この記事ではホンダのN-BOXに自分でドラレコを取り付ける場合の作業方法や必要な工具を紹介します。
一見、難しそうに見えるドラレコの取り付けですが、電源の取り方や配線の隠し方によっては作業が初めての人でも簡単に取り付けが可能です。
作業方法を知ることで、安心なドライブの必需品となりつつあるドライブレコーダーをお得に取り付けてみてはいかがでしょうか?
【N-BOX】ドラレコ取り付けに必要な工具
N-BOXにドラレコの取り付けを行う場合には、本体以外に次の工具を要しましょう。
- アルコール
- マスキングテープ
- ドライバー
- 結束バンド
- ニッパー
アルコールが必要な理由
アルコールはドライブレコーダーを固定する際に、ガラスについた油脂を除去するために使用します。
一見キレイに見えても、ガラスと両面テープの間に油脂が残っていると振動などで外れやすくなってしまいます。必ず接地面を清掃してから取り付けを行いましょう。
マスキングテープが必要な理由
マスキングテープは内装部品の保護に使用します。
ドラレコの配線をキレイに隠すためには、内装部品を取り外し、配線を中に入れ込む必要があります。
この作業中にキズや汚れがつくケースが多いため、マスキングテープであらかじめ保護しておきましょう。
ドライバーが必要な理由
ドライバーは、内装部品のネジを外すために使用します。
場所によってネジのサイズが異なる場合がありますので、小さめのマイナスドライバーを用意しておくとスムーズに作業が進むでしょう。
結束バンドが必要な理由
結束バンドは配線をコンパクトにまとめるために使用します。
複数の線がひとまとまりになると押し込みやすくなりますので、見栄えを良くしたい場合にはホームセンターや100円均一で準備しておくと良いでしょう。
ニッパーが必要な理由
ニッパーは結束バンドをカットするために使用します。
結束バンド・ニッパーは必須の工具ではありませんが、キレイに配線を隠したい場合は用意しておくと便利です。
【N-BOX】ドラレコ取り付けの手順
ドラレコの取り付けは「どこから電源を取るか」「どれだけ見栄えにこだわるか」で作業難易度が変わります。
シガーソケットから電源を取る方法がもっとも簡単で、ドラレコを指定の位置に取り付けソケットを差し込んだら作業完了です。
しかし、この方法では配線が丸見えです。見栄えを良くしたい場合はヒューズボックスから電源を取るといいでしょう。
今回はヒューズボックスから電源を取り、ドラレコを取り付ける方法を紹介します。
【ドラレコ取り付けの手順】
- 取り付け位置の確認・取り付け
- ピラーのカバーを外す
- ヒューズボックスから電源を取る
- 配線を隠しながら接続する
ドラレコ取り付け手順①取り付け位置の確認・取り付け
まずはドライブレコーダーを取り付ける位置を確認しましょう。
ドライブレコーダーの取り付け位置は法律により定められています。本体の説明書などに記載がある取り付け位置を確認し、走行の邪魔にならない位置に取り付けてください。
N‐BOXは年式や型式によってフロントガラス中央にセンサーが付いているものとついていないものがあります。
取り付けの邪魔になるものがなければ中央付近に、センサー付きの車両であればセンサーカバーの左側あたりへの取り付けがおすすめです。
ドラレコ取り付け手順②ピラーのカバーを外す
N-BOXの場合、ヒューズボックスは運転席の足元にあります。
配線を隠すために、ヒューズボックスに近い運転席側のピラーを外しましょう。
ピラーを外す際にキズが付きやすいので、周辺のパーツを養生テープで保護しておくと安心です。
ドラレコ取り付け手順③ヒューズボックスから電源を取る
ヒューズボックスにアクセスし、シガー電源(ACC電源)を取り出します。
電源の取り方は車によって異なる場合がありますので、取り扱い説明書等で確認してください。
ドラレコ取り付け手順④配線を隠しながら接続する
電源の確保ができたら、ドライブレコーダーから出ている配線をフロントガラスと天井の隙間に押し込みながら這わしていきます。
そのままヒューズボックスに配線を下し、接続すれば完了です。
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ドライブレコーダーの取り付けは、見栄えを良くしようと思うと難易度が上がります。
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