「車検切れの車ってディーラーで引き取り納車してもらえるのかな?」
「車検切れの車の車検をスムーズに行いたい」
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
車検切れの車は引き取り納車で手軽に車検を行うことができます。
また、ディーラーやカー用品店など、対応している業者・店舗はさまざまです。
この記事では、車検切れの車を引き取り納車する手順を解説。
流れを知ることができるため、ディーラーへの依頼から納車までスムーズに行えるでしょう。
また、記事の後半では引き取り納車で車検を行う際の注意点をご紹介します。
車検切れの車の車検をしたい方、引き取り納車の車検が気になっている方はぜひ参考にしてください。
目次
ディーラーに車検切れの車の引き取りを依頼する際の流れ
「引き取り納車」と聞いたことはあっても、実際に利用した経験がある方は少ないのではないでしょうか。
実際にディーラーに車検切れの車の引き取りを依頼する際の流れをご紹介します。
電話・Webで予約
まずは、ディーラーに電話またはWebサイトから引き取りを依頼しましょう。
- 電話予約:直接担当者と話すことで、疑問点をすぐに解決できます。
車検証や自賠責保険証などの情報 が必要になりますので、手元に準備しておきましょう。
- Web予約:24時間いつでも予約可能です。
必要事項を入力するだけで簡単に予約できますが、疑問点がある場合は電話で確認 することをおすすめします。
予約時に以下の内容を確認しておくとスムーズです。
- 車検切れであること
- 車種・年式・走行距離
- 引き取り希望日時
- 引き取り場所
- 連絡先
車検切れの車である場合、ディーラーによって対応が変わる可能性もあるため、必ず予約の段階で伝えましょう。
車検証・自賠責保険証を準備する
引き取り当日までに、以下の書類を準備しておきましょう。
- 車検証:車検切れであっても必要です
- 自賠責保険証:車検切れと同時に自賠責保険も切れている場合は、ディーラーで加入手続きができます
- 自動車税納税証明書:軽自動車の場合は軽自動車税納税証明書が必要です
- 印鑑:契約書などに捺印します。認印で構いません
あわせて、引き取り当日までに仮ナンバーの取得もしておく必要があります。
仮ナンバーの取得の方法は以下から確認ができます。
仮ナンバー取得ガイド/取得に必要な書類から取付、注意点まで解説
仮ナンバーを取得するには、書類を用意し、役所に申請をする必要があります。今回の記事では、仮ナンバーの役割や利用できるタイミング、申請方法などを紹介します。仮ナンバーは使用できる場面が限られているため事前に確認しておきましょう!
https://seibii.co.jp/blog/contents/temporary_number_plate
車検を実施する
ディーラーに引き取られた車は、整備工場で車検を受けます。
車検の内容は、法定24ヶ月点検と整備、保安基準適合検査などです。
車検の完了日程は、ディーラーによって異なりますが、通常2〜3日程度 かかります。
車検期間中に車が必要な場合は、ディーラーに代車を用意してもらいましょう。
有料の場合もありますが、無料で貸し出してくれるディーラーもあります。
車検証・自賠責保険証を準備する
引き取り日時と場所は、予約時に確認しておきましょう。
- 引き取り日時:営業時間内で利用者が指定した時間
- 引き取り場所:自宅や職場など、利用者が指定した場所
引き取り日時はディーラーの都合もあるため、複数の候補を準備しておくとよいでしょう。
車検切れの車をディーラーに依頼する際の引き取り料金
ディーラーへの持ち込み車検に比べると、車検切れの車の引き取りは料金が高くなる傾向があります。
具体的にどのような料金が発生するのかご紹介します。
レッカー代
車検切れの車をディーラーまで運ぶためのレッカー代が必要です。
レッカー代は、距離や時間、ディーラーによっても料金体系が異なる ため、事前に確認しましょう。
たとえば、距離で料金を設定している場合のレッカー代の相場は以下のとおりです。
- 10km以内:5,000〜10,000円
- 10km〜20km:10,000〜20,000円
- 20km以上:20,000円〜
店舗・業者によって違うため、見積もりのときにしっかり確認しましょう。
保管料
車検期間中に車をディーラーに預ける場合、保管料がかかる場合があります。
保管料は、1日あたりの料金で計算されますが、ディーラーによって無料期間が設けられている場合もあります。
保管料の目安は1日あたり 500〜1,000円 です。
ディーラーに長く預けると保管料が高額になるため、車検完了後は速やかに車を引き取りましょう。
その他の諸経費
車検が切れた車を引き取り納車で車検を実施する際は、法定費用やレッカー代など以外にも、仮ナンバーの取得費用や車検代行費用が発生します。
車検切れの車の仮ナンバー取得費用:車検切れの車を公道で運転する場合、仮ナンバーを取得する必要があります。
仮ナンバーの取得費用は、地域によって異なりますが、500円〜1,000円程度 です。
車検代行費用: ディーラーに車検手続きを代行してもらう場合、代行費用がかかります。
代行費用は、ディーラーによって異なりますが、5,000円〜10,000円程度です。
ディーラーによる車検切れ自動車を依頼する際の注意点
引き取り納車は簡単に車検を実施できる手段の1つですが、複数の注意点があります。
車検切れ自動車をディーラーに依頼する際の注意点を確認して、引き取り納車が自身に合う方法なのかを判断する材料にしてください。
引き取りに対応していないディーラーもある
全てのディーラーが車検切れの車の引き取りに対応しているわけではありません。
同メーカーのディーラーでも、店舗によって引き取りの対応の有無が違うため、事前に確認しましょう。
インターネットでも確認ができることがありますが、電話のほうが正しい情報を確認できる ためおすすめです。
整備士とのやりとりが困難な場合がある
引き取り納車の場合、整備士と直接やり取りする機会が少ないため、車の状態や整備内容について詳しく説明を受けられない場合があります。
また、整備してほしい場所がされていない可能性もあります。
整備に関する細かい説明や気になっていることなどをしっかり整備士に確認したい方は、持ち込み車検のほうが安心感があるでしょう。
引き取りを利用する方は、気になる箇所や整備してほしい場所を見積の段階から伝えることがおすすめです。
スケジュールの調整が必要になる
引き取り納車は依頼してすぐに引き取りに来てもらえるとは限りません。
ディーラー側の都合もあるため、双方のスケジュール調整が必要です。
たとえば、「車検が切れてるけど、◯日までには使えるようにしたい…」と予定などがあれば早めに確認しなければ希望日時で引き取り車検を行えない可能性があります。
引き取り納車を利用する方は、余裕を持ったスケジュール調整を行い、希望日に車検を行えるようにしましょう。
ディーラー引き取り以外の車検切れの車の対応方法
ディーラーから引き取ってもらう以外の方法で車検切れの車を車検したいと考える方もいるでしょう。
ディーラーの引き取り納車による車検以外の方法を2つご紹介します。
出張車検を依頼する
1つ目は、車検業者が自宅まで来て車検を行うサービスです。
出張車検は手間が省けるだけでなく、ディーラーよりも費用を抑えられる場合もあります。
実際、出張車検は自身が希望した場所に整備士が訪問し、車検を実施するため、忙しい方でも手間が省けます。
また、たとえば出張整備や車検を実施するセイビーの場合、車検の基本費用は33,000円です。
引き取り納車の車検は車検の基本料に加え、レッカー代などが必要であるため、出張車検はかなり費用を抑えられるでしょう。
車検業者へ持ち込みをする
2つ目は、仮ナンバーを取得し、自分で車検業者に車を持ち込む方法です。
車検業者への持ち込みは、ディーラーよりも費用を抑えられる場合がありますが、手間がかかります。
たとえば、仮ナンバーの発行や自分で持ち込みをする時間が必要なため、多忙な方やお急ぎの方はスケジュールの調整が困難な可能性があります。
また、仮ナンバーを取得するには自賠責保険なども入り直す必要があるため、余裕を持って準備しなければいけません。
とはいえ、直接車検業者に持ち込むことで、細かい整備の内容や不安点を整備士に聞くことができるため、安心して車検を行いたい方は持ち込みがおすすめです。
出張車検のセイビーなら車検切れの車の車検も対応可能!
「車検切れの車の車検をサクッと更新したい」
「持ち込み車検は面倒…」
このようにお悩みの方は、セイビーの利用をご検討ください。
セイビーは、ネットでご依頼いただくだけで自宅まで出張して車の整備・修理・車検などを行うサービスです。
特徴①リーズナブルな価格設定
ディーラーよりも安い価格で車検が可能です。出張費用・点検費用なども明確に提示し、追加料金は一切発生しないため、安心して車検が受けられます。
特徴②確かな技術とサービス体制
セイビーの出張車検は国家資格を保有したスタッフが対応します。整備内容や項目もお客様に丁寧にご説明いたします。
特徴③ご自宅にいる間に車検が完了するから手間いらず
セイビーはご自宅や職場などお客様のご指定の場所まで伺い、車検を行います。面倒な手続きや移動の手間を省き、時間を有効活用できます。
まとめ
ディーラーによる引き取りを依頼すれば、公道を走れない車検切れの車でも車検を受けられます。
しかし、ディーラーによる引き取りは基本的には有料でのオプション料金です。
安さも工事の質も両立したい方は、出張や引き取りの対応をおこなっている車検業者への依頼を検討されるのもおすすめです。
業者によって、費用やサポートの内容は異なるため、価格やサービス内容を比較して、ご希望に合った業者に依頼するとよいでしょう。