車のバッテリーは、車のさまざまなパーツに電力を供給する部品です。
バッテリーの寿命は2~3年程度といわれており、バッテリーが劣化すると「エンジンの回転が弱い」「ヘッドライトが暗い」などの症状が現れ、完全に故障するとエンジンがかからなくなることも。定期的な点検や交換が必要な消耗部品です。
車のバッテリー交換にはどれくらいの費用と時間がかかるのでしょうか。
今回は、数ある車の中からフィアット 500をピックアップしバッテリー交換にかかる費用と時間を交換方法別に紹介します。
「しばらく車に乗っていない」「バッテリーの寿命が近い」「エンジンの挙動に違和感がある」という方は、ぜひ参考にしてください。
目次
バッテリーを交換する必要性
フィアット 500のバッテリーは、一般的に使用期間が3年を超えると寿命が近づき交換時期に差し掛かります。寿命が近づいたバッテリーは劣化が徐々に進行するため、定期的に点検・交換修理を行いましょう。
なお、劣化したバッテリーをそのまま使用し続けた場合、さまざまな不具合・トラブルを誘発させる可能性があります。
特にエンジンの始動に関するトラブルや、ヘッドライトや灯火類など、電気系統の不具合が多いため注意が必要です。
バッテリーの不具合は予期せぬトラブルに発展する可能性があるので、何かしらの不具合が生じた場合、点検と修理を依頼しましょう。
必要に応じて交換修理することで、バッテリーを正常にすることができます。
安全に車を利用するためには、問題を早期に発見して修理することが必要です。このような理由からも、定期的に専門の修理業者に点検を依頼して、バッテリーを正常な状態に保ちましょう。
バッテリーが故障する前の症状
フィアット500のバッテリーは、劣化が進むことでさまざまな不具合が症状として表れます。
代表的なトラブルとしては、エンジンがかかりにくい症状が挙げられます。これは電力不足によって、セルモーターの回転力が弱まることで起きる現象です。
また、ヘッドライトや室内灯など、灯火類の光量が足りなくなることも、バッテリー劣化が原因であることが多い傾向にあります。
ただし、昨今はLEDのように消費電力が少ないライトが利用されているので、判断が難しくなっている一面もあります。
なお、バッテリー本体からも症状を見分けることができます。
例えば、バッテリー液の低下・変色・膨張などの現象が見られた場合、寿命が近づいている可能性があります。
またバッテリーの端子付近に粉が付いている場合、寿命が近いことが多い傾向にあります。
このような症状が発生した場合、放置せずに修理店で点検を行いましょう。適切な点検とメンテナンスをすることが、安全に車を利用するために重要です。
フィアット500のバッテリー交換費用
フィアット500のバッテリー交換は、どこに作業を依頼するか、どのような部品を使うかによって費用が異なります。
今回は「出張整備のセイビ―で交換した場合」「カー用品店へ持ち込む場合」「自分で交換作業をする場合」の3パターンに分けて、交換にかかる費用目安をご紹介します。
セイビ―で交換する場合の交換費用
セイビ―は、全国に在籍する整備士が指定の場所に出張し、その場でパーツの交換作業を行うサービスです。
車を移動させる必要がないため、完全にバッテリーが上がりエンジンがかからない場合でも作業を行えます。
セイビ―でフィアット500のバッテリー交換を行う場合の費用は以下の通りです。
【セイビ―でバッテリー交換をする費用】
- バッテリー部品代込みの交換費用:55,000円
- 自分でバッテリーを用意する場合の交換費用:13,200円
※型式により部品込み金額に変動があります
部品の用意もセイビ―に任せる場合、使用するのはもちろん新品バッテリー。
セイビ―独自の部品仕入れネットワークからお得な価格で提供ができるため、通常よりも安く質の高いバッテリーを手に入れることができます。
「どのバッテリーを選べばいいか分からない」「自分のフィアット 500に適合するか不安」という方も安心です。
バッテリーは自分で用意し、交換作業だけを任せることも可能です。使用するバッテリーにこだわりがある場合や、ネットやパーツ専門店でよりリーズナブルなバッテリーを手に入れたいという場合は、交換のみをご依頼ください。
カー用品店へ持ち込む場合の交換費用
カー用品店へバッテリーの交換作業を依頼する場合の費用は、以下の通りです。
【カー用品店でバッテリー交換をする費用】
- 部品代込みの交換費用:20,000~60,000円程度
- 自分でバッテリーを用意する場合の交換費用:2,000~5,000円程度
バッテリーは性能により価格が異なります。
カー用品店では豊富な種類のバッテリーを用意しているため、自分にあったバッテリーを選びその場で交換してもらうことも可能です。
交換費用も2,000円~5,000円程度と正規ディーラーと比較するとリーズナブルな価格設定。「少しでも費用を抑えたい」という方におすすめです。
ただし、作業を依頼するカー用品店以外で購入したバッテリーの交換作業のみを依頼する場合は、別途持込費用がかかる場合があります。
持込費用は数百円~数千円程度が相場となりますが、工賃が通常の倍以上になるというケースも。持ち込み交換を検討している場合は事前に確認すると安心でしょう。
また店舗によっては交換後の古いバッテリーの処分にもお金がかかります。処分費用は500円程度が相場です。
持込費用や処分費用など工賃と部品代以外にも費用がかかる可能性がありますので、作業前に総額を確認するようにしてください。
自分で作業する場合の交換費用
バッテリーの交換を自分で行う場合、かかる費用は部品代のみです。
フィアット 500のバッテリーは30,000円程度が相場となりますので、安いパーツが手に入ればリーズナブルな価格でバッテリー交換が行なえます。
作業に必要な工具もスパナやレンチといった基本的なもののみとなりますので、他の部品と比較するとそこまで難易度は高くないといえるでしょう。
ただし、バッテリーは非常に多くの電気を蓄える部品です。さらにバッテリー液には人体に有害な成分も含まれておりますので、作業には注意が必要です。
安全な作業ができるか不安な場合は、プロに作業を依頼することをおすすめします。
フィアット500のバッテリー交換の所要時間
フィアット 500のバッテリー交換にかかる時間は、依頼する業者によって異なります。
今回は費用と同じく「出張整備のセイビーで交換した場合」「カー用品店へ持ち込む場合」「自分で交換作業をする場合」の3パターンに分けて、バッテリー交換の所要時間を紹介します。
セイビーで交換する場合の所要時間
セイビーでフィアット 500のバッテリー交換を行う場合にかかる時間は60分程度です。
セイビーでは、資格を持った整備士が指定の時間に訪問します。
その場でバッテリーの交換作業を行ないますので、ディーラーやカー用品店のように待ち時間が発生することもありません。
また自宅や職場など好きな場所を選ぶことができるため、仕事や家事の合間にバッテリー交換をすることも可能です。
「できるだけ時間を節約したい」「店舗への持込みが難しい」という方におすすめです。
カー用品店へ持ち込む場合の所要時間
カー用品店でバッテリーの交換を行う場合の作業時間は20~30分程度ですが、作業予約で埋まっている場合には数分~数時間の待ち時間が発生する場合があります。
時間が取れない場合には、ネットや電話であらかじめ作業を予約するようにしましょう。
またバッテリーが上がり、エンジンがかからない場合には、復旧作業を行うかレッカー等で店舗まで車を移動させる必要があります。
JAFや自動車保険に付帯されているロードサービスを利用することもできますが、救援車の到着までかなりの時間がかかることも少なくありませんので、急ぎの場合は注意が必要です。
自分で作業する場合の所要時間
自分でバッテリー交換を行う場合の所要時間は20~40分程度です。
バッテリーの交換作業自体はそこまで難しいものではありませんので慣れれば10分程度で交換ができるようになるでしょう。
ただし、作業を誤ると、ショートやエンジントラブルが生じる可能性があります。トラブルを防ぐためにも正しい手順で作業を行なってください。
バッテリー交換はそこまで難しくない作業とはいえ、普段あまり触る事のないエンジンルーム内の作業です。自分で交換することに不安を感じる場合は、プロに依頼することをおすすめします。
フィアット500のバッテリー交換ならセイビーがおすすめ!
フィアット 500のバッテリー交換は、依頼業者や、使用パーツで料金や所要時間が異なります。
「自分でバッテリーを選ぶのは不安」「車が動かない」「時間を節約したい」という方には、指定の時間と場所に国家資格を持つ整備士が訪問するセイビ―がおすすめです。
セイビ―なら自宅や職場の駐車場でバッテリー交換が完了。待ち時間や移動時間はかかりません。
「そろそろバッテリーの交換時期」「エンジンの始動に違和感を感じる」という方は、ぜひご依頼ください。