プリウスはハイブリッド車となっており、ガソリン車に比べると電気への依存度が高いと考えられます。
そのため、プリウスのバッテリー(補機・駆動用)が劣化すると、エンジンがかからなかったり、ハイブリッドシステムを使用して走行ができないことになるので注意が必要です。
プリウスのバッテリー(補機・駆動用)は定期点検や交換が必要ですが、交換費用や所要時間はどのくらいかかるのでしょうか?
今回の記事ではプリウスの補機バッテリー、駆動用バッテリーの2つを含めて交換費用や交換時間の解説をしていきます!
バッテリーを交換する必要性
12Vの鉛蓄電池を使っているプリウスの補機バッテリーは、プリウスのハイブリッドシステムが起動する前の電装品やエンジンを停止している際のバックアップメモリーの電力を供給します。
またガソリン車と同様の役割を持つのがプリウスの補機バッテリーで、エンジン始動時などはこの補機バッテリーの電力を使用します。
プリウスの補機バッテリー交換の交換時期は一般的に2~3年程度となっていて、長い間車に乗ってなかったりすると、バッテリー上がりを引き起こすため交換が必要となります。
一方、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池を使っているプリウスの駆動用バッテリーは、プリウスのハイブリットシステムを動かしているバッテリーとなっています。
ハイブリットシステム駆動用バッテリーは一般的に10年・10万㎞程度持つものではありますが、走行状況により交換タイミングは前後します。
故障時にはハイブリットシステムチェックランプの点灯があるため、その場合は早期に点検や交換すると良いでしょう
プリウスを運転中にハイブリッドシステムチェックの警告!復帰方法や修理費用を解説
プリウスを運転中に突然ハイブリッドシステムチェックの表示。何が起きたの?故障?そのまま走っても大丈夫?突然のことで何が何だか分からない方も多いと思います。そこでこの記事ではハイブリッドシステムチェックが表示された原因と修理方法を解説します。
https://seibii.co.jp/blog/contents/prius-hv-systemcheck

バッテリーが故障する前の症状
通常バッテリーが劣化しはじめると、エンジンのかかりが悪くなったり、キーレスが反応しないといった症状がでます。
バッテリーは定期的な交換部品なので、こういった症状が出なくても劣化し続けています。
プリウスの場合これらの症状が出なくても、補機バッテリーや駆動用バッテリーが劣化しはじめると、メーター上に警告灯が点灯したりハイブリットシステムが使えなくなったりなどするので特に注意が必要です。
プリウスのバッテリー交換費用
プリウスのバッテリー(補機・駆動用)が故障した場合、どこで交換するか、費用はどのくらいかかるか?など疑問に思う人もいるでしょう。
今回は「出張整備のセイビ―で交換した場合」「カー用品店へ持ち込む場合」「自分で交換作業をする場合」の3パターンに分けて、交換に必要な費用をご紹介します。
セイビ―で交換する場合の交換費用
セイビ―でプリウスのバッテリーの交換を行う場合の費用は以下の通りです。
セイビーにお任せ頂ければ、プロの整備士がプリウスに合ったバッテリー(補機・駆動用込み)を用意する上、交換費用も納得して頂ける価格になるので、任せて安心です。
【セイビ―でバッテリー(補機・駆動用)交換をする費用】
- 補機バッテリー部品代込みの交換費用:35,000円
- 駆動用バッテリー部品代込みの交換費用:149,600円
※型式により部品込み金額に変動があります。
補機バッテリー部品の用意もセイビ―に任せる場合、使用するのはもちろん新品バッテリー。
駆動用バッテリーでもセイビーはディーラー同等品質のリビルト部品を使用しています!
セイビ―独自の部品仕入れネットワークからお得な価格で提供ができるため、通常よりも安く質の高いバッテリーを手に入れることができます。
「どのバッテリーを選べばいいか分からない」「自分のプリウスに適合するか不安」という方も安心です。
カー用品店へ持ち込む場合の交換費用
カー用品店にプリウスを持ち込むとバッテリー(補機・駆動用)の交換をプロの整備士ではなく、店舗のアルバイト・スタッフが行う可能性があります。
また、交換費用もカー用品店によって異なるので、納得できるバッテリー(補機・駆動用)の交換ができるか未知数です。
【カー用品店でバッテリー(補機・駆動用込み)交換をする費用】
- 補機バッテリー部品代込みの交換費用:10,000~50,000円程度
- 自分で補機バッテリーを用意する場合の交換費用:2,000~10,000円程度
※型式により部品込み金額に変動があります。
また駆動用バッテリーの交換は、より専門的な作業となるためカー用品店でできないことも多いです。
そのため対応できるかどうかも含めてカー用品店に連絡をして対応するのが良いでしょう。
自分で作業する場合の交換費用
プリウスに搭載する補機バッテリーは型式によって異なり、主な種類はLN1をはじめ、S34B20R、S34B20L 、S46B24Rがあり、市場相場は15,000~30,000円程度です。
一方、プリウスに搭載する駆動用バッテリーの代金は型式によって異なりますが、130,000円程度となっています。
バッテリー(補機・駆動用)を自分で交換した場合、145,000~160,000円が交換費用です。
ただ、プリウスに搭載する補機バッテリーは型式によって取り付けてある位置は異なり、トランクルームにある場合、トリムを外さなくはならないので、自分で作業することはおすすめできません。
また、プリウスに搭載する駆動用バッテリーは資格を持ったプロの整備士が交換するのが一般的で、必要とする工具も多く、感電の危険性も伴うので自分で作業することはおすすめできません。
プリウスのバッテリー交換の所要時間
忙しく働いている人は、バッテリー(補機・駆動用込み)の交換にかかる所要時間も気になるでしょう。
ここでは、「出張整備のセイビ―で交換した場合」「カー用品店へ持ち込む場合」「自分で交換作業をする場合」の3パターンに分けて、バッテリー交換の所要時間を紹介します。
セイビ―で交換する場合の所要時間
プリウスの補機バッテリーの搭載位置は型式によって異なり、エンジンルーム内にある場合とトランク内にある場合があります。
そのため、エンジンルーム内にあるバッテリーは通常の自動車と同じで15~20分程度です。
トランク内にある場合は、トランク内にあるバッテリーは、トリムを取り外さなければならないので30~40分程度となっています。
プリウスに搭載する駆動用バッテリー交換の所要時間は型式によって異なりますが、3~5時間程度です。
セイビ―では、プロの整備士が予定された時間に伺い、その場でバッテリーの交換を行うため、カー用品店のように待ち時間がありません。
また、自働車を駐車している場所に伺いますので、お勤め先でバッテリー交換も可能です。
カー用品店へ持ち込む場合の所要時間
カー用品店でバッテリーの交換を行う場合の作業時間は20~30分程度ですが、作業予約で埋まっている場合には数分~数時間の待ち時間が発生する場合があります。
駆動用バッテリー交換については対応が難しいことがほとんどですが、預かりでの作業になるかと思います。
時間が取れない場合には、ネットや電話であらかじめ作業を予約するようにしましょう。
またバッテリーが上がり、エンジンがかからない場合には、復旧作業を行うかレッカー等で店舗まで車を移動させる必要があります。
JAFや自動車保険に付帯されているロードサービスを利用することもできますが、救援車の到着までかなりの時間がかかることも少なくありませんので、急ぎの場合は注意が必要です。
自分で作業する場合の所要時間
自分でバッテリー交換を行う場合の所要時間は20~40分程度です。バッテリーの交換作業自体はそこまで難しいものではありませんので慣れれば10分程度で交換ができるようになるでしょう。
ただし、作業を誤ると、ショートやエンジントラブルが生じる可能性があります。トラブルを防ぐためにも正しい手順で作業を行なってください。
バッテリー交換はそこまで難しくない作業とはいえ、普段あまり触る事のないエンジンルーム内の作業です。自分で交換することに不安を感じる場合は、プロに依頼することをおすすめします。
プリウスの補機/駆動用バッテリーの交換はセイビーにおまかせ!
バッテリー(補機・駆動用)の交換をしようと、バッテリーを購入してカー用品店に持ち込んでも必ずプロの整備士に交換してもらえるとは限らないし、交換作業まで待ち時間も長い場合があります。
一方、セイビーなら待ち時間なしでプロの整備士に交換してもらえるのでメリットは大きいです。
「自分でバッテリーを選ぶのは不安」「車が動かない」「時間を節約したい」という方には、指定の時間と場所に国家資格を持つ整備士が訪問するセイビ―がおすすめでしょう。
セイビ―なら自宅や職場の駐車場でバッテリー交換が完了。待ち時間や移動時間はかかりません。
「そろそろバッテリーの交換時期」「エンジンの始動に違和感を感じる」という方は、ぜひご依頼ください。