基本的なメンテナンス、点検
メンテナンスには大きく分けて二種類あります。
- 外装、内装
- エンジンやタイヤ等
1の外装や内装のメンテナンスは洗車や掃除になってくるので今回は割愛します。
ではエンジンやタイヤ等は日頃何をすればいいのか、車について全く分からない、そんな方でも簡単に出来るメンテナンスや点検をご紹介します。
ただ前提として、半年に一度は必ずディーラーや車屋での点検を受けるようにしてください。何故半年に一度この点検をするのか、これは車の健康診断だと思って下さい。
細かい箇所の良否判定を行うのに専門知識が必要になりまたDIYで作業するにしても工具や交換部品等が必要になるからです。難しい事はプロにまかせましょう。
普段から車について意識して頂きたいのは次の通りです。
- エンジンオイル
- タイヤ
- ワイパー
- 音や振動
この4つを意識します。エンジンオイルは最後に交換してから何か月経ったか、何キロ乗ったかを確認しましょう。
大体の場合は運転席ドアを開けたあたりかボンネットを開けた辺りにステッカーが貼ってあるのでそれで確認できると思います。タイヤはパッと見てヒビが入っていないか、パンクして潰れていないか、タイヤの空気圧を確認します。どこで、どうやっては後程の頻度でご説明します。
ワイパーは雨が降る前にウォッシャーを出してしっかりと水がはけるか確認します。もしはけが悪いようであれば交換が必要になります。音や振動は車に乗っている時にキュルキュル音がしたり、平地を走っていてガタガタする等がないか確認します
頻度
メンテナンス点検の頻度に関してですが、上記4つの項目毎に説明します。
エンジンオイル
エンジンオイルは本来であればボンネットを開けて色や量等を確認するのですが、これが難しい、分からないという方は車に乗るたびに最後にオイル交換してから何キロ走ったか、何か月経ったかを見るようにして必要に応じて交換という流れが良いと思います。
目安となるのは5000キロか半年いずれか早い方での交換になります。もし距離を乗られる方であれば2~3か月で交換される方もいるかもしれませんね。
タイヤ
タイヤは車に乗る前に車の周りを一周見て確認します。タイヤの空気圧は普段駐車場での確認は難しいと思うので、ガソリンスタンドで給油するタイミングで無料空気圧チェックを行えばおおよそ月に一度は確認できるかと思います。
ワイパー
もし毎週、毎月洗車をしている方であれば洗車をする前にウォッシャーを出して確認することを推奨します。洗車を普段全くしていない、不定期であれば月に一度くらいの確認をしましょう。
音、振動
これに関しては車に乗っているかエンジンをかけている時にしか分からない事なので、もし音や振動が出た場合は、どこで、どんな時どんな音、等を確認しておくと後の故障診断がスムーズになると思います。
ディーラーや車屋
ディーラーや車屋では本格的なメンテナンスになります。半年に一度は必ず受けるようにと言いましたが、ここでオイル交換やベルト交換、異音や振動等の相談が出来ます。
車は普段の使い方が何かしらの症状 として出てきます。この半年の点検は 人間 でいう健康診断だと思って頂ければイメージがつきやすいでしょうか?健康に気を遣っている方や会社 の健康診断等も半年に一度くらいですよね。
10万キロ以上の車
車には 5万キロ10万キロ等の節目になる距離がありますが、10万キロ超えた車に関しては今まで行ってきたメンテナンスの結果が如実に出ます。
もし中古 車で10万キロ以上のお車を買われる際は今後どんなメンテナンスをする必要があるか、どんな不具合が起こりうるか等の診断が重要になるかと思います。
私達Seibiiでは 中古車購入前診断と言うのも行ってますのでこちらをご利用 いただいてもいいかと思います。
また、長いこと車に乗っていて10万キロ超えているのであれば、例えばエンジンオイルの減り具合やタイヤのガタ、油脂類の漏れや滲み等を点検して、そこから半年に一度のオイル交換を3か月に一度にしたりする等のメンテナンスに変えていければより良く、より永くお車に乗れるのではないかと思います。