セルモーターとは、車のエンジンをかける際に重要な役割を持つモーターです。
自動車を構成する部品の中でも比較的長持ちする部品ですが、使用と共に劣化する消耗部品でもあります。走行距離にして10万kmから15万kmといわれているため、適切な時期・タイミングで交換修理することが重要です。
そこで今回の記事では、ダイハツの人気軽自動車であるアトレー/ハイゼットに焦点を当てつつ、セルモーターの交換費用や所要時間などを紹介します。
目次
セルモーターを交換する必要性
アトレー/ハイゼットのセルモーターの寿命は、走行距離で10万kmから15万kmが目安になります。この時期を目安にセルモーターの不具合が発生する場合があります。そのため故障に繋がる前にメンテナンスを実施しましょう。
交換時期にメンテナンスをしない場合、さまざまなトラブルを誘発させる可能性があります。例えば、エンジンが掛からずに車が動かせなくなるといった重大なトラブルも発生することがあります。
なお、セルモーターの消耗具合は車の利用頻度によっても若干異なります。そのため、故障の前兆が出始めた時点で放置はせず、点検修理を行うことが安全に車を利用する上で非常に重要です。
セルモーターはエンジン始動において重要な役割を持つ部品なので、修理する際には自動車修理の専門店に依頼しましょう。早めの点検修理をすることで、アトレー/ハイゼットをより安全に使うことができます。
セルモーターが故障する前の症状
アトレー/ハイゼットのセルモーターは、故障が近いと症状が前兆として現れます。セルモーターの経年劣化で起きる不具合は内蔵ブラシが摩耗することで起きるため、良くある現象としてはエンジンが掛かりにくくなるといった症状が現れます。
エンジン始動までの時間が徐々に長くなっているという現象が起き始めたら、セルモーターの不具合が関連している可能性があります。また、エンジン始動時の音が不規則になる、または異音がし始めているといった現象も、摩耗が進み寿命が近くなっていることで起きる現象です。
エンジンをかける際に規則正しい音で掛かる場合は問題ありませんが、「キュル…キュル…キュキュ」といった具合に不規則な作動音になったら内蔵ブラシの摩耗が進んでいる可能性があります。
このようにセルモーターの寿命が近づいた時に現れる症状が出た場合、早急に点検を行うことが重要です。重大なエンジントラブルなどに発展する前に、自動車修理の専門店に依頼して交換修理を行いましょう。
アトレー/ハイゼットのセルモーター交換費用
アトレー/ハイゼットのセルモーター交換にかかる費用は、どのような部品を使うかやどこに依頼するかで変わります。
少しでも安く済ませたい場合には、リビルト品を使用したり、工賃の安い業者に依頼をしましょう。
今回は、出張整備のセイビ―・カー用品店・自分で交換した場合の3つに分けて交換費用を紹介します。
セイビ―で交換する場合の交換費用
セイビ―を利用してセルモーターを交換する場合の費用は、部品代込みで44,000円です。
カー用品店やディーラーで交換を行う場合には、基本的に車を店舗に持ち込む必要がありますが、セイビ―なら全国各地に在籍する整備士が自宅や職場へ出張をします。
その場で作業を行うためエンジンがかからない場合でも交換が可能です。
さらに使用するパーツは高い品質で価格を抑えた高品質リビルト品を使用。40,000kmもしくは2年間の保証が付いているため、交換後も安心して車に乗ることができます。
【リビルト品とは?】
リビルト品とは、使用済みの自動車や修理時に外した部品を分解し、洗浄や修理を行なった上で再度組み立てた部品です。
リビルト品として市場に出回る前には新品と同様の性能かどうかの検査を行なっており、一般的に中古品よりも品質が高く、新品よりも手頃な価格で手に入るとされています。
カー用品店へ持ち込む場合の交換費用
カー用品店でセルモーターを交換する場合の費用相場は、作業工賃が5,000円~10,000円程度、部品代が30,000~40,000円程度です。
持ち込み交換に対応している店舗も多いため、少しでも費用を抑えたい場合は、ネットやパーツショップでセルモーターのリビルト品や中古品を探してみましょう。高額なセルモーターですが、純正品の半額以下で出回っている商品もあります。
ただしリビルト品や中古品の中には粗悪なものや保証が付いていないものも少なくありません。
アトレー/ハイゼットに適合するかどうかの確認も必要となりますので、不安な場合は交換部品の選定もプロに任せることをおすすめします。
自分で作業する場合の交換費用
自分でセルモーターの交換をする場合にかかる費用はパーツ代のみです。
純正品のセルモーターは30,000~40,000円程度が相場となりますが、リビルト品や中古品であれば10,000~20,000円程度で手に入ることもあります。
ただし、セルモーターはバッテリー電源が直接かかるパーツのため、作業方法を誤ると故障や火災の原因となります。
さらに重要なパーツが密集しているエンジンルーム内での作業となりますので、普段から車の整備に慣れていない方の場合は、プロに任せた方が安心でしょう。
また作業にはドライバーやラチェット、プーラーなどの工具が必要です。1から揃えなければいけない場合には部品代とは別に数千円がかかると考えましょう。
アトレー/ハイゼットのセルモーター交換の所要時間
アトレー/ハイゼットのセルモーター交換にかかる時間も依頼先によってさまざまです。
すぐに交換が必要な場合には、短時間で作業が可能な業者に依頼をするか、代車やレンタカーを用意する必要があります。
セルモーター交換の所要時間についても、出張整備のセイビ―に依頼した場合・カー用品店へ持ち込む場合・自分で作業をする場合の3パターンで紹介します。
セイビ―で交換する場合の所要時間
セイビーにアトレー/ハイゼットのセルモーター交換を依頼する場合の所要時間は2時間程度です。
あらかじめ指定した時間と場所に整備士が出張し作業を行うセイビ―では、移動時間がかからないのはもちろん、待ち時間もありません。
またディーラーやカー用品店に作業を依頼する場合には、交換が終わるまで待つ必要がありますが、自宅や職場への出張が可能なセイビ―ならセルモーターの交換をしている時間を有効利用することも可能です。
カー用品店へ持ち込む場合の所要時間
カー用品店でアトレー/ハイゼットのセルモーター交換を行う場合の所要時間は1~2時間程度です。
ただし、カー用品店が混雑している場合は、作業が始まるまでに数十分~数時間待たされるケースも少なくありません。
特に週末や連休前、イベント開催中は注意が必要です。
急ぎの場合は事前に店舗へ連絡し、予約が可能か確認することをおすすめします。
自分で作業する場合の所要時間
自分でセルモーターの交換作業を行う場合の所要時間は、作業に慣れているかどうかで大きく変わります。
日頃から車の整備を行なっている方の場合は1時間程度、車の整備に慣れていない方の場合は2~3時間程度かかるでしょう。
バッテリー端子やセルモーターの配線の作業も必要となりますので、安全に作業ができるか不安な場合はプロに任せることをおすすめします。
アトレー/ハイゼットのセルモーター交換はセイビーがおすすめ!
ダイハツ・アトレー/ハイゼットのセルモーター交換にかかる費用や所要時間は、作業を依頼する業者や使用するパーツによって異なります。
「安心して任せられる業者に依頼したい」「自分でパーツを探すのは難しい」「時間を有効利用したい」という場合には、出張整備のセイビ―がおすすめです。
セイビ―なら、パソコンやスマホからのカンタン予約で、全国各地に在籍する整備士が指定の場所まで出張します。
10年以上アトレー/ハイゼットに乗っている方や、セルモーターに不調を感じている方は、セルモーターのサービスページをぜひチェックしてみてください。