車を乗る上で欠かせないのが洗車。
自分の愛車はいつでもキレイな状態を維持しておきたいですよね。
そんなカーユーザーの多くはガソリンスタンドの洗車サービスを利用するかと思います。
ですがガソリンスタンドの洗車サービスには「手洗い洗車」と「機械洗車」の2つがあります。
ハッキリと違いがある2つの洗車方法ですが、どちらの洗車サービスを活用するのが車にとって正解なのでしょうか?
そこで今回はガソリンスタンドの洗車サービスについて、料金や待ち時間などを含めて分かりやすく解説していきます。
目次
ガソリンスタンドでの洗車、おすすめの利用タイミング
ガソリンスタンドでの洗車は定期的に行ったほうが良いでしょう。
自分の車をきれいに保つためには、なるべくこまめに洗車したほうが良いと考えてしまいますが、多ければいいというものではありません。
洗車を行うことで車体に少しずつ傷がついてしまいます。
そのため、こまめに洗車してしまうと、傷をつける原因となってしまいます。
ただし、ホワイトやブラック、レッドなどの汚れが目立ちやすい色は、定期的に洗車しましょう。
ボディに付着した砂や雨の後、泥はねなどが目立ってしまいます。
ほかにも、シミや水垢なども目立ち始める頃を目安に洗車を行いましょう。
こまめに洗車してしまうと傷がついてしまうため、3〜6ヶ月に1回を目安に洗車することをおすすめします。
また、汚れやすい道を走った後に激しく汚れてしまった場合は、積極的に洗車を行っても問題ありません。
洗車はガソリンスタンドの機械洗車と手洗い洗車どっちがいいの?
カーユーザーの中で度々議論される洗車方法の最適解ですが、結論からいうと手洗い洗車が車に取って一番良いです。
というのも手洗い洗車は車をキレイにするのはもちろんのこと、機械洗車に比べて洗車傷が付きにくいので、長期間車をキレイに保つことが出来ます。
また機械洗車は決められたコース・決められた動きをして網羅的に洗車をしますが、手洗い洗車であれば人の手で全体的に汚れを落とすことが可能です。
そのため機械洗車で洗車するより、手洗い洗車の方が汚れを落とせて傷が付かないので、手洗い洗車をするのが正解でしょう。
洗車機のメリット・デメリット
ガソリンスタンドや洗車場にある洗車機のメリット・デメリットはそれぞれあります。
洗車機での洗車は手洗い洗車との違いが明確にあるので、これらを含めて洗車機のメリット・デメリットを紹介していこうと思います。
洗車機の種類とコース
まず一言に「洗車機の機械洗車」といえど洗車機によって様々な種類があるため、対応可能コースも変わってきます。
さらにガソリンスタンドなどの洗車機は、対応可能メニューによって値段の違いがあるため自分が行くガソリンスタンド毎の洗車機のコースについて把握しておくと良いでしょう。
一般的に洗車機のコースは下記です。
- 水洗い洗車
- シャンプー洗車
- ワックス洗車
- 撥水洗車
- ポリマーコート洗車
これら5つのコースにオプション等をつけられるというのが、洗車機のコースになります。
洗車機のメリット
洗車機のメリットは「お手軽さ」にあります。
機械が自動的に車の洗車をしてくれるので、自分で洗車をするより圧倒的に手間がかかりません。
また比較的安く洗車をすることができるので「コスパが良い」というのもメリットのひとつになるかと思います。
洗車機のデメリット
洗車機で洗車をするときのデメリットは「洗車傷がついてしまう」という部分だと思います。
手洗い洗車であれば水流しをして、ある程度汚れや傷のもとになるものを排除して洗車が出来ますが、洗車の水流しは機械的なので不十分であることが多いです。
また洗車機のブラシにも汚れが残っていることがあるため、車を傷つけてしまう恐れがあります。
また洗車を決まった流れで行うのでガンコな汚れが落ちていないことも…。
これらの「傷つけてしまう」「汚れが完璧に落ちない」という点が洗車機を使用するデメリットでしょう。
洗車機の相場料金とかかる時間
洗車機の料金相場は企業や店舗によって違いますが、シャンプー洗車等の簡易洗車メニューだと「約500円」で、撥水やポリマーコート等の洗車メニューだと「約1,000円~1,500円」が相場です。
簡易洗車メニューは使用するシャンプーが少なく、1往復で終わることが多いので料金が安く時間も3分程度で完了します。
撥水等の洗車メニューはワックスやコーティング剤を使用するので、比較的料金が高く設定されています。
また洗車完了までに2~3往復かかるため5~10分程度時間がかかってしまいます。
手洗い洗車のメリット・デメリット
ガソリンスタンドの手洗い洗車は自分でやる必要が無く、なおかつキレイに仕上がるので利用する人は多いかと思います。
そんなガソリンスタンドの手洗い洗車サービスにはメリットとデメリットがあるので詳しく解説していきます。
手洗い洗車のメリット
ガソリンスタンドの手洗い洗車サービスのメリットは「手間を掛けずにキレイに仕上がる」ことです。
自分で手洗い洗車をしようとすると、洗車グッズの用意や場所の確保・洗車の手間などがかかりますが、ガソリンスタンドに手洗いをお願いすればそれらの手間はかかりません。
機械洗車より手洗いの方がキレイに仕上がるので、その部分も大きなメリットです。
手洗い洗車のデメリット
ガソリンスタンドの手洗い洗車サービスのデメリットは「プロ以外が洗車することがある」ということです。
ガソリンスタンドでは社員以外の方も働いていて、社員の整備士はオイル交換や車検等の作業をしていることが多いです。
そのため洗車業務はアルバイトの人に割り振られることが多くあります。
アルバイトの人の洗車が良くないというわけではありませんが、手洗いサービスを受ける側にとっては「なるべくプロ(社員)に洗車してもらいたい」というのが本音では無いでしょうか。
そういったサービスの不確定さはガソリンスタンドの手洗い洗車のデメリットといえるでしょう。
手洗い洗車の相場料金とかかる時間
ガソリンスタンドの手洗い洗車サービスは「約2,000円~」という料金が一般的な相場になります。
車の大きさや選択するメニュー・店舗によって変動するため、自分の車やよく使う店舗の料金は把握しておいたほうが良いと思います。
また手洗い洗車は拭き上げ完了まで30分程度時間がかかるので、機械洗車の様にお手軽に出来ません。
ガソリンスタンド内のサービスカウンターで30分待つことになるので、手洗い洗車サービスを利用する際は注意しておきましょう。
結論どちらの方がおすすめ?
ここまでガソリンスタンドの機械洗車と手洗い洗車サービスについて解説してきましたが、結論からいうとガソリンスタンドの洗車は「手洗い洗車サービス」が良いでしょう。
なぜならボディへの影響や車の仕上がりが圧倒的に良いからです。
大きな問題は料金の差と待ち時間だと思いますが、それらをクリアしているならガソリンスタンドの手洗い洗車サービスはおすすめです。
洗車の頻度と気をつけるべきポイント
車を洗車する頻度ですが月1回程度の洗車が車のボディに一番とって良いです。
車のボディは汚れを蓄積するとボディ表面の塗装が傷んだり、傷がついてしまう恐れがあります。
特にコーティング未施工車は撥水コートやワックスの効果が切れた状態だと、紫外線の影響も強く受けてしまうので、月1回の洗車を心掛けることが重要です。
ここまで解説してきたとおりなるべく手洗い洗車をオススメしますが、なかなか洗車に時間をかけられない方は機械洗車を利用してボディをキレイに保つのが良いと思います。
洗車頻度に関しては下記の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください!