セイビーで活躍する整備士の方々が、日々どんな想いで整備士として取り組んでいるかを深掘りするインタビュー企画「知ってほしい!セイビーの整備士ってこんな人」#010!
整備士の新しい働き方として注目を集める「出張整備」。
従来のディーラーや整備工場での勤務とは異なり、お客様の元へ直接伺って作業を行うこのスタイルは、多くの整備士にとって新たな可能性を秘めています。
今回は、輸入車ディーラーでの勤務を経て独立し、出張整備サービス「セイビー」を拠点に約5年間活動する木立メカさんに、これまでの経歴から現在の働き方、そして独立を決意した理由まで、率直にお話を伺いました。
目次
- プロフィール
- まずは自己紹介から。これまでの経歴を教えてください
- なぜ独立を決意されたのですか?
- セイビーとの出会いはどのようなものでしたか?
- 登録前に不安はありませんでしたか?
- 実際に働いてみてギャップはありましたか?
- 現在の働き方について教えてください
- 収入面での変化はいかがですか?
- セイビーで働く中で大切にしていることは何ですか?
- お客さんとのコミュニケーションで意識していることは?
- 働く中で一番面白いと感じる瞬間は?
- 人とのつながりを非常に大切にされているそうですね。
- セイビーに対する要望はありますか?
- 今後の目標について教えてください
- 最後に、パートナー整備士を目指す方へのメッセージをお願いします
- この度はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
プロフィール
木立メカ(34歳)
千葉県在住。新卒で輸入車ディーラーの整備士として4年間勤務後、独立。
現在はセイビーでの出張整備を週4日、知り合いの工場での技術習得を週2日行う。
整備士歴約12年。セイビー登録歴約5年。
まずは自己紹介から。これまでの経歴を教えてください
僕は新卒で輸入車ディーラーの整備士を4年ほどやっていました。その後独立して、今年で8年になります。
独立してからは本当に何でもやりましたね。個人の出張整備を受けたり、新型車の試乗会のスタッフをやったり、知り合いの配送を手伝ったり。なんと不動産営業まで(笑)。
不動産営業は、会社にいる時から仲良くしてもらっていた先輩が営業案件をたくさん持っていて、「単発でいいから興味ある友達がいたら紹介して」って言われて。
もちろんクロージングはちゃんとできるようにしてもらいました。
本当に向き不向き関係なく、もらった案件は一回やってみようっていう精神でやってました。
全部ご縁だと思っています。
なぜ独立を決意されたのですか?
会社員をやっている時に、年2~3回倒れていたんです。
これはもう体が持たないなと思って。働きすぎで過労だったんですね。
僕がいた千葉の拠点は、特に数字にこだわるエリアだったんです。とにかく数字至上主義で。
僕もそういうの好きなんですけど、でも体が持たないと。
周りからも「もう案件振ってやるから辞めろ」「お前、そのスタンスがあるんだから普通に稼げるよ」って後押ししてもらって。それで独立を決意しました。
セイビーとの出会いはどのようなものでしたか?
セイビーを知ったのは、独立して丸1年くらい経った頃でした。
元々は全然知らなかったんです。
コロナが流行り始めて、「あ、これ個人で整備の作業を取ってくるのは限界がくるな」って思ったんです。
でも色々対策を考えようと思って、インスタを見ていたら広告が流れてきました。「時給3000円」って書いてあって。
「やってみよう」って思って、六本木の本社ビルに行ったんです。
面談はオンラインでもいいって言われたんですけど、僕は面と向かって話さないと嫌なタイプだったので、電車で会いに行きました。
当日は現在のセイビーさんのオフィスよりも小さく人数も少なかったですが、現社長の千村さんに会った時、「これは面白い人たちがいるぞ!」って思って、もう即決でしたね。
登録前に不安はありませんでしたか?
不安はなかったです。というか、コロナの恐怖に勝るものはなかったんですよ。
「これで食えなくなる!」っていう危機感が強くて。実際に仕事がなくなっている友達も知っていましたし。
もう時給3000円っていう話も半分笑いながら、「嘘だったら文句言ってやろう」くらいの気持ちで行きました。
でも実際に現場のメンバーに会ってみて、環境の良さを感じました。
コロナ禍っていう特殊な状況だったからこそ、個人事業主として食べていくのは難しいなって思っていたので、セイビーは本当に救いでした。
実際に働いてみてギャップはありましたか?
遠くまで行けるのが楽しかったですね。
当時は本当にとんでもない距離を走っていたんです。
片道1,2時間の距離は平気で動いていましたから。(案件によりますが)高速代も出ますしね。
それでも楽しめたのは、やっぱり色んなところを回れるからです。
各地の美味しいものも食べられますし(笑)
現在の働き方について教えてください
今はセイビーで週4日、知り合いの工場で週2日働いています。
知り合いの工場は勉強のためです。
中古車もやるし、板金もやっているんです。
そこにいる板金と塗装の2人がとにかく面白い人たちで。
特に板金の人は、知る人ぞ知る、全国指折りの技術の持ち主なんです。
波長が合うというか、本当に勉強になります。
自宅から近いわけではないのですが、それでも行く価値がありますね。
収入面での変化はいかがですか?
会社員の時も、国産ディーラーの同期と比べれば良かった方だと思うんですが、その頃と比較しても今は単純に倍以上もらえています。
前職の管理職クラスの額はもらえていますね。
本当に個人事業主が合っていたんだと思います。
代わりに稼げた分は、保険や保証、設備投資に回しているので、手元に残る額はそれなりですけど、でも確実に生活は良くなりました。
セイビーで働く中で大切にしていることは何ですか?
とにかく体調管理ですね。
信頼関係的にも、これが一番大事です。
今のところ体調不良で穴を開けたことはないので、そこは自慢したいです!
あとは、個人のお客さんはもちろん、法人案件もやらせてもらっているので、万が一何かやらかした時のリスクが大きいんです。
だから車両トラブルを起こさないっていうのは常に頭に入れています。
ちょっとでも困ったことがあったら、「こんなことで電話するなよ」って思われても、とにかく本部に聞くようにしています。
結局はリスクヘッジですよね。
お客さんとのコミュニケーションで意識していることは?
僕は結構お客さんと会話するタイプなんです。
特に車検切れの時なんかは、お客さんが本当にアタフタされています。
「本当にどうしていいかわからなかった」って。
車検が切れていることのリスクをご存じない方もいらっしゃるので、そういう方には「実は大変なことなんですよ!」と、少し真剣なトーンでお伝えして、ことの重大さに気づいてもらうこともあります。
でも最終的に作業内容を説明して納得してもらった顔を見ると、「やっていて良かったな」って思いますね。
車検のクロージングには結構自信があります。
9割決める自信はあります!これは過去の不動産営業とか、新車試乗会での経験も生きていると思います。
働く中で一番面白いと感じる瞬間は?
月の売上を見た時ですね(笑)。
「こんなに今月頑張ったんだな」ってリアルに実感する時が一番面白いです。
あとはお客さんに「ありがとう」って言われるのはもちろん嬉しいんですけど、特に個人のお客さんが本当に困っている時に、安堵された顔を見るとやりがいを感じます。
見積もりを出した時に納得していただいた表情を見ると、「ああ、やっていて良かったな」って思いますね。
人とのつながりを非常に大切にされているそうですね。
人が好きなんです。
横のつながりはセイビー以外でも本当に大切にしています。
セイビーが主催でパートナー登録整備士向けの千葉県民会を開いてくれて、そこから結構つながりができました。
千葉県で活動していると、工具即売会なんかでセイビーのパートナー整備士の人たちと会うんですよ。お互いに「何買った?」「これいいよ」って情報交換するのがめちゃくちゃ楽しいです!
作業面でわからないことがあったら、セイビーに聞くのはもちろんですが、関係ない知り合いにも聞いたりします。そういう横のつながりが本当に大切だと思っています。
セイビーに対する要望はありますか?
アプリでチャットの文字打つのがしんどいです(笑)。
チャットでのやり取りは楽しいんですけど、作業中に文字を打つのが本当にしんどくて。
*セイビーには整備士専用のアプリがあり、本部とのやり取り、顧客情報、自身の過去作業データの履歴などが確認できるようになっています
あと、過去作業を確認できるのは良いのですが、検索機能を充実させてほしいですね。
検索窓みたいなのがあって、車種とか入力すると過去の作業がポッと出てくるような。
よく他のメカの人から「こういう作業やったことある?」って聞かれるんですけど、画像はバンバン消しちゃうので、セイビーのアプリに残っていた記録を調べる時に苦労するので、そういう機能がついてると嬉しいですね。
それから、整備士から本部の人に対して投げ銭とかボーナスがあってもいいんじゃないかって本気で思っています。今時で言うとスパチャですね!
良いアサインをもらった時は、本当に感謝の気持ちを伝えたくなるじゃないですか。
でも投げ銭機能がないから、とりあえず差し入れを持って行こうと思っても、関東にいない方だとなかなか気軽にできないですし。
オープンカンパニーみたいなこともあってもいいかもしれませんね。
実際にパートナー整備士と話せる機会があったら面白いと思います。
これまでセイビーさんには色々とやりたいことややって欲しいことを要望して実現したものもありますし、まだ実現が難しくて何度も言い続けているものもあります。(笑)
意見を出した方がセイビーのためにも自分や登録整備士のためにもなると思って、面倒だと思われても何度も言い続けています(笑)。
今後の目標について教えてください
時代のニーズを考えると、いずれは自分の作業拠点となるガレージもあったほうがいいのかなと悩んでいます。
住むところには正直こだわりがないので、家賃をかけるくらいだったら作業場があった方がいいかなと。仕事もやりやすいですし!
今は大きな作業は全部外注に振っているんですけど、そういうのも自分でできるようになれば良いなと思っています。
あとは、出張でできる技術はどんどん覚えていきたいです。
デントリペア(小さなへこみを現場で直す技術)とかもそうですね。
車が変わってきているので、「出張でその場でできる・できない」っていう差がついてきています。そういうものに左右されない技術を身につけていきたいです。
最後に、パートナー整備士を目指す方へのメッセージをお願いします
セイビーという会社、この働き方は、多分この時代に成り手が減っている整備士業界で生き残るだけでなく、頭ひとつ抜けた存在になる手段として、数少ない方法だと思います。
正直、腹を括ってやり抜いちゃえば、多分不安に思っていることって大体全部解決すると思うんです。
時間とかお金とか、その辺は全然解決しちゃうと思います!
逆に、中途半端にふわふわした気持ちで「ちょっと面白そうじゃん」ぐらいの感じでやると絶対に足元をすくわれるから、やるんだったら振り切ってやった方がいいです。
でも振り切るって言っても、勢いで退路を断って「もうこれしか道はないと思ってます」みたいな辞め方は絶対にやめた方がいいと思います。
本当にアドバイスしてくれる人、言葉はきついけどちゃんと優しいアドバイスをしてくれる人はいっぱいいるので、そういう人にちゃんと相談してからがいいですね。
結局、出張整備だけが答えじゃないし、会社員が全て間違いってわけでもないですから。
そこは自分に合うスタンスでやってほしいと思います。
この度はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
木立さんのお話で特に心に残ったのは、「腹を括って道を切り拓く覚悟」と、その土台にある「人とのつながりを大切にする温かさ」でした。
体調を崩すほど多忙だった会社員時代から一転、独立後は不動産営業なども経験されたという異色の経歴。その全ての経験が、現在の「高い成果と理想のワークライフバランス」という力に繋がっているのだと強く感じました。
お客様とのコミュニケーションを楽しみながら高い成果を出し、徹底した体調管理で絶大な信頼を得ている木立さんは、セイビーにとって本当に心強い存在です。いつもありがとうございます。
「腹を括ってやり抜けば、不安は解決する」という言葉に裏打ちされた、人とのご縁を力に変えていく木立さんのスタイルは、多くの整備士にとっての道標となるはずです。
木立さん、今後ともどうぞよろしくお願いします!
セイビーは全国で整備士を募集しています!
詳細は下記のボタンからご覧ください。
ご応募お待ちしております!