オルタネータは、エンジンの始動や計器類の表示など車で使われるさまざまな電気を生み出す部品です。
オルタネーターは、使用開始から10～15年もしくは10～15万kmが寿命とされる消耗部品で、頻繁な交換は必要ありませんが不具合が生じると突然車が止まってしまうこともあります。
異音や計器類、エンジンの不調を感じたら早めに点検・交換を行いましょう。
万が一、オルタネーターが故障してしまった場合、費用や時間はどれくらいかかるのでしょうか。
今回の記事ではダイハツの人気車種であるタフトをピックアップし、紹介します。
オルタネーターを交換する必要性
オルタネーターは補器ベルトが回転することによって内部のコイルが回転し発電を行いその電力をバッテリーに供給する重要な部品の一つです。
オルタネーターの一般的な交換タイミングは10万～15万キロが目安とされており、その他の消耗品と比較すると耐久性が高い部品となり、交換頻度は少ない部類に入ります。
しかし、交換時期を大幅に過ぎている、オルタネーターからの異音がするといった状況下で乗り続けてしまうとオルタネーターの故障の原因となりますので注意が必要です。
オルタネーターの点検方法として、バッテリーを診る方法が挙げられます。
バッテリーの電圧を測定するのにはテスターが必要となりますが、比較的安価に購入することができるので、自分で診断をしたいといった方は購入をおすすめします。
オルタネーターには補器ベルトをかけるプーリーといったものがあり、メーカーや車種によっては、悪路を走行した際に砂利が噛み込み、プーリーが破損してしまうといったケースがあります。
これによって発電する役割を失う結果、バッテリーに電力供給をすることができず、バッテリー上がり、オルタネーターの交換となってしまう為、走行する場所や異音・発電量といった点には注意が必要です。
したがって、オルタネーターの耐久性を過信せず、交換目安時期や異音がする・バッテリーに十分な充電がされないといった状態となったら、早急に信頼のおける専門の整備士に診断してもらうことをおすすめします。
オルタネーターが故障する前の症状
オルタネーターの故障の症状として第一に挙げられるのが、異音になります。
一般的に「ゴロゴロ」や「ウォンウォン」といった音がするケースが多く、これはオルタネータに搭載されているプーリーの故障または損傷のサインとなります。
オルタネーター内部のカーボンブラシの摩耗により電力を発電できなくなるといった寿命による症状もあります。
これは、バッテリーを診断することで発電量をみることができ、発電量が極端に少ない場合には、オルタネーターの故障又はバッテリーの劣化が考えられます。
また、バッテリーと同様に、ヘッドライトやルームランプ、オーディオといった電力の供給を必要とする部品が正常に作動しない場合でもオルタネーターの故障が疑われる症状となります。
バッテリーを新品に交換したばかりなのに、バッテリーが上がってしまう、走行中に異音がするといった症状が出た際には、専門の整備士に診断をしてもらいましょう。
必要に応じて交換をしてもらうことで、安心と安全性を確保することができ、快適に運転をすることができます。
タフトのオルタネーター交換費用
タフトのオルタネーターを交換する際の費用は、30,000～120,000円程度が相場ですが、どの業者に作業を依頼するか、どんな部品を使用するかによっても金額は異なります。
今回は「出張整備のセイビ―で交換した場合」「カー用品店へ持ち込む場合」「自分で交換作業をする場合」の3パターンに分けて、タフトのオルタネーター交換にかかる費用目安をご紹介します。
セイビーで交換する場合の交換費用
セイビーにタフトのオルタネーター交換を依頼する場合の費用は、部品代込みで44,000円です。
部品込みで作業を依頼する場合は、高品質リビルト品を使用するため、新品を使用するよりも安くオルタネーターの交換を行うことができます。
また、セイビーで使用する部品は40,000kmもしくは2年間の保証付き。交換後も安心してドライブを楽しむことができるでしょう。
交換後の古くなった部品の回収費用も含まれているため、別途処分費用を請求される心配もありません。
【リビルト品とは？】
リビルト品とは、使用済みの自動車や修理時に取り外した部品を分解し、洗浄や修理を行なった上で組み立て直した部品です。
構成部品は厳しい検査に合格したもののみを使用。組み立て後も新品同様の性能があるかのチェックを受けているため、新品よりも手頃な価格で高品質な部品が手に入ります。
カー用品店へ持ち込む場合の交換費用
カー用品店へオルタネーターの交換を依頼する場合の費用は、3,000～15,000円程度の工賃＋部品代がかかります。
新品を使用する場合の部品代は20,000～50,000円程度となりますが、中古品やリビルト品であれば10,000～20,000円程度で購入できるものもあります。
「少しでも交換費用を安く抑えたい」という場合は、オークションサイトやパーツ専門店で探してみるのもおすすめです。
ただし、中には保証がない製品も少なくありません。決して安いパーツではありませんので、性能や保証をきちんと確認するようにしましょう。
またオルタネーターが故障し、車を動かすことができない場合には、店舗まで運ぶ費用も必要です。
JAFや任意保険付帯のロードサービスで車を運んで貰える場合もありますので事前に運搬が可能か確認しましょう。
自分で作業する場合の交換費用
自分でオルタネーターの交換をする場合の費用は、部品代のみです。
価格の安いリビルト品などを購入できれば10,000円程度でオルタネーターの交換ができるでしょう。
ただし、オルタネーターの交換はエンジンルーム内の作業となり、ただ古いパーツを取り外して新しいものに交換するだけではありません。
作業手順を誤ると火災や他のパーツの故障に繋がることも。日頃から車の整備に慣れていない方の場合はプロに任せた方が安心でしょう。
タフトのオルタネーター交換の所要時間
タフトのオルタネーター交換作業にかかる時間も依頼する業者や方法によって異なります。
今回は費用と同じく「出張整備のセイビ―で交換した場合」「カー用品店へ持ち込む場合」「自分で交換作業をする場合」の3パターンに分けて、オルタネーター交換の所要時間を紹介します。
セイビーで交換する場合の所要時間
タフトのオルタネーター交換をセイビーに依頼する場合の作業時間は2時間程度です。
整備士が指定した場所に訪問して作業を行うセイビーでは、移動時間や待ち時間はありません。
さらにお急ぎオプションを選択すれば、48時間以内の作業も可能です。在庫がない場合には作業が行なえるまで数日から数週間がかかることもありますが、セイビーなら短い期間で交換作業を行う事ができます。
カー用品店へ持ち込む場合の所要時間
タフトのオルタネーター交換をカー用品店へ依頼する場合の作業時間は1～2時間程度です。
カー用品店での作業は、他の業者と比べて早いという特徴がありますが、予約をしていない場合や、作業が立て込んでいる場合には数時間待たされることもあります。
また必ずタフトに適合するオルタネーターの在庫があるとは限らないため、事前に確認が必要です。
自分で作業する場合の所要時間
自分でタフトのオルタネーター交換を行う場合の所要時間は2～3時間程度です。
作業に慣れている方が交換を行う場合は、1時間程度で完了することもありますが、オルタネーターの交換はバッテリーやVベルトの作業も必要です。
さらにバッテリーの端子を外すため、交換後にはナビや時計の調整を行う必要があり、初めてオルタネーターの交換を行う場合は半日以上かかると考えた方がいいでしょう。
タフトのオルタネーター交換ならセイビーがおすすめ！
タフトのオルタネーター交換にかかる費用は50,000～120,000円程度、所要時間は1～2時間程度が目安となります。
「オルタネーターの故障で車を動かせない」「なかなか時間が取れない」という場合は、セイビーへの依頼がおススメです。
セイビーなら、ネットからのカンタンな予約で全国に在籍する整備士が指定の場所まで出張。その場で作業を行ないますので、仕事や家事の合間にタフトのオルタネーター交換を行うことも可能です。
