事故やあおり運転に遭ってしまった場合に、録画映像でドライバーを守るドライブレコーダー。
今回の記事では、ヴォクシーにドラレコを取り付ける場合に必要な工具や取り付け方法を紹介します。
最近では、運転中の録画以外にも、安全運転のサポートや停車中の監視を行う機能が搭載された製品も多く登場しています。
はじめてドラレコの取り付けをする方はもちろん、取り替えや増設を検討されている方もぜひ参考にしてください。
ヴォクシーのドラレコ取り付けに必要な工具
ヴォクシーのドラレコ取り付けを自分で行う場合には、ドラレコ本体以外に次の5つの工具を用意しましょう。
【ドラレコ取り付けに必要な工具】
- 脱脂
- マスキングテープ
- ボックスドライバー
- ドライバー
- ニッパー
「配線をキレイに隠したい!」「電源をヒューズから直接取得したい!」という場合には上記以外に内張りはがし(ムーバー)やエレクトリカルテスターがあると便利です。
作業難易度に合わせて工具を用意しましょう。
脱脂が必要な理由
アルコールなどの脱脂は、ドライブレコーダーを両面テープで固定する際に使用します。
一見キレイな状態でも、ガラスには油脂が付着していることがあります。油脂が残っている状態で両面テープを貼ると剝がれやすくなりますので、脱脂を行いましょう。
新品のドラレコを購入した場合は、製品に同梱されている場合がほとんどですが、中古品を購入した場合などには自分で用意してください。
マスキングテープが必要な理由
マスキングテープは部品の傷つき防止で使用します
見栄え良くドラレコを設置するには、内装部品の取り外しが必要です。取り外す際の勢いで傷つけてしまわないように、パーツの角や接続部分をあらかじめ保護しておきましょう。
マスキングテープや養生テープは、粘着剤が残りにくいという特徴がありますので、作業後に跡が残る心配もありません。
ボックスドライバーが必要な理由
ボックスドライバーは、内装部品の固定ボルトを外すための工具です。
ボックスドライバーにはさまざまなサイズがありますので、自分の車に合ったものを用意しましょう。一般的に使用されているボルトは10mmです。
ソケットレンチなど、他に代用できる工具があればボックスドライバーの用意は必要ありません。
ドライバーが必要な理由
ドライバーは、内装部品を固定しているネジを取り外すために使用します。
内装部品の取り外しは細かい作業も多くなるため、小さめのマイナスドライバーがあれば作業が捗るでしょう。
ニッパーが必要な理由
ニッパーは、ドライブレコーダーの配線をキレイにまとめ、隠すために使用する結束バンドをカットする際に使用します。
結束バンドでの固定は必ずしも必要な作業ではありませんが、見栄えを良くしたい場合は用意したほうが良いでしょう。
ヴォクシーのドラレコ取り付け手順
ヴォクシーにドラレコを取り付ける際の手順は以下の通りです。
【ドラレコ取り付けの手順】
- ドラレコの電源を確保する
- 取り付け位置を確認する
- 配線をつなげる
- 配線を隠す
ドラレコ取り付け:①ドラレコの電源を確保する
ドラレコの電源は「シガーソケット」「ナビやオーディオ裏」「ヒューズ」のいずれかから取ります。
シガーソケットから電源を取る方法が最も手軽で、ドラレコのソケットをシガーソケットに差し込むだけで完了です。
ただしこの方法は配線が外に出たままになりますので、見栄えをキレイにしたい場合はあまりおすすめできません。
ナビやオーディオ裏から電源を確保する場合は、常時・アクセサリー・アースにエレクトロタップを利用し配線をつなげましょう。
ヒューズから電源を取る場合は、前方座席の下にあるヒューズボックスから配線の確保を行います。
こちらも常時・アクセサリー・アースそれぞれの電源を探す必要があり、難易度は一番高い作業となりますが、配線をキレイに隠せる方法です。
配線の確保ができたら仮取り付けを行い、問題なくドラレコが動くか確認してください。
ドラレコ取り付け:②取り付け位置を確認する
続いてドラレコの取り付け位置を確認しましょう。
ドライブレコーダーの取り付け位置は法律で定められています。説明書を確認し正しく取り付けを行うようにしてください。
ドラレコ取り付け:③配線をつなげる
取り付け位置が決まったら、配線をつなげます。
Aピラーやグローブボックスを外し、電源までの通り道を確保してからつなげることで、キレイに配線を隠すことが可能です。
内装部品を外す際は部品に傷がつかないよう、マスキングテープなどで保護しながら作業を進めてください。
ドラレコ取り付け:④配線を隠す
最後に結束バンドを使用して配線をまとめます。
Aピラーまではガラス上の布や隙間に押し込んで配線を隠しましょう。
Aピラーからグローブボックスまでは車両にある配線に結束バンドで固定するとキレイに収まります。
最後に余った配線はまとめてグローブボックスに入れ込み、内装部品を戻して完成です。
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ドラレコの配線をキレイに隠そうと思うと内装部品の取り外しや配線作業が必要です。日頃から作業に慣れていない方の場合、難易度の高い作業といえるでしょう。
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