一般的なカーオーナーであれば2年に1回来る車検に頭を悩ませるかと思います。
そんな車検が整備工場にお願いするより安く出来たら嬉しいですよね。
ユーザー車検は文字通り、カーオーナー自身で車検を通す事を言い、自分で車検を通すため手数料が無く安く車検を取得することが可能です。
ですがユーザー車検は料金が安いというメリットだけでなく、様々な注意点やデメリットがあります。
そこで今回の記事ではそんなユーザー車検についてメリットやデメリット、費用について詳しく解説していきます。
目次
ユーザー車検とは
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ユーザー車検とは、業者を通さず自分で運輸支局に車を持ち込んで車検を受ける方法です。
代行手数料を抑えられる一方、手続きは全て自分で行う必要があります。
車検と法定点検は違うもの
ユーザー車検を検討する前に知っておきたいのが、「車検」と「法定点検」の違いです。この2つは混同されやすいのですが、実は全く別のものを指しています。
車検は、車が保安基準に適合しているかを確認する「検査」です。
検査時点で基準を満たせば合格となるものの、次の車検まで安全に走行できることを保証するものではありません。
一方、法定点検(24ヶ月点検)は、車が故障せずに安全に走行できるかを定期的に調べる「点検・整備」を指します。
道路運送車両法で義務付けられており、エンジンやブレーキなど56項目にわたる詳細なチェックが求められるのです。
ここで注意したいのが、ユーザー車検は「車検」のみを自分で行うことであり、法定点検は含まれないという点。
そのため、ユーザー車検とは別に法定点検を実施する必要があります。
法定点検は専門的な内容が多いため、整備工場やディーラーに依頼するのが一般的でしょう。
ユーザー車検のメリット/デメリット
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ユーザー車検を受ける前に、メリット・デメリットの確認をしておきましょう。
ユーザー車検のメリット
ユーザー車検のメリットは次の2つが挙げられます。
- 車検費用が安い
- 車について詳しくなれる。
メリット①:車検費用が安い
ユーザー車検の大きなメリットは、車検費用を抑えられることです。
業者に車検を依頼する場合、税金や保険料の他に2〜5万円前後の手数料がかかりますが、ユーザー車検ではこの手数料がかかりません。
「少しでも車検費用を抑えたい」という方にとって魅力的な方法と言えるでしょう。
メリット②:車について詳しくなれる
ユーザー車検では、車両が保安基準に適合しているかどうかをさまざまな検査を通して確認します。
タイヤやヘッドライトなどはもちろん、下回りやブレーキ・アクセルなどを専門の機材を使用して確認しますので、車について詳しくなれるでしょう。
「愛車について詳しくなりたい」という方はぜひユーザー車検に挑戦してみてください。
ユーザー車検のデメリット
価格が抑えられるユーザー車検ですが、デメリットも存在します。
ユーザー車検のデメリットは以下の3つです。
デメリット①:平日しかできない
ユーザー車検の受付時間は平日日中のみです。
特に問題がない場合でも車検が完了するまでに半日程度かかる場合がありますので、土日休みの方や平日に時間が取れない場合はユーザー車検を受けるのが難しいでしょう。
デメリット②:自分でやるので怪我や故障のリスクがある
整備や点検に慣れていない方がユーザー車検を受ける場合には、検査時にケガや故障を引きを引き起こすリスクがあります。
少しでもリスクを減らすために検査項目などを事前に確認しておきましょう。
またディーラーや業者に車検を依頼した場合、車検の検査項目以外に問題があれば整備やパーツの交換を行ってくれますが、ユーザー車検ではユーザー自身に知識がないと問題に気づくことができません。
安全性を確保するためにも、ユーザー車検を受ける場合は別途プロの点検を受けることをおすすめします。
デメリット③:手続きが面倒
車検では自動車重量税や自賠責保険、印紙代を支払い、専用の用紙を作成する必要があります。
業者に車検を依頼する場合は、書類の作成や申請は全て業者が行うため、ユーザーは指示された書類を用意するだけでOKですが、ユーザー車検の場合は全て自分で手続きを行わなければなりません。
万が一書類に不備がある場合にはその日のうちに車検が受けられない可能性があります。
ユーザー車検の予約方法
ユーザー車検を受けるには、事前予約が必須となります。
予約システムへの登録
ユーザー車検の予約は、国土交通省が提供する「自動車検査インターネット予約システム」のページから行なえます。
24時間利用が可能で、予約後の変更や取り消しにも対応。そのため、早めに予約しておくことをおすすめします。
予約可能な時期と注意点
運輸支局の業務時間は平日の9:00~12:00、13:00~16:00まで。
また、検査の受付時間は8:45~11:45、13:00~15:45までとなっていますので、時間に余裕を持って運輸支局に訪れるようにしてください。
ユーザー車検に必要なもの/必要書類
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ユーザー車検に必要な書類は以下の通りです。
- 車検証
- 自動車賠償責任保険証明書
- 自動車納税証明書
- 自動車重量税納付所
- 継続検査申請書
- 自動車検査票
- 点検整備記録簿
運輸支局で用紙が用意されているものもありますが、不備や不足がある場合車検を受けられません。
また書類ではありませんが、シャチハタ以外の印鑑も必要です。
ユーザー車検の事前準備
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ユーザー車検をスムーズに受けるには、事前準備が欠かせません。
車の状態確認と必要書類の準備をしっかり行いましょう。
車の状態をチェックする
ユーザー車検を受ける前に、車両が車検に通る状態なのかを確認しておく必要があります。
タイヤやライトはもちろん、普段目にしない下回りのパーツもしっかりと確認してください。車検で不合格にならないよう、以下の項目を重点的にチェックしておくと安心でしょう。
- タイヤの溝深さと亀裂の有無
- ライトの点灯状態と光軸
- ワイパーの動作確認
- ウインドウの傷やひび割れ
- マフラーの穴や腐食
必要書類を準備する
車検を受けるためには、「ユーザー車検に必要なもの/必要書類」で紹介した7つの書類が必要となります。
車検証・自賠責保険証明書・自動車納税証明書の3つ以外は、当日運輸支局で入手可能ですが、事前に準備できるものは揃えておくと、当日の手続きがスムーズに進みます。
ユーザー車検当日の流れ
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当日は時間に余裕を持って運輸支局を訪れましょう。
以下の流れで検査を進めていきます。
予備検査場で最終調整
運輸支局で車検を受ける前に、近辺にある検査場で予備検査を受けることをおすすめします。
予備検査では、専用の機材がないと確認できないサイドスリップ検査やスピードメーター検査、排気ガス検査などの確認が可能です。
予備検査に通らなかった場合、車検にも通らないと考えた方が良いでしょう。
飛び込みの検査に対応していない場合もあるので、事前に予備検査ができるかを確認しておくと安心です。
運輸支局で書類作成・受付
運輸支局に到着したら、以下の手順で書類作成と手続きを進めます。
- 書類の作成:「自動車検査票」「自動車重量税納付書」「継続検査申請書」を記入
- 税金・手数料の支払い:自動車重量税と印紙・証紙を購入し、書類に貼付
- 自賠責保険の継続:運輸支局近くの代書屋で継続手続きを実施
- 納税確認: 納税証明書を納税確認窓口に提出
- 車検の受付:全ての書類を車検受付窓口に提出
運輸支局の記載場所には記入例が用意されていますので、それを参考に正しく記入しましょう。
検査コースでの検査
車検を受ける車両に乗り、検査コースを回っていきます。
車検コースの入場回数は1度の申請で3回までと制限があるので注意してください。
検査項目については次のセクションで詳しく解説します。
車検証の交付
検査に合格すると、車検証とステッカーが交付されます。
万が一不合格になってしまった場合は、再検査を受けなければなりません。
ユーザー車検の検査項目
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ユーザー車検では、車が保安基準に適合しているかを以下の項目で検査します。
事前に検査内容を把握しておくことで、スムーズに車検を進められます。
同一性・外回り検査
車検証と車両の同一性を確認し、外観の状態をチェックする検査です。
【検査項目】
- 車台番号の確認
- 外観の損傷や改造の有無
- ランプ類の動作確認
- ウインドウガラスの状態
サイドスリップ・ブレーキ検査
タイヤの横滑り量とブレーキの効き具合を専用機器で測定していきます。
【検査項目】
- サイドスリップ検査:タイヤの横滑り量が基準値内か確認
- ブレーキ検査:前輪・後輪・駐車ブレーキの制動力を測定
- スピードメーター検査:速度計の誤差が許容範囲内か確認
ヘッドライト・排気ガス検査
ヘッドライトの光軸と明るさ、排気ガスの有害物質濃度を測定します。
【検査項目】
- ヘッドライト検査:光軸のズレと光量が基準を満たすか確認
- 排気ガス検査:CO(一酸化炭素)やHC(炭化水素)の濃度を測定
※ディーゼル車の場合はディーゼル車専用の排気ガス検査を行います。
下回り検査
車両下部の状態を確認する検査です。
検査員が車の下に潜り、目視で点検を実施します。
【検査項目】
- オイル漏れの有無
- マフラーの穴や腐食
- ステアリング・サスペンションの緩み
- ドライブシャフトブーツの破れ
ユーザー車検の費用と相場
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ユーザー車検では、以下の法定費用がかかります。
| 費用項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 自賠責保険料 | 17,650円〜(24ヶ月) |
| 自動車重量税 | 車両重量により異なる |
| 検査手数料(印紙代) | 1,800円前後 |
法定費用は車種によって異なるものの、車検基本料がかからないため、ディーラーや業者に車検を依頼するよりも2〜5万円程度安く済ませることが可能です。
ユーザー車検に不合格になったら
ユーザー車検で不合格になった場合は、再検査が必要です。
検査日から2週間以内に再検査を受ける場合には不適合箇所に関する検査のみとなります。
再検査時には検査で不合格をもらった箇所を保安基準に適合するように直してから受ける必要がありあす。
また再検査を受ける場合は車検を受けた日に「限定自動車検査証」を発行してもらいましょう。
Seibiiの出張車検なら、安くて、簡単。安心
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「ユーザー車検は不安だけど簡単に車検を済ませたい」という方にはSeibiiの出張車検がおすすめです。
出張車検なら、ディーラーや整備工場を訪れる必要がありません。
自宅にいながら車検が完了するため、忙しい方でも手軽に車検を済ませることができます。
またユーザー車検の大きなデメリットである「面倒な手続き」は全て代行をして、車両の安全性もプロの整備士が点検・整備をするので安心です。
概算の見積りは無料で出すことが出来るので、気になる方は下記からお気軽にお問い合わせください!
まとめ
今回の記事では、ユーザー車検のメリット・デメリットから実施までの流れをご紹介しました。
費用が安く済むユーザー車検ですが、車の知識がない場合は手間と時間がかかります。
「プロに任せたい」「安心・安全を重視したい」という場合は、ディーラーや専門店、出張整備なども視野に入れて検討することがおすすめです。