- 「自動車保険の走行距離ってバレるの?」
- 「距離を抑えて少しでも保険料を安くしたい」
- 「自分が申告すべき適切な走行距離とは」
結論、自動車保険の走行距離はバレる可能性が高いです。
一定のタイミングで、企業の担当者が距離を測定しているオドメーターをチェックするからです。
また、自家用車の距離を申告する方法がわかれば、オドメーターが検査されやすいタイミングを判断できます。
どのようなタイミングで車の走行距離の虚偽申告がバレてしまうのか、損をしないためにどのように申告すればよいのかについても記載しています。
車の保険について悩んでいる方は参考にしてください。
目次
【結論】自動車保険の走行距離を虚偽申告するとバレる
自動車保険の走行距離は虚偽申告しないようにしましょう。
事故を起こした時や、契約を更新する際にバレる可能性が高いからです。
この2つのタイミングで、走行距離を正確に測っているオドメーターをチェックされるため、走行距離で嘘をついていることがばれてしまいます。
次の章でなぜバレるのか詳細に解説するので、ご覧ください。
自動車保険の走行距離がバレるタイミングはどんなとき?
会社は主に以下の2つのタイミングで、自動車保険の走行距離を確認します。
- 事故発生時
- 契約更新時
それぞれ解説するので、参考にしてください。
1.事故発生時
事故が発生すると、総走行距離を計測しているオドメーターをチェックされます。
会社が保険金請求の見積書を作成する際に、オドメーターの数値を記入する必要があるからです。
そのため、虚偽の申告をしていると嘘がバレ、事故担当者から走行距離について問い詰められる可能性があります。
申告した数値とあまり差がなければ、追加で保険料を支払えば保険金が支払われます。
しかし、申告した距離との差が大きすぎると保険金の支払いが遅れたり、最悪支払われなかったりする ため注意が必要です。
2.契約更新時
走行距離の申告方法には、以下の2つがあります。
- 過去一年の距離を申告する
- 今年一年の走行距離を予想して申告する
過去一年の距離を申告する方法では、去年一年間で実際に車が走った距離が翌年にそのまま反映されます。
契約更新時にオドメーターで一年の走行距離を算出するため、保険会社に必ず確認されることが特徴です。
翌年に走行距離を反映するこの申告方法は、過少申告していてもペナルティはありません。
そのかわり、翌年の保険料が走行距離に応じて増加する点を把握しておきましょう。
また、今年一年の走行距離を予想して申告する方法では、基本的にオドメーターをチェックされる機会はありません。
しかし、事故が発生した時に、担当者にオドメーターの数値を確認されます。
日ごろの運転では走行距離を申告する機会は少ないですが、事故発生時や契約更新時にバレる可能性があります。
自動車保険の走行距離が予想を超えたらいくら支払う?申告せずにバレたときの罰則は?
一年の走行距離を予想・申告する方法で、申し出た距離を超えていた場合、走行距離が保証される保険を契約し直さなければいけません。
つまり、保険を契約し直し、その分の料金を支払います。
下記は、ソニー損保で実際に申告できる走行距離の一覧です。
- 3,000km以下
- 5,000km以下
- 7,000km以下
- 9,000km以下
- 1万1,000km以下
- 1万6,000km以下
- 無期限
参考:ソニー損保(契約距離区分)
一般的に、走行距離が多いほど保険料も高くなります。
たとえば走行距離を7,000km以下に設定していたが、事故を起こした際に、すでに8,000km走っていたとしましょう。
その場合、9,000km以上の保険を選択し、保険料を支払わなければいけません。
基本的に申告しなくても罰則はありませんが、あまりにも申告距離との差が大きい場合、保険料が支払われない恐れがあります。
自動車の走行距離が予想よりも少なかったときは?
申告した距離より実際の走行距離が少なくても、保険料は返還されないことが多いです。
しかし、過去一年の走行距離を申告するタイプの場合、予定より少なかった距離で来年の保険料が反映されます。
また、一年の走行距離を予想・申告する方法であまりにも距離が少なかったら保険内容の変更を提案されることがあります。
利用シーン別|申告する月間走行距離の目安
ご自身が申告すべき適切な走行距離がわからない方も多いでしょう。
どの程度の距離を申告すればよいのか、以下の距離別に解説します。
- 月間250km以下
- 月間415km以下
- 月間830km以下
- 月間1,250km以下
- 月間1,250km以上
それぞれ距離別におすすめな人の特徴を解説するので、参考にしてください。
1.月間250km以下|日常的に車に乗らない方
月間走行距離が250km以下の人は、年間走行距離を3,000km以下で申告してみましょう。
保険料は走行距離が小さいほど安くなる傾向があるため、大幅に抑えられます。
通勤やプライベートでもあまり車を利用しない方におすすめです。
また、近場で買い物を 週に2〜3回程度する人にも適しています。
2.月間415km以下|近所での利用がメインの方
月間で400km程度車を利用する方は、年間5,000km以下のプランを検討しましょう。
以下の方が、月間400km程度の頻度で車を利用する方になります。
- 通勤で往復15km以下の運転をする人
- 通勤で利用しないが月に数回遠出をする人
- 買い物で車を多く利用する人
基本的な日常使いでしか車を利用しない場合は、多くても5,000km以下のプランで間に合うことが多いです。
3.月間830km以下|日常的に隣の市へ通勤する程度の方
月間で830km程度車を利用する人は、年間1万km以下の区分で申告してみてください。
月間830kmだと1週間で200km程度、車を利用している計算になります。
往復30km程度の通勤をしている方におすすめです。
また、年に2回程度、旅行や帰省をする方にも適しています。
4.月間1,250km以下|頻繁に遠出をする方
月間で1,200kmほど車を利用する方は、年間1万5,000km以下の区分で申告してみましょう。
1週間で300km程度運転している計算になり、以下の人におすすめです。
- 往復50km程度の車通勤している人
- 休日にほぼ毎週遠出をしている人
- 車を日常的に外出している人
通勤で片道1時間程度の時間がかかる人や、頻繁に遠出をする方に適した区分です。
5.月間1,250km以上|日常的にたくさん車に乗る方
月間で1,250km以上車を利用する人は、年間1万5,000km以上の距離で申告しましょう。
1週間で250km程度運転しており、業務で車を利用する方が対象になりやすいです。
また、高速道路を使って往復60km以上運転している人にも適した区分です。
まとめ|自動車保険の走行距離で疑問がある方はセイビーへ
セイビーでは、ダイレクト型や対面募集型の保険を取り扱っています。
ダイレクト型の保険はWeb上で申告する一方で、対面募集型は直接相談して個人にあった保険に加入します。
ダイレクト型は人件費がかからないため保険料が安いメリットがありますが、対面募集型は保険のプロに相談できるため、適切な保険の選択が可能です。
会社ごとにさまざまな保険商品があるため、ご自身にあった保険を選ぶのは簡単ではありません。
現在は、距離によって割引される金額や補償範囲が異なる保険商品もあります。
セイビーではお客様の不安や悩みを聞き取り、一人ひとりに合った保険を提供しています。
走行距離に不安がある方は、セイビーにお気軽にお問い合わせください!