N-BOXのバッテリー交換はどのような手順で行うのでしょうか?
今回の記事では、数ある軽自動車の中からホンダの人気車種「N-BOX」をピックアップし、自分でバッテリーを交換する場合の製品の選び方・必要な工具・交換手順をご紹介します。
バッテリーの交換は他の消耗部品と比べ難易度の低い作業ではありますが、手順を誤ると故障やケガが発生するリスクも。正しく作業を行うことでお得にバッテリー交換を行いましょう。
【N-BOX】バッテリー交換用適合表
N-BOXの新車搭載バッテリー型式は以下の通りです。
【N-BOX新車搭載バッテリー型式】
- 6BA-JF3:M-42R
- 6BA-JF4:M-42R
- DBA-JF3:M-42R
- DBA-JF4:M-42R
- DBA-JF1:34B17L
- DBA-JF2:34B17L
N-BOXの新車搭載バッテリー型式は、仕様によって異なる場合があります。
バッテリーの交換作業を業者に依頼する場合は、製品選びから任せることができますが、自分で交換を行う場合は、適合製品かどうかを車検証の車両型式と照らし合わせ確かめるようにしてください。
正しい製品を選べるか不安な場合は、プロに任せると安心です。
【N-BOX】バッテリー交換に必要な4つの工具
挑戦しやすいイメージがあるバッテリー交換ですが、バッテリーには非常に高い電圧がかかっており、作業を誤ると故障や火災を引き起こす可能性があります。
安全に作業をするためには正しい工具の用意が必要です。
「初めてバッテリー交換を行う」という場合には次の4つの工具を用意してください。
【バッテリー交換に必要な工具】
- メモリーバックアップ
- 作業用手袋
- 養生テープ
- メガネレンチ・ラチェット
メモリーバックアップが必要な理由
メモリーバックアップは、車両に記憶されているオーディオや時計等の設定を飛ばさないためのアイテムです。
バッテリー交換時には、車両への電力供給が一時的に絶たれることで車両に記憶されている情報がリセットされてしまいますが、メモリーバックアップで代わりに電力を供給すれば情報が飛ぶことはありません。
メモリーバックアップはネットやカー用品店で購入できますので、準備しておくことをおすすめします。
作業用手袋が必要な理由
作業用手袋は、手を保護するために用意します。
バッテリー交換はエンジンルーム内での作業になります。周辺の部品でケガをすることも考えられるので、素手で作業は行わないようにしてください。
また液漏れや膨張が起きているバッテリーは非常に危険です。異常がある場合は、プロに交換を依頼した方がいいでしょう。
養生テープが必要な理由
養生テープはショート防ぐために用意します。
バッテリーには非常に高い電圧がかかっており、作業中に端子がボディや金属の工具等に触れるとショートが起こります。
ショートによる火花が原因で火災が発生する危険がありますので、作業中には養生テープで絶縁をしておきましょう。
メガネレンチ・ラチェットが必要な理由
メガネレンチとラチェットは、バッテリーを固定している金具やケーブルの端子を脱着するために用意します。
N-BOXの場合は10mmまたは12mmのメガネレンチとラチェットを用意してください。
【N-BOX】バッテリーの交換手順
N-BOXのバッテリー交換は以下の手順で行います。
【N-BOXのバッテリー交換手順】
- メモリーバックアップを接続
- 古いバッテリーを取り外す
- 新しいバッテリーを取り付ける
作業自体は非常に簡単ですが、安全に作業を行うためには、ケーブルを取り付ける順番に注意が必要です。
手順を詳しく確認してみましょう。
バッテリー交換手順①メモリーバックアップの取り付け
バッテリー交換を行う前に車両に保存された情報を保護するメモリーバックアップを取り付けましょう。
N‐BOXの場合、運転席の足元にあるOBDカプラーに取り付けてください。取り付けが完了したら電源を入れて完了です。
バッテリーの交換手順②古いバッテリーを取り外す
続いて古いバッテリーに繋がったケーブルを外します。
ケーブルは必ずマイナス側から外すようにしてください。手順が逆になるとショートの恐れがあります。
マイナス→プラスの順でケーブルを外したら、養生テープで絶縁しましょう。
次に古いバッテリーを取り出します。バッテリーは非常に重いので落下しないよう注意してください。
バッテリーの交換手順③新しいバッテリーを取り付ける
古いバッテリーを取り出したら、取り外しとは逆の手順で新しいバッテリーを取り付けます。
エンジンルーム内にバッテリーを入れたら、ショートを防ぐためにまずプラスケーブル、その後マイナスケーブルの順で取り付けを行ってください。
取り外しとは順番が逆になりますので注意しましょう。
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正しい手順を知っていれば、バッテリーの交換はそこまで難易度の高い作業ではありません。
とはいえ「正しい製品を選べるか」「安全に作業ができるか」など不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
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