今回の記事では、ホンダ・N-BOXのオルタネーターの交換手順や製品の選び方、交換に必要な工具等をご紹介します。
オルタネーターは10~15年もしくは10~15万kmで交換が推奨される消耗部品です。
交換頻度が高い部品ではありませんが、故障した場合にはエンジンがかからなくなることも。適切なタイミングでの交換が大切です。
交換時期が近い方や、エンジンに不調を感じている方はぜひ参考にしてください。
【N-BOX】オルタネーター交換の純正品番
N-BOXに搭載されたオルタネーターの純正品番は以下の通りです。
- 31100‐5K6-J01
- 31100-R9G-J01
ただし搭載されるオルタネーターは、年式や型式・仕様で異なる場合があります。
必ず車検証に記載された車両型式から適合部品を選ぶようにしてください。
正しい部品が選べるか不安な場合は、ディーラーやカー用品店などに相談してみることをおすすめします。
【N-BOX】オルタネーター交換に必要な工具
オルタネーターの交換では、次の工具を使用します。
【オルタネーター交換に必要な工具】
- 作業用手袋
- ドライバー等の工具
- バッテリー&オルタネーターチェッカー
作業用手袋が必要な理由
作業用手袋は、手のケガや汚れを防ぐために用意します。
オルタネーターの交換はエンジンルーム内での作業となり、バッテリー端子やボルトの取り外し作業が発生します。タイヤの取り外しが必要な場合もありますので、作業用手袋は必ず用意しましょう。
ドライバー等の工具
ドライバー等の工具はバッテリー端子や止めボルトを外す際に使用します。
具体的には、ドライバーの他にディープソケット、ラチェットレンチもしくはメガネレンチ等が必要です。
バッテリー&オルタネーターチェッカーが必要な理由
バッテリー&オルタネーターチェッカーは、交換後に電圧の状態をチェックするために使用します。
カー用品店やネットショップで2,000円程度で販売されていますので、交換作業の前に用意しておきましょう。
【N-BOX】オルタネーター交換の手順
N-BOXのオルタネーター交換は以下の手順で行います。
【オルタネーター交換の手順】
- バッテリーの端子を外す
- カプラーと固定ボルトを外す
- 本体を交換する
- 電圧の状態を確認する
- ナビや時計を合わせる
オルタネーター交換①バッテリー端子を外す
まずはショートを防ぐためにバッテリーの端子を外しましょう。
バッテリーは非常に高い電圧がかかる部品のため、作業中に金属が触れるとショートが起こる恐れがあります。
最悪の場合、火災につながる危険がありますので、オルタネーター本体の作業に入る前に必ずバッテリーの端子を外してください。
オルタネーター交換②カプラーと固定ボルトを外す
続いてオルタネーターのカプラーと固定ボルトを取り外します。
ボルトは奥まった場所にありますので、ディープソケットやラチェットレンチ、メガネレンチを使用し取り外しましょう。
オルタネーター交換③本体を交換する
オルタネーターを固定していたボルトが外れたら本体を取り外します。
N-BOXの場合、取り外すスペースがギリギリのためケガがないよう注意しながら作業を進めてください。
新品のオルタネーターと交換したら逆の手順でボルトやカプラーを取り付けます。
オルタネーター交換④電圧の状態を確認する
取り付けが完了したら、バッテリー&オルタネーターチェッカーで正常な電圧がかかっているかを確認してください。
オルタネーター交換⑤ナビや時計を合わせる
①でバッテリー端子を取り外しているため、車両に保存された情報がリセットされています。
車を使用する前にナビや時計、オーディオ等の再設定を行いましょう。
再設定が面倒な場合は、情報がリセットされないよう、メモリーバックアップを用意しておくことをおすすめします。
N-BOXのオルタネーター交換ならセイビーがおすすめ!
N-BOXのオルタネーター交換は、車の消耗部品交換の中でも難易度の高い作業です。
エンジンルーム内での作業となるため、日頃から車の整備に慣れていない方の場合は、プロに交換を依頼したほうが安心でしょう。
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