音が聞こえた場合には、確認してみてください。
「ウィーン」などの音の場合
「ウィーン」という異音が発生している場合には、オルタネーターを構成する部品の一部であるベアリングの故障が考えられます。
ベアリングとは、回転軸を支えながら抵抗を減らし、ローターのスムーズな回転をサポートしている部品で、オルタネーターの前後2箇所に取り付けられています。
どちらか一方でも不具合が生じた場合には、「ウィーン」という異音が発生し、さらに劣化が進むと「ゴリゴリ」「ゴロゴロ」など大きな異音に変わることも。
ローターの回転が減ると、十分な電力を生み出せなくなりますので、早めの修理を検討してください。
オルタネーターの異音が聞こえたら
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オルタネーターから異音が発生した場合、どう対処すれば良いのでしょうか。
オルタネーターは車の部品の中でも壊れやすい部品のひとつとされていますので、不具合が起きた場合でも冷静に対処できるよう、対処法を確認しておきましょう。
運転中の場合は安全な場所へ移動
オルタネーターから生み出された電力はバッテリーに充電されているため、バッテリーに電力が残っている場合には、オルタネーターが故障したからといってすぐに車が止まることはありません。
しかし、バッテリーに充電された電力を使い切ると、パワーステアリングやブレーキブースターが効かなくなり走行に支障をきたします。
少しでも運転中に異音が聞こえた場合には、すぐに安全な場所に車を移動させましょう。
点検を行う
オルタネーターの寿命は走行距離10万kmまたは使用年数10年とされていますが、使用状況によっては寿命目安よりも早く不具合が生じる可能性がありますので、異常を感じたら早急に点検を行ないましょう。
ディーラーや整備工場での点検はもちろん、目視確認やオルタネーターチェッカーなどの利用で自宅でも点検を行うことが可能です。
オルタネーターは多くの部品から構成されており、ひとつの部品の不具合が他の部品に影響を与え、故障範囲が広がってしまうケースも。
不具合を発見した場合には、できるだけ早く修理・交換などの対処をしてください。
オルタネーターの故障の疑いがある症状
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異音の他にも次のような症状がある場合にはオルタネーターが故障している可能性があります。
- エンジンのかかりが悪い
- ヘッドライトがいつもより暗い
- オーディオの音が小さい
- 電装部品の動きが悪い
- バッテリーランプが点灯している
- 異臭がする
小さな不具合を放置すると、オルタネーターが完全に故障してしまい、突然車が止まってしまう危険があります。ご紹介したような症状がある場合には、すぐに点検を行いましょう。
オルタネーターの故障について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
オルタネーターが故障するとどうなる?故障の前兆や原因について説明
オルタネーターの寿命と交換時期、修理交換の費用
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オルタネーターの寿命は走行距離10万km、もしくは使用年数10年です。
異音や不具合が発生していない場合でも、ご紹介した目安を超えている場合は交換や劣化部品の修理をおすすめします。
費用は修理か交換かで大きく異なり、部品修理のみであればパーツ代+工賃で数千~1万円前後、オルタネーター自体の交換であれば、5~10万円がかかります。
小さな不具合を放置していると、損傷が拡大しオルタネーター自体の交換が必要になる可能性がありますので、こまめに点検をすることが大切です。
オルタネーターの寿命、修理・交換費用について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
整備士が教える【オルタネーター】 の役割と寿命、修理・交換費用
手軽にオルタネーターを交換したいならSeibiiがおすすめ!
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車で使う電気を生み出すオルタネーター。
重要なパーツだと分かってはいても、忙しくてなかなか交換に行けないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、出張整備に対応したSeibiiがおすすめです。
Seibiiでは、資格を持った整備士が自宅や職場に出張。その場で交換や修理を行なってくれます。
オルタネーターは故障しやすい部品と言われていますので、手軽に整備ができるSeibiiを使って、定期的な交換を行ないましょう。
まとめ
車を動かすのに必要な電力を生み出すオルタネーター。
故障が不具合が発生すると、「キュルキュル」「ウィーン」などの異音が聞こえる場合があります。
オルタネーターが故障すると、走行中にエンジンが止まってしまったり、パワーステアリングやブレーキブースターが効かなくなったりと非常に危険です。
いつもと違う音を感じた場合は、すぐに安全な場所に車を移動させ、点検や修理を行なってください。