株式会社トータスが実施した「GW期間中の国内旅行と交通手段に関する調査」によると、今年のゴールデンウィーク(GW)に国内旅行を予定している人は20代~50代では半数以上にのぼり、行き先の人気第1位は「関東地方」であることが明らかになりました。
また、利用予定の交通手段として最も多く選ばれたのは「自動車」で、費用や自由度を重視した傾向が浮き彫りになっています。
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国内旅行、今年のGWは半数以上が計画中
調査対象となった20代〜50代の男女623名のうち、実に53%が「GWは国内旅行に出かける予定」と回答しています。帰省や自宅でのんびり過ごすといった選択肢を上回り、多くの人がGWを「おでかけ期間」として捉えていることがわかります。
人気旅行先トップ3:関東、中部、近畿が上位に
旅行の行き先として人気だったのは、1位「関東地方」(33.3%)、2位「中部地方」(17.3%)、3位「近畿地方」(15.8%)という結果に。
東京・名古屋・大阪などの都市圏や、その周辺の観光地が注目されていることがうかがえます。
旅行予算は「3万円~5万円未満」が最多
1人あたりの旅行予算では、「3万円〜5万円未満」と回答した人が32.7%と最多に。
次いで「1万〜3万円未満」「5万〜10万円未満」がいずれも24.2%で並び、予算を抑えつつも充実した旅行を計画している様子が見て取れます。
誰と行く?「家族旅行」がトップ
同行者については、「家族」が56.4%と過半数を占め、「一人旅」(18.5%)や「友人・知人」(17.6%)と続きました。
ファミリー層の外出意欲が高い一方で、ソロ旅需要の広がりも注目すべき点です。
交通手段は「自動車」が最多、コスパと自由度を評価
旅行の移動手段については、約95%がすでに決定済み。最も多かったのは「自動車」(47.0%)、続いて「新幹線・電車」(44.1%)、「飛行機」(22.8%)という結果でした。
移動手段の選定理由では、「費用のリーズナブルさ」が43.4%で最多、次いで「早く着くこと」(35.7%)、「同乗者との空間を共有できること」(34.1%)が重視されており、コストパフォーマンスと快適性の両立が求められていることがわかります。
まとめ
2025年のGWは、半数以上の人が国内旅行を予定し、人気の旅行先は「関東地方」がトップとなりました。交通手段としては、「自動車」が最も多く選ばれ、リーズナブルな費用と自由な移動を重視する傾向が明らかに。また、ファミリー層だけでなく、一人旅を選ぶ層の存在も浮き彫りとなり、旅スタイルの多様化が進んでいます。
今後の旅行需要を見据え、車を活用した自由な旅がますます注目されることは間違いありません。
軽自動車や未使用車を多く扱う専門販売店が提供する選択肢も、コスパのよい楽しい移動手段を求めるニーズに合致しているといえるでしょう。