10~15年もしくは10~15万kmで交換が必要なオルタネーター。
ヴォクシーのオルタネーターを自分で交換する場合、どのような手順で作業を行なえば良いのでしょうか。
今回の記事では、オルタネーターの交換方法や必要工具、適合製品の選び方などをご紹介します。
オルタネーターの交換時期が近い方やエンジンの不調を感じている方はぜひ参考にしてください。
【ヴォクシー】オルタネーター交換の純正部品番号
ヴォクシーのZRR70G/ZRR70W/ZRR75G/ZRR75Wに搭載されたオルタネーターの純正部品番号は27060-37030です。
ただし、年式やモデルによって部品が異なる場合がありますので、購入前には自分の車に適合するかどうか必ず確認を行なってください。
基本的にこれまで使用していたものと同じ製品を選べば間違いありませんが、リビルト品や別の適合品を使用する場合は注意が必要です。
製品選びが不安な場合は、車検証や車両情報から適合パーツをプロに調べてもらうことをおススメします。
【ヴォクシー】オルタネーター交換に必要な工具
ヴォクシーのオルタネーター交換を自分で行う場合、オルタネーター本体以外に次の3つが必要です。
【オルタネーター交換に必要な工具】
- 作業用手袋
- バッテリー&オルタネーターチェッカー
- ドライバー等各種工具
作業用手袋が必要な理由
オルタネーターはエンジンルーム内での作業となります。
オルタネーター本体を交換するには、バッテリーの端子やVベルトを外してから作業を行う必要がありますので、ケガを防ぐために必ず作業用手袋を用意してください。
手順を誤ると火災の原因となったり、他のパーツに悪影響を与えたりする可能性があります。
あまり作業に慣れていない方の場合はプロに作業を依頼したほうが安心でしょう。
バッテリー&オルタネーターチェッカーが必要な理由
バッテリー&オルタネーターチェッカーは、流れる電圧の状態をチェックするためのものです。
オルタネーターは、車で使用する電気を生み出す非常に重要な部品であり、異常があればエンジンがかからないケースもあります。
そのため交換が完了したら電圧に異常がないか確認をしましょう。
バッテリー&オルタネーターチェッカーはカー用品店やネットで2,000円程度で販売されています。
ドライバー等各種工具が必要な理由
ドライバー等の工具は、バッテリーのマイナス端子やVベルトの取り外し等、オルタネーター交換のために必要な作業で使用します。
ネットやカー用品店ではオルタネーター交換に必要な工具が揃ったセットも販売されていますので、工具が手元にない場合は事前に用意しておきましょう。
【ヴォクシー】オルタネーター交換の手順
自分でヴォクシーのオルタネーター交換を行う場合の手順は以下の通りです。
【オルタネーター交換の手順】
- バッテリーのマイナス端子を外す
- B端子と全てのカプラーを外す
- Vベルトを外す
- オルタネーターの固定ボルトを外す
- オルタネーターを交換するし元に戻す
- ナビや時計を合わせる
オルタネーター交換:①バッテリーのマイナス端子を外す
まずはバッテリーのマイナス端子を取り外しましょう。
バッテリーには非常に高い電圧がかかっており、万が一作業中に端子がボディや金属の工具などに触れるとショートが起こります。
火災が発生する可能性があり非常に危険ですので、必ず最初にバッテリーのマイナス端子を外すようにしてください。
オルタネーター交換:②B端子と全てのカプラーを外す
バッテリーのマイナス端子を外したら、オルタネーターに繋がっているB端子とカプラーを外します。
オルタネーターに繋がる配線が全て外れたか確認してください。
オルタネーター交換:③Vベルトを外す
続いてVベルトを取り外します。
Vベルトはゴム製のベルトで、オルタネーターの適切な発電に欠かせないパーツです。
たるみやたわみがあると正常に動かない可能性がありますので、交換時には不具合がないか確認してください。
オルタネーター交換:④オルタネーターの固定ボルトを外す
Vベルトの取り外しが完了したら、オルタネーターと車体を固定しているボルトとナットを取り外します。
固定している部品が外れたら、古いオルタネーターを取り出しましょう。
オルタネーター交換:⑤オルタネーターを交換し元に戻す
オルタネーターの交換が完了したら、あとは取り外しとは逆の手順でVベルトや端子を取り付けていきます。
Vベルトを取り付ける際には、たわみが生じないよう注意してください。
オルタネーター交換:⑥ナビや時計を合わせる
⑤でオルタネーター交換は完了していますが、バッテリーの端子を取り外したことで電流が遮断され、ナビや時計、オーディオの設定がリセットされています。
車に乗る前に再設定を行ないましょう。
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ヴォクシーのオルタネーター交換は、他の消耗部品の交換と比べ難易度の高い作業と言えます。
間違った作業が火災や他の部品の故障の原因になることも考えられますので、日頃から車の整備に慣れていない方や作業に不安がある方は、プロに任せた方が安心です。
とはいえ「なかなか時間が取れない」「どの業者に依頼すればいいか分からない」という方も多いでしょう。
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