夏場に車のエアコンから「冷たい風が出ない」という故障症状が起きてしまったことはありませんか?
車で使用しているカーエアコンは、家庭用エアコンと同様の構造「エアコンのガスを蒸発させ、蒸発した時に周囲の熱を奪う気化熱の原理」を使用しています。
カーエアコンは車という限られた空間で使用するために、コンパクトに、そして効率的に作られているため、走行中の振動などから家庭内のエアコンとより壊れやすい環境に置かれています。
そこで今回は、車のエアコンから「冷たい風が出ない」「ぬるい風が出る」といった故障の10の原因を紹介します。
簡単に直ってしまうものから、高い修理費用が掛かるものまで色々とありますが、原因が分かることで無駄な出費を抑えることが出来るでしょう。
車のエアコンの調子が悪い場合、プロに見てもらうことが早くて楽で確実です。
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目次
カーエアコンの仕組み
カーエアコンは、液体が気体に変わる際に周りの熱を奪う「気化熱」の原理を利用して車内を冷やしています。冷媒が以下の4つの部品をループすることで、冷風を生み出しています。
・コンプレッサー: 気体のガスをギュッと圧縮し、高圧の高温状態にします。
・コンデンサー: 走行風などを当ててガスを冷やし、液体に変えます。
・エキスパンションバルブ: 液体になったガスを一気に霧状へ噴射し、急激に減圧します。
・エバポレーター: 霧状のガスが蒸発して周囲の熱を奪うことで冷たくなったパーツです。ここに風を通すことで冷風が車内に送られます。
最後は再びコンプレッサーへ戻り、このサイクルを絶え間なく繰り返します。
基本原理は家庭用エアコンと同じですが、カーエアコンは「エンジンの回転力で直接駆動する」「車体の強い振動や衝撃に耐え抜く堅牢性」「狭いダッシュボード内に収まるコンパクト性」を備えている点が大きく異なります。
車のエアコンが効かないときの応急処置・セルフチェック
「急にエアコンから冷たい風が出なくなった」という場合でも、故障ではなく単純な設定ミスや一時的な仕様であるケースも少なくありません。プロに修理を依頼する前に、まずは自分でできる以下の5つの項目をチェックしてみましょう。
1. A/Cスイッチが「ON」になっているか
最も多い見落としが、エアコンパネルにある「A/Cボタン」の押し忘れです。A/CがOFFになっていると送風状態となり、冷風は出ません。ランプが点灯しているか、誤って触れてOFFにしていないか今一度確認してください。
2. 「内気循環」に切り替わっているか
エアコンの吸気設定が「外気導入」になっていると、夏の猛暑日などは外の熱い空気を冷やしきれず、冷房の効きが悪く感じられます。「内気循環」ボタンを押して車内の冷えた空気を循環させることで、冷却効率が高まります。
3. アイドリングストップ中ではないか(※故障ではありません)
信号待ちなどでアイドリングストップが作動すると、エンジンの回転で動いているエアコンのコンプレッサーも停止します。その間は一時的に送風へと切り替わるためぬるい風が出ますが、これは車の仕様であり故障ではありません。冷房を優先したい場合は、アイドリングストップ機能をOFFに設定しましょう。
4. 吹き出し口の温度を測ってみる(簡易診断)
冷房を一番低い温度設定にし、最大風量で5分ほど運転させた後、中央の吹き出し口に温度計を差し込んでみてください。
吹き出し口の温度が10℃〜15℃以下にならない場合、冷媒ガスの不具合や何らかの異常が発生している可能性が高いといえます。
5. エアコンフィルターの目視確認
助手席のグローブボックス奥などにあるエアコンフィルターを取り出し、ホコリやゴミが詰まっていないか確認します。目詰まりを起こしていると風量が極端に落ち、冷えが悪くなります。汚れが酷い場合は新品への交換(目安:1年または1万km走行ごと)を行いましょう。
改善しない場合はプロへ相談を
上記のセルフチェックを試しても冷風が出ない場合や、異音・異臭がする場合は、内部パーツの破損やエアコンガス漏れなどの本格的なトラブルが疑われます。無理に放置せず、整備工場やカー用品店などのプロへ点検・修理を依頼しましょう。
車のエアコンが効かない・冷風が出ない10の原因と修理費用
カーエアコンから冷たい風が出ない原因には、電気的な故障や部品の破損・故障などが考えられます。車種によって壊れやすい箇所は異なりますが、カーエアコンのシステムは全ての車種でほぼ変わりません。
よくある10個の原因は以下の通りです。
- エアコンガスが少ない
- エアコンガスが漏れている
- ヒューズが切れている
- リレーが壊れている
- エアコンコンプレッサーが故障している
- 配管が詰まっている
- フィルターが詰まっている
- モーターが故障している
- サーミスタが壊れている
- エバポレーターの汚れ・故障
1つずつ解説していきます!
原因1.エアコンガスが少ない
エアコンガスの減少はエアコンの冷風が出ない場合の一番多い原因です。
エアコン内部を循環するエアコンガスが減少すると、冷却能力が低下して冷風が出なくなります。配管は密閉されていますが、車の振動などによってわずかずつ自然漏出するため、経年劣化とともにガス不足に陥ることがあります。
なお、エアコンガスには従来の「R134a」と、環境負荷が少ない最新の「R1234yf」の主に2種類があり、車種や年式によって適合するガスが異なります。
ガスの補充費用は3,000円〜1万円程度ですが、依頼先によって異なります。
・ガソリンスタンド・カー用品店: 比較的安価(3,000円〜6,000円程度)で手軽に依頼可能。
・ディーラー: 車種専用の純正指定や精密チェックを行うため、やや高め(5,000円〜1万円程度)に設定されていることが多いです。
修理費用
ガスの補充はガソリンスタンドなどでも行っている場合もあり、比較的安く済ませることができます。
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ガスは種類により金額が変わりますが、補充用の一般的なエアコンガスは2,000円前後、工賃代金と合わせて、おおよそ1万円以下で補充可能です。
原因2.エアコンガスが漏れている
自然に減っていくケースとは別に、エアコンのシステムが故障してエアコンガスが漏れる場合があります。
この場合は、エアコンガスを補充しても一時的に冷たい風が出ることはありますが、ガスが漏れている箇所を修理しないと冷風が出てこなくなります。
ガス漏れが発生しやすい部分は配管のつなぎ目です。
配管のつなぎ目の修理は、つなぎ目に使用しているOリングというガスケットの交換が主になります。
他にもガスを冷やす役割のコンデンサーやコンプレッサー、エバポレーターなど配管のつなぎ目以外の部品から漏れることもあります。
自分で確認したい場合は、エンジンルーム内にある「サイトグラス」を覗くセルフチェックが有効です(※装着されていない車種もあります)。エアコンONの状態で泡が絶え間なくブクブクと出続けている場合は、ガスが著しく不足している(=漏れている)可能性が高いサインです。
修理費用
ガス漏れは発生箇所によって修理費用が大きく変動します。
・Oリング(パッキン)の交換: 1万円〜
・コンデンサーの交換: 5万〜10万円
・エバポレーターの交換: 5万〜10万円
漏れ箇所の特定には専用の蛍光剤や検知器が必要となるため、整備工場での詳しい点検をおすすめします。
原因3.ヒューズが切れている
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簡単に誰でも出来るのがヒューズの点検です。
エアコンのヒューズは付いている車両と付いていない車両があるので、車両の取扱説明書を見て判断するのが良いかと思います。
また、取扱説明書はヒューズの場所の記載もされており、自分で点検を行う時に役に立ちます。
ヒューズが切れていた場合は、切れているヒューズを取り外して新品のヒューズに交換します。
ヒューズは、部品に過電流が流れて破損しないようにブレーカーの役割をしています。ヒューズが切れるということは、何かしら別の箇所に異常が出ている可能性があります。
ヒューズの交換は自分でも簡単に行うことができます。
1.取扱説明書を確認: ヒューズボックスの位置(運転席足元やエンジンルーム)と、エアコン用ヒューズの場所・アンペア数を調べる。
2.該当ヒューズを引き抜く: 付属のクリップやペンチを使って目的のヒューズを取り出す。
3.新品に差し替える: 中央の金属線が切れているか確認し、必ず同じアンペア数の新品ヒューズと交換する。
新しいヒューズを差し込んだ際に同じ様にヒューズが切れるようなら、ヒューズ以外にエアコンが壊れている原因がありますので、プロのメカニックによる診断 をおすすめします。
費用
ヒューズボックスに予備のヒューズがある場合もあります。
その場合は予備ヒューズを使用しましょう。新品のヒューズを購入しても費用は1個数百円程度になります。
ただし、切れたヒューズと同じアンペア数のものを取り付けてください。
容量が違うヒューズを取り付けると, 過電流が流れて車両火災になる危険性があります。
原因4.リレーが壊れている
リレーもヒューズと同様、付いている車両と付いていない車両があります。
リレーとはヒューズボックスに付いているスイッチです。大電流を直接部品に流すと、スイッチがON/OFFするときに電流がスパークを起こし、接点が焼けて接触が悪くなります。
この現象を防ぐために、別でスイッチを設けて、接点が悪くならないように制御します。
この別のスイッチがリレーと言われる部品です。
この部品が壊れてしまうと、エアコンのコンプレッサーに電流が流れなくなり、エアコンが効かなくなります。
「リレーの故障かどうか」を簡易的に見分けるには、ヒューズボックス内にあるホーンやライトなど「同じ形状・規格の別のリレー」と一時的に入れ替えて動作確認するテストが有効です。入れ替えてエアコンが動き出せば、リレーの単体故障と判断できます。
費用
部品代は1個あたり1,000円前後です。
量販店では販売していない為、ディーラーなどで部品を手配する必要があります。
原因5.エアコンコンプレッサーが壊れている
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エアコンコンプレッサーとは、エアコンガスに圧力を掛けるための部品です。この部品が壊れると、冷たい風が出なかったり、エンジンから異音が発生します。
故障時には、エンジンルームから「カラカラ」 「ガラガラ」 「シャー」といった異音が発生することが多く、焼き付きや内部破損を起こしている兆候です。
エアコンコンプレッサーの修理費用
結論としては、部品代(リビルト品前提) + 工賃で総額6-15万円程度で修理可能です。
修理費用の内容についてはここから詳しく説明していきます。
部品代
国産車のエアコンのコンプレッサーを新品で購入するとおおよそ部品代は10万円、リビルト部品を使用すると3~6万円程度となります。
価格が高額になりますので、基本的にはリビルト部品の使用がおすすめです。リビルト部品とは、古くなったコンプレッサーを修理し、オーバーホールした部品です。
中古品とは異なり、きちんと修理がされている為、保証がつくので安心です。環境に優しい点も利点です。エアコンガスを入れる場合は、別途ガス代が掛かります。
輸入車は海外からパーツを取り寄せる送料や関税がかかるため、部品代そのものが高く設定されています。そのため、同じコンプレッサーの交換であっても、国産車より修理費用が高くなる傾向があります。
工賃
工賃は、おおよそ1万円~3万円前後となります。車種により工賃は大きく異なるため、見積もりをもらって比較するのが良いでしょう。
一般的な整備工場では見積からスタートとなりますが、セイビーでは国産車に関してはあらかじめ決められた金額にて対応可能です!
車両によって対応などが変わる可能性がありますが、下記からお問い合わせ可能ですのでご検討くださいませ。
原因6.ガスが詰まる
エアコンガスの配管はとても長く、途中に多くの部品が接続されているのが特徴です。
液体状になったエアコンガスを霧状に噴射して急激に減圧する部品を「エキスパンションバルブ)」 と呼びます。配管内に生じた水分やゴミ、不純物がこの細い弁に詰まると、ガスの流れが遮断されて車内が冷えなくなります。
また、ゴミと水分を除去する部品はありますが、液体になったエアコンガスを噴霧する部品などは噴霧する際の穴が小さいため、ガスの通り道が詰まる可能性があります。
もちろんエアコンガスが詰まってしまうと、ガスが循環されない、冷たい風は出なくなってしまいます。
ガスが詰まる原因:ゴミ
ガスが詰まる故障理由として多いのは、エアコンコンプレッサーなどの部品が壊れて、壊れた部品が配管を詰まらせることです。
コンプレッサーは回転しているため、コンプレッサーのベアリングやクラッチが破損すると、それらの金属片が配管を詰まらせます。
詰まった箇所の部品を交換しても、ゴミが残っている限りは再び同じ様に詰まる可能性があるため、通常はエアコンの配管をすべて交換したり、配管をきれいに清掃して修理をします。
ガスが詰まる原因:配管が凍結
エアコンが冷えすぎると配管が凍ってしまい、エアコンが効かなくなることがあります。
正確には配管では無く、エバポレーターという部品が凍ってしまい、冷たい空気が生成されなくなってしまいます。
通常はエアコンの温度センサーなどから情報を得て、エバポレーターが凍る前に作動を止めて凍らないように制御します。
しかし、センサーが故障するとひたすら冷房が作動してしまい、エバポレーターが凍ってエアコンから冷たい風が出なくなってしまいます。
費用
故障箇所によって費用は異なりますが、配管の交換の場合1~7万円程度です。値段に幅があるのは、どこまで配管を修理交換するかによって価格が大きく変わる為です。
また、配管凍結の場合のセンサー交換価格は1万円前後で、比較的安く修理をすることが可能です。
原因7.フィルターが詰まる
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ここ10年ぐらいに発売した車両には、通常エアコンフィルターが装着されています。このフィルターが詰まってしまうと、エアコンから空気が出なくなる、もしくは、吹出口からの風量が少なくなります。
エアコンフィルターは、外部からの空気を車内に取り込む時や、車内の空気を循環させる時など、空気の通り口にセットされています。
フィルターが詰まってしまうと、空気が通らない為、冷たい空気が出てこなくなってしまいます。また、エアコンの匂いの原因にもなるため、定期的な交換をおすすめします。
フィルターの交換頻度は「1年または走行距離1万km」が一般的な目安です。
セルフ交換も非常に簡単で、3ステップで完了します。
1.グローブボックスを外す: 助手席前にある収納のストッパーを外し、手前に引き抜く。
2.フィルターを引き出す: 奥に見えるカバーを外し、古いエアコンフィルターを引っ張って取り出す。
3.新品に交換する: 上下向きに注意して新品フィルターを差し込み、元に戻す。
費用
エアコンフィルターは量販店などで、2,000円前後で購入が可能です。
また、最近は除菌フィルターも発売しています。価格は少し高くなりますが、エアコンの匂いが気になる方は除菌フィルターを取り付けるのも良いでしょう。
原因8.サーミスタが壊れている
エアコンが故障している原因としてサーミスタが壊れていることも考えられます。
この部品が壊れてしまうとエアコンが正常に動かないため、ここでは部品の役割について詳しく解説していきます。
サーミスタとは何?
聞き慣れない部品「サーミスタ」、これは温度を測るセンサーです。エアコンで作られる空気の温度と車内の温度を測っています。車に付いているオートエアコンは、このセンサーからの温度情報を元に車内の温度を管理します。
・室内温度センサー: 車内の温度を検知し、設定温度に合わせた風量や温度調整を行う。
・エバポレーター温度センサー: 冷却器(エバポレーター)自体の温度を監視し、凍結を防止する。
したがって、このサーミスタが故障してしまうと、正しい温度管理を行うことができなくなり、冷たい空気が出なくなってしまいます。
費用
サーミスタの交換費用はおおよそ1万円程です。
原因9.サーボモーターが壊れている
車内の温度調整は、エアコンが作る「冷風」とエンジンの熱を利用した「温風」の割合を混ぜ合わせることで行われています。この風の通り道を切り替える板を「エアミックスドア」と呼び、それを自動制御で動かしているのが「サーボモーター(エアミックスアクチュエーター)」です。
モーターが駄目になると、エアコンの設定温度を変えても温度が変わらなかったり、カタカタと異音が発生したりします。
サーボモーターが故障するとドアが「温風側」で固定されてしまい、A/Cを入れても温風しか出なくなります。また、デュアルエアコン(運転席と助手席で独立温度調整ができるタイプ)を搭載している車では、「運転席は冷えるのに助手席側だけぬるい風が出る」といった左右で温度差が生じる症状が典型例です。
費用
費用はおおよそ1万円~2万円です。
修理は比較的簡単に行うことが出来ます。
原因10.エバポレーターの汚れ・故障
エバポレーターは、霧状になった冷媒ガスが蒸発する際の「気化熱」を利用して空気を直接冷やす熱交換器です。車のダッシュボード奥深くの湿気が溜まりやすい場所に配置されているため、長年の使用によってカビやホコリが密着・繁殖しやすい特徴があります。
エバポレーターが酷く汚れると、熱交換の効率が落ちて冷房の効きが悪くなるだけでなく、エアコンをつけた瞬間に嫌なカビ臭・酸っぱい異臭を放つ原因になります。さらに放置して腐食が進むと、金属部分に穴が開いてガス漏れを引き起こします。
費用
・エバポレーターの洗浄: 汚れや臭いが原因であれば、専用の薬剤による高圧洗浄(5,000円〜1万円程度)で改善できます。
・エバポレーターの交換: 腐食によるガス漏れや内部破損の場合は部品交換が必要となり、ダッシュボードの全分解を伴うため工賃が高額になります(費用目安:5万〜10万円程度)。
原因別の修理費用まとめ
| 原因 | 主な修理・対処内容 | 費用目安 | 自分で対応 |
|---|---|---|---|
| エアコンガス不足 | ガスの補充 | 3,000円〜1万円 | × |
| エアコンガス漏れ | Oリング・部品交換 | 1万〜10万円 | × |
| ヒューズ切れ | ヒューズ交換 | 数百円〜3,000円 | 〇 |
| リレー故障 | リレー交換 | 1,000円〜5,000円 | 〇 |
| コンプレッサー故障 | 本体交換(リビルト/新品 | 6万〜15万円 | × |
| ガスの詰まり | エキスパンションバルブ交換 | 3万〜5万円 | × |
| フィルター詰まり | フィルター清掃・新品交換 | 2,000円〜5,000円 | 〇 |
| サーミスタ故障 | センサー交換 | 1万〜3万円 | × |
| サーボモーター故障 | アクチュエーター交換 | 2万〜4万円 | × |
| エバポレーターの汚れ・故障 | 内部洗浄 または 本体交換 | 洗浄:5,000円〜1万円交換:5万〜10万円 | × |
費用が安い順に並べると、「フィルター交換や電気系の小部品(数百円〜5,000円程度)」 > 「ガスの補充やセンサー類(3,000円〜3万円程度)」 > 「コンプレッサーやエバポレーターなど根幹パーツの交換(5万〜15万円)」 となります。
なお、コンプレッサー交換やガス漏れ修理などで修理費用が10万円を超える場合、車の年式や走行距離によっては、今後も別の不具合が連鎖して発生するリスクがあります。愛車の状態に合わせて、修理するか買い替えを検討するか慎重に見極めるのがおすすめです。
エアコン修理はどこに依頼すべきか
エアコン修理の依頼先は、主に「ディーラー」 「一般整備工場」 「カー用品店」 「ガソリンスタンド」 「出張整備(Seibii)」 の5つがあります。それぞれ技術力・費用・利便性が異なるため、状況に合わせて最適な場所を選ぶことが大切です。
| 依頼先 | 技術力 | 費用感 | 対応範囲 | 主なメリット・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ディーラー | 高 | 高 | 全般 | 純正部品使用で安心感が高い。複雑な故障や保証期間内の整備に最適。 |
| 整備工場 | 高 | 中 | 全般 | リビルト品活用などで費用を抑えやすい。電装専門の技術が高い工場も多い。 |
| カー用品店 | 中 | 安 | 軽微 | 店舗数が多く立ち寄りやすい。ガス補充やフィルター交換など軽作業向け。 |
| ガソリンスタンド | 中 | 安 | 軽微 | 給油ついでに点検可能。ガス補充など即日対応できる簡易作業に限られる。 |
| 出張整備(Seibii) | 高 | 中〜安 | 全般 | 自宅までプロが出張。 店舗への持ち込み・待ち時間が不要で忙しい人に最適。 |
どのような修理を行いたいかによって、選ぶべき依頼先は変わります。
・エアコンガス補充・フィルター交換(軽整備)
おすすめ:カー用品店 / ガソリンスタンド
費用を抑えつつ、予約なしや短時間で済ませたい場合に適しています。
・コンプレッサー交換・ガス漏れ修理・電装系トラブル(重修理)
おすすめ:ディーラー / 一般整備工場 / 出張整備(Seibii)
配管の分解や専用ツールの使用、複雑な原因探求が必要になるため、専門知識を持ったプロへの依頼が必須です。
店舗へ行く時間がないなら「出張整備(Seibii)」が便利
「仕事や子育てで店舗へ車を持ち込む時間がない」 「店舗での長い待ち時間を避けたい」 という方には、出張整備の 「Seibii」 が便利です。
国家資格を持つプロの整備士が自宅や勤務先の駐車場まで直接伺い、エアコンの診断からコンプレッサー交換などの本格的な修理・パーツ交換までその場で対応します。ネットで事前見積もりと予約が完了するため、店舗を往復する手間や待ち時間を気にせず、自宅にいながらエアコントラブルを解決できます。
エアコンを長持ちさせるメンテナンス方法
エアコンの修理や交換には高額な費用がかかるケースが多いため、日頃からの予防メンテナンスが大切です。トラブルを未然に防ぎ、エアコンを長く快適に使うための4つのポイントを紹介します。
エアコンフィルターの定期交換
フィルターにゴミやホコリが溜まると目詰まりを起こし、風量の低下やコンプレッサーへの余計な負荷に繋がります。「1年に1回」または「走行距離1万kmごと」を目安に定期的な新品交換を心がけましょう。
冬場も月1~2回は「A/C」を入れて動かす
エアコンを全く使わない冬場でも、月に1〜2回は5分〜10分程度A/CをONにしてください。コンプレッサー内のオイルが全体に巡り、パッキンの乾燥による破損や、ガス漏れ・焼き付きトラブルを防ぐことができます。
到着前の「送風運転」でカビ・異臭を防ぐ
目的地に到着する数分前にA/CをOFFにし、「送風モード(強風)」 に切り替えてエバポレーター内部の結露を乾燥させましょう。湿気を飛ばして内部のカビ繁殖や不快な異臭の発生を効果的に防ぐことができます。
車検や定期点検時に「ガス量」をチェックする
エアコンガスは車の振動などで微量ずつ減っていくため、車検や12ヶ月点検のタイミングでガスの量や状態をプロに確認してもらいましょう。早期にガスの減少や微小な漏れを発見できれば、パーツの致命的な故障を未然に防げます。
エアコンの修理なら出張整備のSeibii
Seibii(セイビー )では、国家資格を有する整備士・メカニックがお客様のご自宅や職場の駐車場にお伺いし、その場でお車の整備、修理、パーツ取り付けを行います。
チャット・LINE・電話にて無料で整備士が対応しますので、エアコンの故障診断、まずはお気軽にご連絡ください。
またセイビーではお車へのドライブレコーダー、ETC、カーナビといった取り付けから、車の故障診断、バッテリー上がり、バッテリー交換、窓ガラスの油膜取りと撥水加工コーティング、タイヤの付け替えと幅広く実施しています。
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