ミラー型ドライブレコーダーの【デメリット4つ】と【商品選びの注意点2つ】

人気のミラー型ドライブレコーダー

「ミラータイプ」ドライブレコーダーが多く発売され、人気を得ています。

ルームミラーの上に被せて設置することから、フロントガラスに余計なものを付けたくない方や、見た目がSFチック・近未来的なカッコ良さから支持を得ているようです。

私たちSeibii(セイビー)は、累計3,000台以上のお車にドライブレコーダーを取り付けてきました。その経験から、不具合が起きやすいドライブレコーダーの商品や傾向を理解しています。

ミラー型ドラレコが登場し始めた頃は、「4つの理由」からお勧めできず、お客様にはフロントガラスに貼り付けるタイプ(通常)のドライブレコーダーご購入を薦めてきました。

一方で、2020年に入り、本記事で解説する「4つのデメリット=弱点」を認識した上で、購入時に注意点さえ守れば、魅力があり安心してお客様にオススメできるミラー型ドライブレコーダーも登場しています。

この記事では、普通のドライブレコーダーかミラータイプか悩んでいる方に、ミラータイプのドラレコのデメリット4つと、それを踏まえた上でのミラー型ドライブレコーダーの選び方2点について解説します。

「通常型のドラレコにする」か「ミラー型にする」か、悩まれている方は、ぜびご参考にしてください!
ミラー型ドライブレコーダー

デメリット1. 映り込みで夜間の映像が綺麗に撮れない

ミラー型ドライブレコーダーを取り付けたお客様で、夜間の映像が綺麗に撮れていない方が複数いらっしゃいました。実際に映像を確認してみると、フロントガラスに映りこんだ光の影響で、外の映像が綺麗に撮影できていなかったのです。

フロントガラスの角度

近年販売されている自動車の多くは、デザインや視認性、空気抵抗の観点から、フロントガラスの角度が小さくなっています。いわゆる水平に近い角度(なるべく寝かせる角度)でフロントガラスが装着されています。

その為、ルームミラー(バックミラー)とフロントガラスの距離は遠くなるわけですが、それはつまり、ミラー型ドライブレコーダーのカメラとフロントガラスまでの距離が離れているということになります。

結果として、特に夜間は、フロントガラスに反射した光が映り込みやすく、肝心な外部の映像が綺麗に撮影できないといった現象が発生するんですね。

フロントガラスに直接貼り付ける通常型ドラレコ

対して、通常タイプのドライブレコーダーは、本体をフロントガラスに直接貼り付けます。従い、カメラとガラスの位置が近いので、夜間でも光が写りこむことは殆どありません。

デメリット2. 撮影範囲が限定的

市販されている多くのミラー型ドライブレコーダーは本体の左端にカメラが付いています。そして、ドライバーみなさんは、ルームミラー(バックミラー)を自分の方、つまり運転席の方向に向けますよね?

ミラー型ドライブレコーダーはルームミラーに被せて取り付ける都合上、ルームミラーと連動して動きます、その為、ドライブレコーダーのカメラの向きは、国産車なら左の方を、左ハンドルの輸入車の場合は、右を向くことになります。

もちろん、ドライブレコーダーのカメラは広い範囲を撮影していますので、死角となる部分は少ないです。

しかし、ドライバーがルームミラーを見やすい位置と、ドライブレコーダーがうまく撮影できる位置が同じとも限りません。

また、雨の日などは、カメラが左を向いているが為に、ワイパー拭き取りの範囲の上を撮影してしまい、雨粒でうまく映像が撮れていないなんてこともあります。

やはり、取付の自由度で勝り、しっかりと正面を向いて映像を撮影する通常のドライブレコーダーに軍配が上がると言えます。

デメリット3. カメラが壊れた場合、ルームミラーに後ろが映らない

ミラー型ドライブレコーダーは、ミラー(鏡)ではなく、モニターです。車に付いているルームミラーに重ねて設置を行う都合上、そのルームミラーに映っている画像は、鏡を通した現実世界ではなく、カメラを通した映像です。

要は、取り付けているのはミラーではなく、モニターという事ですね。あくまで、見た目がミラー「型」なだけです。仕組みとしては、ルームミラーにバックカメラを取り付けて、バックカメラのの映像をミラー型のモニターに出力しているという事です。

一見、バックカメラも取り付けることができて、一石二鳥の感じがしますが、バックカメラが壊れた場合、映像を写せませんので、ルームミラーに何も映らない、つまり、後ろが見れなくなってしまいます。

運転していて、急に後ろが見れなくなったらと考えると、恐ろしいのではないでしょうか。

個別商品の信頼性や耐久性は、商品ごとに異なりますので、あくまで一般論ではありますが、バックカメラとドラレコがセットで付いているのに「安い商品」は気を付ける必要がありますね。

結局、安かろう悪かろうなのです。

デメリット4.運転支援機能付きの車輛は要注意

運転支援機能が付いている車両にミラー型ドライブレコーダーを取り付けるときには注意が必要です。

例えばトヨタセーフティーセンスやスバルのアイサイトなど運転支援機能の一つとしてフロントガラスにカメラが付いているクルマがありますね。

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(トヨタHPより)

そのような運転支援目的のフロントガラスのカメラはちょうどルームミラーの裏側についています。

車種や取り付けている運転支援機能によって変わりますが、カメラが大きくガラスの中で面積を多く占めているものはミラー型ドラレコが付かない可能性があるので、要注意です。

正確に言うと、ミラー型ドラレコを取り付けることは可能ですが、運転支援機能カメラが邪魔をしてうまく映像が撮れない場合があります。

せっかくドライブレコーダーを付けても、写ってるのは運転支援機能だけなんて事も・・・

ミラー型ドラレコを購入する際には、自分のクルマに付くか確認が必要です!

ミラー型ドライブレコーダー商品選びの注意点2つ

それらミラー型ドライブレコーダーの4つのデメリットを理解した上で、良い商品を選ぶ為の注意点が2つあります。

  1. 15,000円以下の商品を選ばない
  2. 対象車両のフロントガラス・ミラー前の障害物(運転支援機能など)を確認する

各々解説します。

商品選びの注意点1. 「1万5,000円」以下の商品は不良率が高い

ミラー型ドライブレコーダーの価格はピンからキリまで存在します。後方カメラがセットで10,000円を切る商品もあれば、30,000円を超える商品も販売されています。

フロントガラスに貼り付けるタイプのドライブレコーダー同じなのですが、「安かろう・悪かろう」がそのまま当てはまります。

これまでの取付実績をもとに振り返ると、「15,000円を下回る商品」の品質は悪く、数日で電源が付かなくなったり、動作が不良を起こし、早々に買い替えされるお客様を多数見てきました。

文字通り「安物買いの銭失い」

「15,000円」という金額の目安は、実績ベースであり、理屈ではないのですが、「20,000 - 30,000円」の商品であれば、品質やその後の対応(不良時の交換やサポート)から安心できます。結局、相対的に割高に見える商品を購入する方が「コスパが良い」のです。

商品選びの注意点2. ミラー前の障害物を確認

既に解説した通り、スバル「アイサイト」搭載車やN-BOXなど、運転支援機能が付いている車で、新車購入時のオプションである大型ルーフコンソール等が付いていると、画角に障害物が写り込んでしまい、ミラー型ドライブレコーダーの機能を果たさない事があります。この問題は、フロントガラスに貼り付けるタイプのドラレコであれば起こらないのですが、車の構造上仕方がないとも言えます。

ご自身が乗られているお車の構造の確認を忘れずに行いましょう。

(参考)スバル・アイサイト搭載車への社外品ドラレコ取付

アイサイト搭載車へのドラレコ取付については

スバル・アイサイトへの社外品ドラレコの正しい選び方と取り付け方法

身を守るために必須のドライブレコーダー。自動車メーカー純正品よりも、社外品が「品質」「コスパ」共に優っています。そこで、SUBARU純正のドラレコしか付けられないと思っていたアイサイト搭載車オーナーの皆様に朗報です。アイサイトが搭載されている車両であっても、社外品・フロントガラスに取り付けるタイプのドライブレコーダーであれば問題なく取付可能です。社外品・ミラー型タイプのドライブレコーダーの場合、ハイビームアシストの有無により注意すべき点がありますが、正しく商品を選べば問題なく取り付けることができます。この記事ではそれら詳細を解説します。

https://seibii.co.jp/blog/contents/subaru_eyesight_driverecorder/

にまとめていますので、参考にしてみてください。

まとめ

ミラー型ドライブレコーダーをお勧めしない4つの理由と、購入時の注意点2つについて解説ました。

もちろん、ミラー型ドライブレコーダーが優れている部分もあります。しかし、フロントガラスに貼り付ける通常タイプのドライブレコーダーは、ドライブレコーダーとしての機能に特化し、余計な機能を付けていない分、前面を撮影する機能はミラータイプと比べて優れているのは事実でしょう。

様々な種類のドライブレコーダーを付けてきたSeibiiのメカニックとしては、通常のドライブレコーダーの購入を原則お勧めします。しかし、2020年以降に販売されており、低価格を売りにしていないミラー型ドライブレコーダーに限っては、デメリットを認識した上で、良い品質の商品も販売されています。重要なことは、値段、機能、製品保証、車の構造を確認した上で、「どの商品を選ぶか」です。

ミラー型ドライブレコーダーを購入したいが、不安を拭えない方は、私たちSeibiiにお気軽にお問い合わせください。無料で商品選びのご相談に応じております。

おすすめドライブレコーダーは

自動車整備士が教える【オススメ】のドライブレコーダーと【トラブル頻出】ドライブレコーダー

私たちSeibii(セイビー )は、沢山のお客様のお車に、様々な種類のドライブレコーダーを取り付けてきました。 その結果、「事後不良・初期不良が起こりやすく正直お客様にはオススメできない製品」や「品質が高くトラブルも起きないことからオススメできる製品」の知識が溜まってきました。 国家資格を有する整備士の観点から、本当にオススメできるドライブレコーダー、また、品質面から要注意のドライブレコーダー、また、発生しやすいトラブル事例6つについて纏めました。

https://seibii.co.jp/blog/contents/mechanic_recommended_nonrecommended_drive_recorders/

に纏めています。ドライブレコーダー選びの際の参考にしてみて下さい。

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