「自動車保険の賢い入り方は?」
「保険会社の選び方に迷っている。」
など、自動車保険の加入や見直しにお悩みではありませんか。
適切な補償内容を選び、あなたに合う保険会社を選択することで、
保険料を抑えながら必要な補償を確保できる可能性があります。
本記事では、自動車保険の賢い入り方について解説します。
補償内容や保険会社の選定まで、選び方のポイントをお伝えしますので、自動車保険の加入や見直しをお考えの方は、本記事の内容をお役立てください。
自動車保険の賢い入り方とは
自動車保険は万が一の事故に備えて、慎重に選択することが大切です。
はじめに、自動車保険の賢い入り方について解説します。
自分に合った補償内容を選択する
自動車保険に加入する際は、自分に合った補償内容にすることが大切です。
基本的な補償内容に加え、特約の内容を考慮することで、自分に合う保険を選択できるでしょう。
弁護士費用特約は、事故の際に弁護士への相談や委任にかかる費用が保証されます。
この特約があれば、費用を気にすることなく法的な対応をすすめることが可能です。
また、個人賠償責任保険特約では、自動車事故以外のリスクから、記名被保険者とその家族を守ります。
たとえば、自転車走行中に事故にあってしまった場合も補償の対象となります。
このように、自分のライフスタイルや家族構成などに合わせて、自動車保険を選択することで、必要な補償を確保することが可能です。
保険料を抑えるならダイレクト保険を検討する
自動車保険料を抑えるのであれば、ダイレクト保険を検討しましょう。
ダイレクト保険に加入するメリットは以下の3つです。
- 保険料を抑えられる
- 24時間手続きができる
- 割引サービスが充実している
ダイレクト保険であれば、保険会社と契約者が直接やり取りを行うため、代理店手数料が発生しません。
そのため、保険料を抑えることが可能です。
また、インターネットでの契約も可能で、24時間手続きができます。
スマートフォンやパソコンから、手軽に見積もりや契約内容の確認ができるため、自分のペースで保険会社を比較検討することができるでしょう。
加えて、ネット型自動車保険では、商品により、割引サービスが充実しているのも魅力のひとつです。
インターネット割引などの割引サービスを活用すれば、保険料を抑えられます。
運転する頻度に応じた補償内容にする
自動車の使用頻度に応じて、自動車保険を選択することで、適切な補償を受けることが可能です。
たとえば、運転する頻度が月に15日未満の使用であれば「日常・レジャー使用」を選択することで、保険料を抑えられます。
これは買い物や週末のレジャーなど限定的な使用が対象となり、通勤や通学の使用に比べて保険料を節約できます。
運転頻度が少ない場合には、車両保険の範囲を見直すことで、保険料をさらに抑えられるでしょう。
運転する時間や場所が限られている場合は、それに応じた特約の見直しも有効です。
適切な保険に入るためにも、自分の運転スタイルを把握し、必要な補償を明確にしましょう。
複数台契約する場合は「ノンフリート多数割引」を活用
複数の自動車を所有している場合は、ノンフリート多数割引 を活用しましょう。
この割引サービスを活用することで、2台以上の車両を同一の保険でまとめて契約でき、台数に応じて割引が受けられます。
まとめて契約することで、事故や保険金の請求の履歴も一元管理が可能です。
複数台、同一保険証券の契約となるため、手続きも効率化でき、契約にかかる手間を軽減できるでしょう。
必ずつけたい自動車保険の補償内容の種類
自分に合う自動車保険を選ぶには、それぞれの補償内容を把握しておくことが大切です。
ここでは、自動車保険に入るなら必ずつけておきたい補償内容について解説します。
事故で他人を死傷させた場合の補償「対人賠償保険」
対人賠償保険では、自動車事故で他人を死傷させた場合の治療費や慰謝料を補償する保険です。
自賠責保険でも補償は可能ですが、死亡時は3,000万円、後遺症障害は4,000万円という補償限度額が設定されています。
対人賠償保険は、高額な賠償金に備えて、自賠責保険の上乗せ補償として機能します。
無制限で加入し、高額賠償に対応できる体制を整えておくことが大切です。
他人の車や物を壊した時の「対物賠償保険」
対物賠償保険は、自動車事故で他人の車や建物、電柱などの物的損害を補償します。
事故により破損した相手の車両の修理費用はもちろん、建物や電柱などの構造物に損害を与えた際も、補償対象となります。
また、事故による店舗の休業補償まで含むのも特徴のひとつです。
店舗に車両が衝突して、修理費用が必要になった際も、その期間中の営業損失や逸失利益をカバーします。
高額な物損事故にも対応できるため、保証は無制限で入ることをおすすめします。
自身や同乗者の治療費を補償「人身傷害保険」
人身傷害保険は、交通事故によるけがや後遺障害、死亡した損害を補償する保険です。
事故の際の治療費や入院費用に加え、働けない期間の休業損害や将来の介護費用まで補償の対象となります。
また、契約車両での事故に限らず、他人の車に乗っているときや、歩行中・自転車走行中の自動車事故まで対象となる場合もあります。
ただし、車外補償を選択する際には、補償の重複に注意が必要です。
家族で複数の自動車保険に加入している場合は、それぞれの契約で車外補償が重なる可能性があるため、確認するようにしましょう。
車の修理費をカバー「車両保険」
車両保険は、契約車両に生じた損害をカバーする補償です。
他車との接触や単独事故はもちろん、台風や洪水などの自然災害 による被害まで補償されます。
また、車の盗難や第三者による意図的な損壊行為、いたずらによる損害も補償の対象です。
車両保険は、新車やローンを組んで車を購入した場合は、つけておくことをおすすめします。
一方で古い車に乗っている場合や運転する頻度が少ない場合は、保険料と補償内容を考慮して車両保険の加入を検討するとよいでしょう。
自動車保険の賢い補償内容の選び方
自動車保険は補償内容によって保険料が変動します。
そのため、自分が運転する状況や家族構成に合わせて選択することが大切です。
ここからは、自動車保険の賢い補償内容の選び方について解説します。
年齢や家族構成で選ぶ
自動車保険の補償内容は、家族構成や運転者の年齢に合わせて選びましょう。
たとえば、運転する人が全員35歳以上である場合は、年齢条件を35歳以上に設定することで保険料を抑えられます。
また、家族で車を共有する場合は、運転頻度に応じた 運転者限定特約 を活用しましょう。
夫婦のみで運転する場合は 「夫婦限定」 を、同居の子供も運転する場合は 「家族限定」 など、状況に応じて選択することで、適切な補償を受けられます。
ただし、別居している子供や親族が帰省したときに、運転する可能性がある場合は、補償内容を見直す必要があります。
運転者限定特約を外すか、一時的な補償を検討するようにしましょう。
運転状況に応じて選ぶ
運転する状況に応じて補償内容を選択することで、適切な補償を確保することが可能となります。
保険会社によっては、走行距離に応じて支払う保険料が変わる場合があります。
そのため、おおまかな年間走行距離を把握し、保険料区分を選択しましょう。
また、車の使用目的も保険料に影響を与えます。
「日常・レジャー使用」に比べて「通勤や業務での使用」は事故リスクが高まるため、保険料が高くなりやすいです。
そのため、使用用途を明確にして申告することが重要なポイントです。
「日常・レジャー使用」であれば、ほかの使用目的に比べて保険料を抑えられる可能性があります。
車種や車の使用期間で選ぶ
車の状態や使用期間に合わせて、補償内容を選ぶことも重要なポイントです。
中古車の場合は、車両保険の補償内容を限定する事で、保険料を抑えることが可能となります。
一般的な車両保険は、幅広い範囲を保証しますが、「車両限定特約」をつけることで、ほかの自動車との衝突事故や火災、盗難などに補償を限定することが可能です。
一方、新車購入時には手厚い補償がおすすめです。
新車特約を付けることで、大きな損傷を受けた際も、新車買い替えと同等の費用が保証されます。
加えて、車両超過修理費用特約では、事故による修理費用が超えた場合でも、その超過分をカバーします。
新車は修理費用が高額になりやすいため、万が一に備えた補償内容を選択することが大切です。
自動車保険会社の賢い選び方
ここからは、自動車保険会社の賢い選び方について解説します。
会社の評判で選ぶ
自動車保険会社を賢く選ぶには、会社の評判をチェックしましょう。
保険会社の公式サイトだけでなく、顧客満足度調査や口コミサイトの評価を確認することで、より客観的な判断が可能となります。
オンラインレビューや評価サイトでは、実際に保険を利用した方々の生の声を確認できます。
事故時の対応スピード、担当者の親切さ、補償内容の説明のわかりやすさなど、必要な情報を把握できるでしょう。
これらの情報は、保険会社の実態を知るうえで有益な判断材料となります。
ただし、レビューや口コミは、情報が偏っている場合があります。
そのため、複数の情報源をチェックし、総合的に判断することが大切です。
保険料と補償内容のバランスを確認する
自動車保険会社を選ぶ際、保険料と補償内容のバランスも考慮しましょう。
必要以上の補償は保険料の負担が大きくなります。
一方、補償不足は事故時に大きな負担を強いられる可能性もあるでしょう。
そのため、自身の運転状況や生活環境に合わせた適切な補償設計をすることが大切です。
保険料を適切な範囲に収めるためには、自己負担額(免責金額)の設定が効果的です。
たとえば、対物賠償保険で自己負担額を引き上げることで、保険料を抑えられます。
ただし、万が一事故を起こしたときには、自己負担が増えるため、注意が必要です。
さらに、各保険会社が提供している 割引制度を活用 することで、必要な補償を維持しながら保険料を抑えられる可能性があります。
ノンフリート等級による割引をはじめ、インターネット契約割引、セーフティ機能搭載車割引など、さまざまな割引制度があります。
これらの割引サービスを提供している会社を選択すれば、保険料の負担を軽減できるでしょう。
事故対応の品質をチェックする
自動車保険会社を選ぶ際は、事故対応の品質も確認しましょう。
事故発生時の迅速な対応が、被害の拡大防止や早期解決につながるためです。
24時間365日の事故受付体制が整っていれば、深夜や休日の事故でも、専門スタッフによる適切な初期対応が受けられます。
各保険会社の事故対応満足度は、第三者機関による調査結果を確認することで客観的に判断できます。
自動車保険の賢い入り方まとめ
今回は自動車保険の賢い入り方について解説しました。
自動車保険は補償内容と保険料のバランスを見極めることが重要です。
安心して運転を続けるためにも、自身のニーズと予算に合わせて適切な自動車保険を選びましょう。
セイビーではダイレクト型の任意保険を多く取り扱っています。
加入のご相談はセイビーにお任せください。あなたの車の状況に合わせて、適切な保険をご提案します。
本記事の内容を、自動車保険選びにお役立ていただければ幸いです。