ガソリンエンジン車には必須で取りついているスパークプラグ。
一般寿命タイプと呼ばれるスパークプラグを使用している車両では、2~5年や2万キロ程度で交換する必要があるので、自分で交換したいと思いますよね。
今回の記事ではそんなスパークプラグ交換を自分でDIY交換する方法や、スパークプラグ部品の選び方・交換時の注意点・必要な工具について解説していきます。
本当に交換する必要があるのか心配な方は下記の記事を参考に、自分の車の症状と照らし合わせて確認してみてください!
車のスパークプラグ点検方法は?故障時の症状やプラグの種類について解説!
ガソリンを着火させる役割をもつスパークプラグ。劣化が進むとエンジンがかからないなど車の不具合につながることがある非常に重要なパーツです。本記事ではスパークプラグの種類や故障の症状をご紹介します。スパークプラグのトラブルで慌てないためにも確認しておきましょう。
https://seibii.co.jp/blog/contents/spark_plug_inspection
スパークプラグ部品の選び方
スパークプラグを選ぶ際は、車の年式やメーカー、エンジンの種類に合わせて選ぶ必要があります。
また、プラグの種類や特徴についても事前に調べておくとよいでしょう。
スパークプラグ部品をネットで購入する場合はスパークプラグメーカー(NGK、DENSO)のサイトを確認すると良いと思います。
特に一般寿命タイプのスパークプラグから、高寿命タイプのスパークプラグ(イリジウムプラグ)に交換する場合は、適合する品番をよくチェックするようにしましょう!
スパークプラグをDIYで交換する時の準備
スパークプラグを交換する時には、走行後すぐではなく、エンジンが冷えた状態であることを確認しましょう。
また、予め必要な工具や交換に必要なパーツを用意しておくことも重要です。
交換する前には下記の工具や部品を用意しておくようにしましょう。
- プラグレンチ(プラグ専用工具)
- ラチェット
- エクステンションバー
- スパークプラグ部品
- メガネレンチ
上記は一般的な軽自動車やコンパクトカーのスパークプラグ交換時に用意するものですが、車両によっては周りの部品を取り外すこともあるので、用意する物は増えます。
特に車両によってはかなり複雑な作業になることもあるので、V型のエンジンを搭載していたり、セダンやワンボックスなどの大きな車の場合は業者に依頼するのが良いと思います!
スパークプラグの交換方法
スパークプラグを交換する際には、エンジンルーム内のレイアウトを確認してから作業を進める必要があります。
一般的な軽自動車やコンパクトカーは下記のような流れで交換するようにしましょう。
- ボンネットを開けてエンジンカバーを外す
- イグニッションコイル固定用ボルトを取り外し
- イグニッションコイルコネクターを取り外す
- スパークプラグを交換する
- 取り外した部品を元に戻す
おおまかな交換方法は上記となりますが、注意点があるのでそこについて詳しく解説します。
交換する時の注意点
スパークプラグを交換は車両によって難易度が違いますが、軽自動車であればそこまで難しくはありません。
ですが注意点を守らないとエンジンが掛からなくなったり、不調を起こしたりするため作業時は十分注意するようにしましょう。
スパークプラグ交換時に注意すべきは下記3つです。
- スパークプラグを適切なトルクで締め付ける
- イグニッションコイルは元々の取りついている位置で使用する
- コイルコネクターとコイル本体をしっかり取り付ける
特にスパークプラグの新品交換時は適切なトルクで締め付けることが重要で、エクステンションバーで軽く締め付けをして引っかかりを感じたら、ラチェット等で約1/3回転~約2/3回転させるようにしてください。
この締め付けを間違えると思わぬ不具合がでてしまうので気を付けて作業するようにしましょう。
スパークプラグ交換が出来ない場合は業者に依頼する
スパークプラグの交換方法を解説しましたが、締め付けトルクなど交換には一定の知識や経験が必要です。
もしDIYで自分でのスパークプラグ交換が難しい場合は、業者に依頼することをおすすめします。
セイビーでは一般的な軽自動車やコンパクトカーはもちろん、高排気量のセダン車やワンボックス車などのV6型・直列6気筒型のエンジンでも対応可能です!
スパークプラグ部品の適合確認や用意から対応出来るので是非お気軽にお問い合わせください!
まとめ
車のスパークプラグをDIYで交換する際の注意点や工具、交換方法について解説しました。
スパークプラグ交換には十分な知識や経験が必要ですが、しっかりと準備をして作業を進めることで、安全に交換作業を行うことができます。
スパークプラグ部品の適合が心配な場合や、自分で作業が出来ない場合でも業者に依頼するなどして、安心で快適なカーライフに出来るようにしましょう!