セイビーで活躍する整備士の方々が、日々どんな想いで整備士として取り組んでいるかを深掘りするインタビュー企画「知ってほしい!セイビーの整備士ってこんな人」#018!
整備士の新しい働き方として注目を集める「出張整備」。
従来のディーラーや整備工場での勤務とは異なり、お客様の元へ直接伺って作業を行うこのスタイルは、多くの整備士にとって新たな可能性を秘めています。
今回は、出張整備サービス「セイビー」で活躍する坂野文亮さんに、15年間勤めた国産ディーラーからの転身体験、現在の働き方、そして同業者へのアドバイスまで、率直にお話を伺いました!
目次
- 整備士プロフィール
- これまでのご経歴を教えてください
- フリーランス整備士になったきっかけは何でしょうか?
- セイビーはどのような経緯で知ったのですか?
- 以前のディーラーでの働き方と比べて、どのように変わりましたか?
- フリーランスになって収入はいかがですか?
- セイビーではどのような整備作業を担当されていますか?
- 出張整備ならではの「大変なこと」やデメリットはありますか?
- セイビーの仕事で印象に残っている仕事はありますか?
- セイビーで実際働いてみていかがでしたか?
- 今後の整備士人生における目標や、実現したいことはありますか?
- 最後に、かつての自分と同じようにキャリアに悩む整備士の方々へメッセージをお願いします。
- おわりに
- この度はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
整備士プロフィール
坂野文亮メカ(37歳)
- 居住地:茨城県ひたちなか市
- 整備士歴:17年(専門学校卒業後、20歳より整備士として勤務)
- 経歴:専門学校卒業後、国産ディーラーに15年勤務。4年前から副業にトライ、2年前に独立しフリーランス整備士として活動開始。セイビー登録は約1年前
- 所有資格:国家整備士資格2級、自動車検査員、ディーラー内資格複数所有
これまでのご経歴を教えてください
私は専門学校を卒業してから15年間、茨城の国産ディーラーで働いていました。
20歳で入社して、ずっと整備士一筋でやってきました。
会社を選んだ理由は、給料と待遇の良さでした。専門学校時代、自分の選んだディーラー系は他と比べて条件が良かったんです。最初は家から車で10分ほどの店舗に配属され、3〜5年で移動があるという形で働いていました。
ディーラーでの仕事は充実していました。点検や車検はもちろん、故障診断なども担当し、作業の幅は今よりもずっと広かったですね。ディーラー内の資格も取得していて、1級整備士取得後エスティメーション(板金)の1級を取ろうとしていたところで退職になってしまいました。
フリーランス整備士になったきっかけは何でしょうか?
結婚を機に税金のことを勉強し始めて、それまで先輩に言われるがままに年末調整を提出していたのを、きちんと理解しようと思ったんです。
そこから副業に興味を持ち始めて、4年ほど前から休日にドライブレコーダーの取り付けや中古車販売、不用品回収などをやっていました。
最初は案件マッチング仲介サイトに登録して依頼を受けて、そこから少しずつお客さんが増えていって。休日だけでも年間200万円ほどは稼げるようになっていました。
でも、ディーラーは副業禁止だったこともあり会社を退職、転職も考えましたが、ディーラー時代からずっと「自分で仕事をしたい」という思いが強くて、フリーランスの道を選びました。
また会社員になっても時間に縛られたり、人間関係があったりすると思ったので、それなら一度自分でできるところまでやってみようと決めました。
セイビーはどのような経緯で知ったのですか?
セイビーを知ったのは、妻の両親がきっかけでした。車を購入する際、何かの部品を取り付けてくれる人をネットで探していたそうなんです。
そのときに「セイビー」という会社が出てきて、「こういう会社があるんだね」という話をされて。
僕も知らなかったので調べてみたら、「こんなサービスがあるんだ」と思って、すぐに登録しました。それが1年ほど前ですね。
最初は茨城の田舎なので案件もないだろうし、そこまで稼げないと思っていました。
セイビーはサブ的なイメージで、案件が入ったら良いなという程度で考えていました。
でも、いざ登録してみたら「こんなに入るんだ!」とびっくりしましたね(笑)
それが一番驚いたポイントでした。
以前のディーラーでの働き方と比べて、どのように変わりましたか?
現在の働き方は、基本的に9時から15時までと決めています。
セイビーの案件が月20日ほど、残りは自分の中古車買取販売や、個人のお客さんからの電装品取り付け依頼などをやっています。
割合で言うと、セイビーが6割、その他が4割ほどですね。
15時以降は基本的に仕事を入れないようにしていて、それ以降は家族の時間だったり、事務作業の時間に充てています。
これは会社員時代には絶対にできない働き方ですよね。
休みらしい休みはあまりありませんが、僕は全然平気なタイプで。
自分でやりたくてやっている仕事なので、全然苦になりません。むしろ楽しくやっています。
フリーランスになって収入はいかがですか?
収入については、月によってばらつきはありますが、平均すると会社員時代よりも良い暮らしができていると思います。
フリーランスだと年収という概念が難しくて、売上ベースなのか利益ベースなのかで変わってくるのですが、売上で言ったら会社員の時よりは確実に上がっています。
ただ、高速代や修理代などの経費もあるので、その辺りは妻が協力してくれて経費管理をやってくれています。結果的に、会社員時代よりは満足できる収入は得られていますね。
セイビーではどのような整備作業を担当されていますか?
セイビーでは主に電装品の取り付けが多いです。
ドライブレコーダーやナビの取り付けは経験がありましたが、デジタコやバックカメラなど、ディーラー時代にはあまり触らなかった機器も多くて、セイビーに入ってから勉強させてもらっている感じです。
作業マニュアルがしっかりしているのが素晴らしいところで、「この配線から電源を取ってください」など、分からなければサポートチームに聞けるし、本当にサポート体制が整っていると思います。
ただ、作業の幅で言えばディーラー時代の方が広かったですね。
点検や故障診断なども行っていましたから。セイビーでは電装品がメインで、たまに車検の点検が入ってくる程度です。
でも、セイビーではいろいろな車種、いろいろな機械や用品を扱えるので、知識量は確実に増えています。それが一番楽しいところですね。
出張整備ならではの「大変なこと」やデメリットはありますか?
15年間働いたディーラーの車は問題ないのですが、それ以外の車は今でも少し不安です(笑)。
実際に一度、他社の車で部品を壊してしまったこともありました。基本的な構造は一緒なのですが、何かを外すときに一手間必要だったりして、要所要所で違いがあるんです。
今は少し慣れてきて、「こういう感じなんだろうな」という雰囲気は掴めてきましたが、今でも事前に取扱説明書を見たり情報収集してから作業していますね。
セイビーの仕事で印象に残っている仕事はありますか?
これまでで一番印象に残っているのは、セイビー本部で品質を担当している齊藤さん、佐藤さん、他の整備士の方たちと一緒にトラックのバックカメラとモニターの取り付けをやった時ですね。
普段は一人で黙々とやるだけなので、初めて本部の人たちや他の整備士の方たちと会えて、みんながどういう風に作業しているのかも見ることができました。
本部の方は知識量も技術力も桁違いで、すごく勉強になりました。
あの作業は1台に3〜4時間かかって、久しぶりに夜9時過ぎまで仕事をしたのですが、会社員時代でもなかなかそこまで遅くなることはなかったので、とても印象深い経験でした。
一人での作業は普段全然大丈夫なタイプなのですが、あの時は本当に刺激的でしたね。
セイビーで実際働いてみていかがでしたか?
セイビーで働いていて感じるのは、サービス品質に対する意志の強さです。
最初は写真を撮影しての作業完了報告や、「ここからの電源取得はNG」といったルールがあるのですが、作業修正や写真の撮り直しで遠方まで再訪問したことも何度かあります。
少し面倒だなと思うこともありました(笑)
でも、やはり自分たちを守る意味でも、お客さんに安心してもらう意味でも、こういうことは大切だなと思うようになりました。
先日、車検の前点検をやっているときにお客さんが他で見積もりをもらっていたという話をしたら、セイビーの担当者から「うちは価格競争していないので、うちの金額で提案して、それでダメならそれで良いんです」と言われて。
セイビーの考え方がどの本部の方と話をしても共通で、みんなが同じ方向を向いて「ちゃんとやろう」という意志の強さを感じるんです。
出張整備の中では、セイビーは抜きん出ていると思います。だから僕は最初からセイビーの看板を背負うということを意識して作業していますね。やり直しや物を壊すなんてことがないよう、セイビーのサービス品質を下げないような作業を心がけています。
今後の整備士人生における目標や、実現したいことはありますか?
今後については、迷っているところもあります。
このまま現場で整備士をずっとやるとなると、体力的にもきついかなと思っているので、何か整備工場を自分で作って運営側に回るか、そういうことも考えなければならないなと思っています。
整備士の方と話していると、工場を持ちたいという方も多いですね。
事業の引き継ぎなどもあったりするので、チャンスはあるかもしれません。
でも今のところ、セイビーで特別にやりたいことがあるかと言われると、特にありません。
いろいろな案件を任せてもらっているので、今はその中で知識と技術を磨いていければと思っています。
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上記は品質担当の佐藤が電気の勉強会をしたときです
最後に、かつての自分と同じようにキャリアに悩む整備士の方々へメッセージをお願いします。
セイビーをやろうと考えている方は、副業か個人事業でやられる方が多いと思います。
登録してすぐに稼働するのは全然良いと思うのですが、大事なのはセイビーの品質に対する意志の強さを理解することです。
「なんとなく副業で稼げたら良いな」とか、仕事に対してあまり熱量がない人には、セイビーで長く仕事を続けていくのは難しいのではないかなと思います。
現場対応をする整備士として責任を持って同じ目線、同じ姿勢で頑張ろうと思える方だったら、セイビーは絶対に良いシステムだと思います。
給料も時給換算すると悪い案件ありますが良い案件の方が多いし、自由度も高い。
分からないことがあれば相談にも乗ってくれるし、アフターフォローもしっかりしています。
同じ方向を向ける人は、ぜひ登録した方が良いと思います。
おわりに
僕がセイビーに登録したのは、たまたま義理の両親が見つけてくれたことがきっかけでした。
でも今振り返ると、あのとき一歩踏み出して良かったなと心から思っています。
15年間のディーラー生活も貴重な経験でしたが、今の働き方は僕にとって理想的です。
時間に縛られず、家族との時間も大切にできて、しかも収入面でも満足できる。
フリーランスは確かに大変な面もありますが、セイビーという看板があることで、一人ではない安心感があります。サポートチームの存在、他の整備士との交流、そして何よりサービス品質に対する共通の意識があることで、孤独なフリーランスではない働き方ができています。
もし迷っている整備士の方がいたら、まずは登録してみることをおすすめします。きっと新しい可能性が見つかるはずです。
この度はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
坂野さんのお話から一貫して感じられたのは、ご自身の仕事に対する真摯な「プライド」と、常に新しいことを吸収し楽しむ「探求心」でした。
ディーラーという安定した環境に安住することなく、お金の勉強を始め、副業にチャレンジし、そしてフリーランスという道を選ばれた行動力。
その一つひとつが、現在の充実した働き方に繋がっているのだと深く納得させられました。
また、フリーランスでありながら、ビジネスパートナーとして本部のスタッフや他のメカニックと連携し、互いに高め合っていく。
これからの整備士の新しい働き方の可能性を示しているように感じます。
「セイビーの品質を下げないように」。その言葉に、私たちのサービスが坂野さんのような素晴らしい整備士の方々によって支えられていることを改めて実感し、身の引き締まる思いです。
この記事を読んでくださった整備士の皆様が、坂野メカのように自分らしいキャリアを切り拓く一助となれば幸いです。
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