オルタネータは、エンジンの始動や計器類の表示など車で使われるさまざまな電気を生み出す部品です。
オルタネーターは、使用開始から10~15年もしくは10~15万kmが寿命とされる消耗部品で、頻繁な交換は必要ありませんが不具合が生じると突然車が止まってしまうこともあります。
異音や計器類、エンジンの不調を感じたら早めに点検・交換を行いましょう。
万が一、オルタネーターが故障してしまった場合、費用や時間はどれくらいかかるのでしょうか。
今回の記事ではマツダの人気車種であるRX7をピックアップし、紹介します。
オルタネーターを交換する必要性
一般的にオルタネーターの交換目安時期は距離にして10~15万キロを目安に交換が推奨されております。
しかし、その寿命は使用頻度や走行条件などによって早まる可能性があります。
オルタネーターは補器ベルトの回転を経由して回転することによって発電を行いバッテリーに電力を供給する役割を担っています。
運転の頻度が頻繁にある場合や長距離走行をするケースでは、オルタネーターの寿命を早める危険性があります。また、RX7の場合では中古車市場に流通している台数が少なく、距離も過走行の車両もあることから、購入する場合には注意が必要です。
走行条件として、悪路などの砂利道を走る場合にはオルタネーターのプーリー部分に砂利が噛み込み破損してしまうといったケースがあります。
「ゴロゴロ」といった異音が発生した場合にはオルタネーターが損傷又は劣化しているサインとなりますので、早めの点検が必要となります。
異音や走行距離が上記の距離を大幅に超えてしまっている場合には専門の整備士に的確な診断をしてもらうことによって、早期発見に繋がる他に、予期せぬトラブルを未然に防ぐことができます。
オルタネーターが故障する前の症状
オルタネーターが故障する前の症状として、いくつかの症状があります。
- 正常な発電量を保つことができなくなる
年数や走行距離によって、内部のブラシや各種部品の損傷や劣化などが起こり、正常な発電量を生み出すことができなくなってしまうといった症状が挙げられます。
結果、各種電装品の不具合(ライト暗い、ナビが点滅しているなど)が起き、最悪の場合バッテリー上がりやバッテリー警告灯が点灯してしまいます。
- 走行時に異音が発生する
オルタネーターが劣化することによって「ウォンウォン」や「ウィーン」といった異音が発生するケースがあります。
特徴としてアクセルと同調して異音が発生することがあります。異音は発生しているが発電に問題がない場合が多く、異音の発生源がオルタネーターの場合には早急に交換をする必要性があります。
- エンジンに不調がでる
例として、エンジンの回転(アイドリング)が不安定になる可能性があります。
これは十分な発電を発揮することができない結果、バッテリーに十分な電力を供給することができなくなってしまいます。
結果、エアコンなどを利用した際にコンプレッサーのスイッチがオン・オフするタイミングで電力を消費することでアイドリングが極端に下がるといった症状が発生する場合があります。
これらの症状や違和感を感じた場合には、専門の資格を保有した自動車整備士に診断してもらうことによって、その車のもつポテンシャルを最大限に発揮することができる他に、安心と安全を確保することができます。
RX7のオルタネーター交換費用
RX7のオルタネーターを交換する際の費用は、50,000~120,000円程度が相場ですが、どの業者に作業を依頼するか、どんな部品を使用するかによっても金額は異なります。
今回は「出張整備のセイビ―で交換した場合」「カー用品店へ持ち込む場合」「自分で交換作業をする場合」の3パターンに分けて、RX7のオルタネーター交換にかかる費用目安をご紹介します。
セイビーで交換する場合の交換費用
セイビーにRX7のオルタネーター交換を依頼する場合の費用は、部品代込みで66,000円、交換のみで44,000円です。
部品込みで作業を依頼する場合は、高品質リビルト品を使用するため、新品を使用するよりも安くオルタネーターの交換を行うことができます。
また、セイビーで使用する部品は40,000kmもしくは2年間の保証付き。交換後も安心してドライブを楽しむことができるでしょう。
交換後の古くなった部品の回収費用も含まれているため、別途処分費用を請求される心配もありません。
【リビルト品とは?】
リビルト品とは、使用済みの自動車や修理時に取り外した部品を分解し、洗浄や修理を行なった上で組み立て直した部品です。
構成部品は厳しい検査に合格したもののみを使用。組み立て後も新品同様の性能があるかのチェックを受けているため、新品よりも手頃な価格で高品質な部品が手に入ります。
カー用品店へ持ち込む場合の交換費用
カー用品店へオルタネーターの交換を依頼する場合の費用は、3,000~15,000円程度の工賃+部品代がかかります。
新品を使用する場合の部品代は30,000~50,000円程度となりますが、中古品やリビルト品であれば10,000~20,000円程度で購入できるものもあります。
「少しでも交換費用を安く抑えたい」という場合は、オークションサイトやパーツ専門店で探してみるのもおすすめです。
ただし、中には保証がない製品も少なくありません。決して安いパーツではありませんので、性能や保証をきちんと確認するようにしましょう。
またオルタネーターが故障し、車を動かすことができない場合には、店舗まで運ぶ費用も必要です。
JAFや任意保険付帯のロードサービスで車を運んで貰える場合もありますので事前に運搬が可能か確認しましょう。
自分で作業する場合の交換費用
自分でオルタネーターの交換をする場合の費用は、部品代のみです。
価格の安いリビルト品などを購入できれば10,000円程度でオルタネーターの交換ができるでしょう。
ただし、オルタネーターの交換はエンジンルーム内の作業となり、ただ古いパーツを取り外して新しいものに交換するだけではありません。
作業手順を誤ると火災や他のパーツの故障に繋がることも。日頃から車の整備に慣れていない方の場合はプロに任せた方が安心でしょう。
RX7のオルタネーター交換の所要時間
RX7のオルタネーター交換作業にかかる時間も依頼する業者や方法によって異なります。
今回は費用と同じく「出張整備のセイビ―で交換した場合」「カー用品店へ持ち込む場合」「自分で交換作業をする場合」の3パターンに分けて、オルタネーター交換の所要時間を紹介します。
セイビーで交換する場合の所要時間
RX7のオルタネーター交換をセイビーに依頼する場合の作業時間は2時間程度です。
整備士が指定した場所に訪問して作業を行うセイビーでは、移動時間や待ち時間はありません。
さらにお急ぎオプションを選択すれば、48時間以内の作業も可能です。在庫がない場合には作業が行なえるまで数日から数週間がかかることもありますが、セイビーなら短い期間で交換作業を行う事ができます。
カー用品店へ持ち込む場合の所要時間
RX7のオルタネーター交換をカー用品店へ依頼する場合の作業時間は1~2時間程度です。
カー用品店での作業は、他の業者と比べて早いという特徴がありますが、予約をしていない場合や、作業が立て込んでいる場合には数時間待たされることもあります。
また必ずRX7に適合するオルタネーターの在庫があるとは限らないため、事前に確認が必要です。
自分で作業する場合の所要時間
自分でRX7のオルタネーター交換を行う場合の所要時間は2~3時間程度です。
作業に慣れている方が交換を行う場合は、1時間程度で完了することもありますが、オルタネーターの交換はバッテリーやVベルトの作業も必要です。
さらにバッテリーの端子を外すため、交換後にはナビや時計の調整を行う必要があり、初めてオルタネーターの交換を行う場合は半日以上かかると考えた方がいいでしょう。
RX7のオルタネーター交換ならセイビーがおすすめ!
RX7のオルタネーター交換にかかる費用は50,000~120,000円程度、所要時間は1~2時間程度が目安となります。
「オルタネーターの故障で車を動かせない」「なかなか時間が取れない」という場合は、セイビーへの依頼がおススメです。
セイビーなら、ネットからのカンタンな予約で全国に在籍する整備士が指定の場所まで出張。その場で作業を行ないますので、仕事や家事の合間にRX7のオルタネーター交換を行うことも可能です。