「初回の車検は2年じゃないのかな」
「初回車検の時期と費用が全くわからない…」
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
初回の車検は購入から3年後に行います。
また、初回の車検は費用がもっとも安い傾向があり、事前に準備していればスムーズに車検を通せます。
この記事では、初回の車検時期や費用についてご紹介。
また、記事の後半では初回車検が受けられる業者や流れについても解説します。
初回車検の基本的なことがわかるため、新車購入後初の車検をスムーズに実施できるでしょう。
初回の車検について詳しく知りたい方、費用相場を知ってお得に車検を通したい方はぜひ参考にしてください。
目次
新車の初回車検は通常3年(2年で迎える場合もある)
新車購入後、初回の車検はいつになるのでしょうか。
車検切れを防ぐためにも、まずは初回車検の正しいタイミングをおさえておきましょう。
通常は新車の初回車検は3年
通常、新車の初回車検は購入から3年後に行います。
例えば、2024年に新車を購入した場合、2027年が車検のタイミングです。
また、初回車検後は2年ごとの更新に切り替わります。
車検のタイミングを間違えると、車検切れで公道が走られなくなるため、次の車検は購入から5年後になることもあわせて覚えておきましょう。
一部の車両は2年
通常の乗用車などは、初回車検は購入から3年後ですが、一部の車両は2年後に初回車検の実施が必要です。
初回車検が2年後の車両タイプは以下のとおりです。
- 自家用貨物自動車
- 自家用軽貨物自動車
- 自家用特殊用途自動車
- 大型特殊自動車
- 事業用軽貨物自動車
上記の車両は 商用車として利用されることが多い ため、2年で初回車検を迎えます。
商用車を購入した場合は、初回車検のタイミングが変わるため、注意してください。
初回車検を受ける前に押さえておきたい基本ポイント
初回車検を受ける方は、車検自体が初めてという方もいるのではないでしょうか。
ここでは、スムーズに車検を完了させるために、初回車検を受ける前に押さえておきたい基本ポイントを2つご紹介します。
車検の具体的な日程・期間
基本的に車検は 有効期限の1ヶ月前〜満了日までに受けます。
そのため、新車を購入したディーラーから満了日の2〜3ヶ月前にハガキやメールで車検の案内がくることがあります。
ただし、案内がない場合もあるため、自身でも車検証や検査標章(ステッカー)を確認するのがおすすめです。
また、車検は検査のほかにメンテナンスを行う業者もあるため、完了まで約2〜3日要する場合があります。
車検専門店やメンテナンスが必要ない場合は1日で終わる可能性もありますが、基本的には数日かかると考えておきましょう。
車検の検査項目
車検の検査項目は大きく分けて8項目あります。
- 同一性の確認
- 外観検査
- サイドスリップ検査
- スピードメータ検査
- ヘッドライト検査
- ブレーキ検査
- 排気ガス検査
- 下回り検査(ピット方式)
上記項目が保安基準に適合していなければ車検が通りません。
また、法定24ヶ月点検も基本的に同時に行います。
法定点検はエンジンルームなどを含めた56項目の検査を実施し、車の安全性を確認します。
初回車検の費用相場を項目別に解説
初回車検の費用はどれくらいかかるのでしょうか。
ここでは、項目別に費用相場を解説します。
ちなみに、初回車検は、2回目以降よりも車検費用が安く抑えられることが多い傾向があります。
というのも、初回車検はエコカー減税の対象となり、重量税が減税されたり、部品代が発生しなかったりするからです。
実際に車検にはどのような費用がかかるのか事前に確認しておきましょう。
法定費用
まず、車検には法定費用がかかります。
法定費用は国に納める手数料で、種類は3つです。
- 自動車重量税: 車の重さによって金額が異なり、エコカー減税の対象車種は減税されます。
- 自賠責保険料: 全ての車に加入が義務付けられている保険料で、24ヶ月契約が一般的です。
- 検査手数料:車検の検査時にかかる手数料で、車種によって異なります。
法定費用は点検場所にかかわらず、同額の金額が発生します。
相場は約3〜5万円です。
ただし、車種や年式などによって金額は変動するため、事前に自身の車種でかかる費用を確認しておきましょう。
法定費用の詳しい金額が気になる方は下記の記事を参考にしてください。
車検にかかる費用は?手数料や業者別の相場費用も徹底解説
本記事では、車検で発生する手数料や費用について解説します。また、車種や業者別の平均費用・特徴についてもご紹介。車検の費用が気になる方、安く抑えたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
https://seibii.co.jp/blog/contents/shaken_commission
車検基本料
法定費用とは別に、車検基本料が発生します。
車検基本料には、
- 定期検査料(24ヶ月点検)
- 測定検査料
- 車検代行手数料
などが含まれます。
車検基本料の相場は、約2〜5万円です。
なかでも車検代行手数料は店舗によって変動があり、高価格に設定してある場合はサービス内容が充実している傾向があります。
例えば、ディーラーは知識豊富な整備士が多数在籍し、安心して点検が受けられるため、比較的費用が割高です。
車検費用を抑えたい場合は車検を通すことに特化した車検専門店を選ぶと基本料が安くなる可能性があります。
部品代
部品代は車検を受けるときの整備で交換した部品に発生する費用です。
初回車検で発生することはほとんどありませんが、消耗品などは交換を行う場合があります。
具体的には
- エンジンオイル
- タイヤ
- ライト
- バッテリー
ブレーキパッド
などがあげられます。
例えば、エンジンオイルの交換であれば費用は約3,000〜10,000円です。
部品代は車を長く使用するほどかかる費用 のため、初回車検が最も安い傾向があります。
初回車検が受けられる場所
初回車検の受けられる場所は複数あります。
場所によって特徴があるため、自分に合う業者がどこなのか、ぜひ参考にしてください。
新車購入先のディーラー
1つ目は新車購入先のディーラーです。
メリット
- 専門知識を持った整備士が在籍しているため安心できる
- 細かい整備や点検をしてもらえる
- 部品交換などは純正製品で対応してもらえる
デメリット
- 費用が高い傾向がある
- 数日かかる可能性がある
ディーラーは専門知識・技術を持った整備士がいるため、安心して初回車検を行えるのが最大のメリットです。
ただし、高い費用が発生しやすいため、見積をした場合は金額だけでなくサービスの必要有無もしっかり確認しましょう。
ディーラー車検はなぜ高い?他業者との違いやメリット・デメリットを紹介
整備工場
整備工場も車検を行える業者の1つです。
メリット
- 比較的安い費用で車検ができる
- さまざまな車種に対応できる店舗が多い
デメリット
- 整備工場によって品質が変わる
- 数日かかる可能性がある
整備工場は幅広い車種に対応できるのが特徴です。
そのため、新車が国産車でない場合でも安心して初回車検をしてもらえる可能性があります。
また、整備工場は指定工場と認定工場があります。
指定工場であれば即日車検対応も可能ですが、認定工場の場合は数日かかる可能性があるため、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。
カー用品店
カー用品店でも車検が受けられます。
メリット
- 営業時間が長い店舗もあり、気軽に依頼がしやすい
- 費用が少し抑えやすい
デメリット
- 店舗によって点検品質に差がある
- 指定整備工場を持たない店舗では点検に数日かかる
カー用品店はほかの業者に比べると営業時間が長い傾向があるため、仕事終わりに車検を依頼したい方などにおすすめです。
点検の品質や日数は店舗によって全く違うため、店舗を選ぶ際には評判や口コミを参考にしましょう。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドも多数の店舗で初回車検に対応しています。
メリット
- 店舗数が多いため、気軽に依頼できる
- 特典をもらえる可能性がある
デメリット
- 店舗によって点検品質に差がある
- 数日かかる可能性がある
ガソリンスタンドでの自動車整備は、整備工場やカー用品店同様、店舗によって点検・整備のばらつきが出る可能性があるため、注意が必要です。
ガソリンスタンドの車検は安い?メリット/デメリットや費用・車検の流れを紹介
手軽さや価格の安さが魅力のガソリンスタンド車検。依頼する場合には特徴や注意点を把握しておく必要があります。今回はガソリンスタンド車検のメリットやデメリット、費用相場や価格を安く抑える方法を紹介。車検を控えている方はぜひ参考にしてください。
https://seibii.co.jp/blog/contents/gas_station_shaken
車検専門店
初回車検をスピーディーに行いたい方は車検専門店の利用もいいでしょう。
メリット
- 車検通過に特化した対応をしてもらえる
- 早いスピード感で車検を通せる
デメリット
- 部品交換や整備をしてもらえない場合が多い
- 交換品が純正でない場合が多い
一般的に、車検専門店はスピードを重視する方や、交換や整備を最小限に抑えたい方におすすめです。
初回車検の流れ|必要なものと手順
車検が切れないようにするためにも、初回車検をスムーズに進められるように準備しておきたいですよね。
ここでは、初回車検で準備するものと検査までの流れを解説します。
初回車検で準備するもの
車検で準備するものは普通車と軽自動車で少し違います。
普通自動車と軽自動車のそれぞれの初回の車検で必要なものをご紹介します。
普通自動車の場合
- 自動車検査証
- 自賠責保険証明書
- 使用者の印鑑(認印)
軽自動車の場合
- 自動車検査証
- 軽自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- 使用者の印鑑(認印)
軽自動車の場合、別途軽自動車税納税証明書が必要なため、忘れないように注意しましょう。
初回車検の手順
初回車検の手順は以下のとおりです。
- 車検満了日の確認
- 複数社から相見積もりを取って、費用やサービス内容を確認する
- 検査→依頼した業者に車検当日に車を持ち込み、検査してもらう
まずは車検満了日を確認しましょう。
見積などの時間もあるため、車検満了日の1ヶ月ほど前から準備を始めるとよいでしょう。
また、見積は複数社から相見積もりを取り、費用やサービス内容を確認するのがおすすめです。
比較ができるため、自身に合う業者を選びやすくなります。
依頼する業者が決まったら、車検当日に車を持ち込み検査してもらいましょう。
業者によって1日で終わる場合と数日かかる場合があるので、見積段階で確認しておくと安心です。
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まとめ
新車の初回の車検は、購入から3年目です。
どこで車検を受けるのかによって費用が変わるだけでなく、受けられるサービスや技術力なども異なります。
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