日産が発売している【エルグランド】。
高級ミニバンの元祖として初代エルグランドが発売されたのは1997年となります。
今回紹介するのは、2002年から発売された2代目エルグランド(E51)。
発売から20年経ち、スターター交換を1回行った車両も、2回目のスターターの交換時期に差し掛かっている車両も多くあります。
今回はそんな2代目エルグランドのスターター交換作業をご紹介します
必要な工具
- ラチェット
- 10mmソケット
- 12mmレンチ
- 14mmレンチ
- ジャッキ
- 輪止め
- ジャッキスタンド
バッテリー取り外し
まずは、スターター取りしを行う前に、バッテリーのマイナス端子を取り外します。
バッテリーの端子を外しておかないと、スターターを取り外したときに、配線のショートを起こす危険性があります。
スターター本体には、バッテリーから直接電源が来ているプラスの端子が付いています。
また、自動車のボディーの金属部分は、バッテリーのマイナスと繋がっています。
ですので、スターターのプラス端子が、ボディーの金属部分に当たってしまうと、プラスとマイナスを直接繋げた状態となり、ショートしてしまいます。
ショートはかなり危険ですので、まずはバッテリーのマイナス端子を外します。
マイナス端子だけ外してしまえば、スターターのプラス端子が、ボディーの金属部分と接してもショートは起こりません。
アンダーカバー取り外し
スターター本体はエンジンルームの上からは取り外すことができず、車両の下から取り外すことになります。
車両の下にはアンダーカバーと言われるカバーが付いていますので、取り外します。
車両をジャッキアップして、下記写真の赤矢印のボルト、黄矢印のクリップを取り外します。
10mmのボルトが8個、クリップが2個で付いています。
スターター本体取り外し
車両の下側からエンジンを覗くとスターターが見えます。
写真の赤丸部分がスターターになります。
本体の2つのボルトで取り付けられており、その他に、コネクターが1個、バッテリーからの電流が着ている配線を1つ外す必要があります。
まずは、バッテリーから来ている配線は12mmのナットで付いているので、取外します。一緒にコネクターも取り外します
ボルトは前後から違う方向で付いています。写真の赤丸のボルトを取り外します。
これでスターター本体が取外せます。
スターター本体
今回、スターターを交換しましたが、スターター本体にオイルがかなり付着していました。
アンダーカバーにもかなりオイルが付着していました。
スターターが動かなくなる原因としては、スターター本体の寿命もそうですが、漏れたオイルが付着したことも原因になります。
オイル漏れは別の不具合を起こす原因となりますので、スターター交換の際には、オイルの漏れも一緒に点検できると良いと思います。
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